ワンダーワークス、VTuber向けバーチャルプロダクション「CamSpace 3 Essential」を日本提供開始 月額2,980円から・Unreal Engineベース
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ワンダーワークス株式会社は、台湾のZukunft Works Ltd.とのパートナーシップにより、VTuberやライブ配信者、バーチャルコンテンツクリエイター向けのプロ向け制作プラットフォーム「CamSpace 3 Essential」および上位構成「CamSpace 3 Essential + Red Pill Go」の日本国内提供を、2026年6月16日より開始します。Unreal Engineベースの本格的なバーチャルプロダクション環境を、月額2,980円から導入できます。
この記事の要点
- 提供開始日:2026年6月16日(日本国内向け)
- 価格:CamSpace 3 Essential 月額2,980円/年額29,800円、+Red Pill Go 月額5,980円/年額59,800円(いずれも税込)
- 基盤技術:Unreal Engineベース/AIモーションキャプチャ・カメラトラッキング対応
- 必要機材:iPhone+CamVerseアプリ(カメラトラッキング)/Webカメラ+Red Pill Go(モーションキャプチャ)
個人・小規模チームにも本格的なバーチャルプロダクションを

日本は、VTuber文化とバーチャルエンターテインメントの分野において世界的にも大きな存在感を持つ市場です。ライブ配信、音楽活動、映像制作、ファンコミュニケーションなど活動領域は年々広がり、それに伴い視聴者が求める映像品質や演出表現のレベルも高まっています。
一方で、これまで個人クリエイターや小規模チームが本格的なバーチャルプロダクション環境を構築するには、高額な機材、複雑なセットアップ、専門的な技術知識が必要となるケースが少なくありませんでした。CamSpace 3 Essentialは、こうした課題に応えるために開発された、Unreal Engineベースのバーチャルプロダクション環境です。
CamSpace 3 Essentialの主な特長

CamSpace 3 Essentialは、iPhoneとCamVerseアプリを使用して実際のカメラの動きや位置情報を取得し、PC上で動作するCamSpaceに連携することで、バーチャル空間内のカメラトラッキングを実現します。これにより、固定視点だけでなく、ドリーやクレーン、ハンドヘルドのような立体的なカメラワークを取り入れた、臨場感のあるバーチャル映像制作が可能になります。
映像表現にはAAAゲームや映像制作でも利用されるUnreal Engineを採用し、シネマティックな3D空間と高品質なリアルタイムレンダリングを実現。Free-Dカメラトラッキング、バーチャルカメラモード、GLTF/GLBモデルインポート、直感的なクロマキー合成、NDI/Spout対応、USBビデオキャプチャ対応など、バーチャルプロダクションに必要な機能を統合しています。価格は年額29,800円、または月額2,980円(いずれも税込)です。
Red Pill Go構成でモーションキャプチャにも対応

上位構成の「CamSpace 3 Essential + Red Pill Go」は、標準的なWebカメラ、Red Pill Go、CamSpaceを連携させることで、バーチャルキャラクターのモーションキャプチャを実現します。固定カメラでの配信・収録であればWebカメラを中心とした構成でキャラクターの動きを取得でき、iPhoneとCamVerseアプリを併用することで、カメラトラッキングを組み合わせたバーチャルプロダクションにも対応します。
全身・上半身の動きやジェスチャーを反映できるほか、マイク入力を活用したリップシンクや、複数キャラクターによるコラボ配信にも対応します。優先サポートや新機能への早期アクセスも提供され、価格は年額59,800円、または月額5,980円(いずれも税込)となっています。
日本での提供開始と今後の展開
CamSpace 3 EssentialおよびCamSpace 3 Essential + Red Pill Goは、2026年6月16日より、日本国内向けにワンダーワークスを通じて提供を開始します。開発元のZukunft Works Ltd.は台湾を拠点とするバーチャルプロダクションおよびVTuber向けツールの開発企業で、主力製品CamSpaceはAIモーションキャプチャやカメラトラッキング、Art-Net照明制御をUnreal Engineエコシステム上に統合しています。日本のVTuber市場に向けたローカライズ展開として、今後の機能アップデートや国内クリエイターへの普及が注目されます。詳細は公式サイトで案内されています。
感想と展望
これまでスタジオ品質のバーチャルプロダクションは、機材・コスト・専門知識の壁から一部の事業者に限られていました。月額2,980円からという価格設定でUnreal Engineベースの制作環境を個人クリエイターにも開く本サービスは、VTuber制作の裾野を広げる可能性を持っています。とりわけ、カメラトラッキングとモーションキャプチャを構成段階で選べる柔軟さは、配信スタイルや予算に応じた導入をしやすくする点で実用的です。国内のVTuber・配信文化の厚みを踏まえると、こうした制作ツールの選択肢が増えること自体が、表現の多様化を後押しする動きとして歓迎できるでしょう。
出典元:PR TIMES




