ドワンゴとSOZO、「Asia Creators Cross」開始

日本を拠点とする株式会社ドワンゴと、シンガポールを拠点とするSOZO Pte Ltdは、新たに「Asia Creators Cross」という国際的なクリエイター連携プログラムを開始しました。この取り組みは、アジアを起点に世界のクリエイターを繋げることを目的としています。ドワンゴは「ニコニコ超会議」を主催し、SOZOは「アニメ・フェスティバル・アジア」(AFA)を主催しています。それぞれの強みを活かし、クリエイターが国境を越えて活動する場を提供します。
アジアを起点としたグローバルな展開
「Asia Creators Cross」は、日本のクリエイターが世界で、また世界のクリエイターが日本で活躍する機会を創出するものです。国内外の有力なイベントを通じて、クリエイターがファンや仲間、クライアントと出会える場を広げます。さらに、コミュニティの構築、リソースの共有、ネットワーキングを促進し、クリエイターたちの相互交流を図ります。
初の大規模イベントとしてAFAに参加
このプログラムの最初の大きな取り組みとして、2024年11月29日から12月1日にシンガポールで開催される「アニメ・フェスティバル・アジア」に日本のクリエイターが参加します。参加者には、ボカロPの鬱P、Peg、イラストレーターのtamimoon、慧子が含まれており、彼らはステージ出演や作品の展示・販売を通じて、東南アジア地域での認知拡大を目指します。イベントの詳細はAnime Festival Asia公式サイトをご覧ください。
ニコニコ超会議2025でのチャンス
2025年4月に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2025」では、東南アジアのクリエイターが日本で活動できる機会も提供されます。このイベントは、クリエイターが自由に表現活動を行える場であり、2024年には1,100組以上が参加予定です。ドワンゴとSOZOは、これらの活動を通じてアジア圏のクリエイター市場を結びつける架け橋となることを目指しています。
感想と展望
「Asia Creators Cross」は、アジアを基点として、クリエイターが国際的に活躍するための新たなステージを提供する素晴らしい取り組みです。ドワンゴとSOZOによるこの連携は、有力なプラットフォームを持つ両社の強みを最大限に活かしています。今後もクリエイターが新たなチャンスを得られるよう、さらなる展開を期待したいところです。国内外の文化交流が深まり、新たな作品やアーティストの発掘が進み、ますます多様なクリエイティブシーンが育っていくことでしょう。
出典元:PR TIMES