京都、全国初のｅスポーツ専用施設を持つ自治体

京都ｅスポーツ振興協議会（代表幹事：一般社団法人ジャパンｅスポーツアソシエイション（JeSA））によると、京都ｅスポーツ振興事業2024が、京都府の施策「ニュースポーツ・eスポーツ競技環境整備支援事業」の補助金対象事業に認定されました。京都府は、全国で初のｅスポーツ専用施設を持つ自治体として、独自のｅスポーツイベントを継続的に開催しています。

京都ｅスポーツ振興フェス2024、京都サンガスタジアムで開催

12月22日、京都サンガスタジアムby KYOCERAにて、「京都ｅスポーツ振興フェス2024」が開催されました。このイベントでは、「ｅスポーツ大会 京都府知事杯2024 フォートナイト大会」や地域親交型コミュニティ大会を含む多彩なイベントが行われ、eスポーツを活用した新たな地域交流の形が見られました。

DX人材育成事業も好評

今年度のeスポーツを活用したＤＸ人材育成事業では、「eスポーツをしながら英会話を楽しもう！」と「プログラミングしてチーム・自己紹介のホームページを制作しよう！」の2つのセミナーが開かれました。これらは、ｅスポーツを通じてグローバルなスキルを身につけたいと願う多くの参加者から好評を博しました。

eスポーツ就労支援フェスでの新たな交流

eスポーツ就労支援フェスでは、京都府の多くの企業が参加し、学生たちとの直接対話を通じて、ｅスポーツ関連のスキルをいかにして職業として活かすかについての面談会が実施されました。この試みは、京都の若者たちが持つ潜在力を業種横断的に引き出すきっかけとなりました。

感想と展望

京都ｅスポーツ振興事業2024が、京都府の施策として認定されたことにより、ｅスポーツが単なる娯楽を超えて、地域活性化やＤＸ人材の育成を図る新たな重要ツールとなっていることを改めて実感しました。今後は、この「京都モデル」を参考に、全国の自治体で同様の取り組みが広がることを期待しています。eスポーツが持つ交流の力と可能性を、一層多くの人々が享受できる未来を願っています。

出典元：PR TIMES