推し活研究部が明かす推し活動の実態調査:10代が牽引、推し活動はどこまでオープンに?

株式会社ブックリスタ(本社:東京都港区、公式サイト)が運営する「推し活研究部(おしけん!)」が、推しのいるユーザーに向けて行った最新のアンケート調査結果を発表しました。この調査はブックリスタが提供する推し活アプリ Oshibana上で実施されました。
推し活動の中心は10代――主要ジャンルはアニメ、ゲーム
本調査は全国の推し活ユーザー571人を対象に実施され、10代が大半を占める結果となりました。推しの対象ジャンルについては、アニメが54.5%、ゲームが50.1%、マンガが39.1%と「二次元系コンテンツ」が主流を占める一方、VTuberやゲーム配信者など、動画・配信系も高い人気を示しています。これは、リアルタイムでの交流感や親しみやすさが支持されているためです。
推し活のオープン度は?―約4割が中身は語らず
推しの存在についてはおおむねオープンにする人が多い一方で、推し活の具体的な内容については約41.0%が明かしていません。調査では、推しを公言しても、その深い部分までは話さないという慎重派が一定数いることが確認されました。
明かす理由と隠す理由に見る心理
推しを明かす理由としては「友達と盛り上がりたい」「隠すのは面倒」といったポジティブな要素が挙がる一方、隠す理由としては「からかわれるのが嫌だ」「同担拒否」といった防衛的な感情が浮き彫りになりました。特に、からかいに対するトラウマを抱える人もおり、推し活動のオープン度には個々の過去の経験が大きく影響しています。
感想と展望
今回の調査から、推し活ユーザーの多様な価値観や、オープンにするか否かの選択過程が浮かび上がりました。現代は推しについて語りやすい時代である一方で、まだまだ葛藤を抱える人も多いようです。ブックリスタの推し活アプリ Oshibanaは、これらのニーズに応じ、より多様な楽しみ方ができるプラットフォームを提供し続けています。彼らが次にどのような進化を遂げるのか、大いに期待したいところです。
出典元:PR TIMES