日中両国をつなぐビジネスモデルの誕生

西日本鉄道株式会社（公式サイト）が、ライブ配信と電子商取引を融合した『OMAKASE Live（オマカセライブ）』を、2024年11月3日からスタートさせます。このサービスは、同社初の中国人総合職社員である方 玉華（ホウ ギョクカ）氏の想いから生まれたものです。福岡・九州の魅力を中国市場に発信し、日中両国の架け橋となることを目指しています。

ライブコマースで福岡・九州の魅力を届ける

『OMAKASE Live』は、特に中国のユーザーをターゲットに、福岡・九州の自治体や企業の商品を販売します。この事業のユニークな点は、取引に関わるすべての業務を西日本鉄道が一括して行う点です。専属のライバー（Key Opinion Leader）が、出品者と中国ユーザーとのコミュニケーションをサポートし、安心して中国市場に参入することができます。

地域価値の創出と市場拡大への貢献

同社は「まち夢ビジョン2035」でも掲げているように、地域資源に応じたソリューションで新しい価値を創造することを使命としています。『OMAKASE Live』の展開を通じて、地域の優れた商品を中国市場に広め、福岡・九州の認知度向上とインバウンド観光の増加に貢献することを目指しています。

OMAKASE Liveが提供する価値

ユーザーは、小紅書（RED）の公式アカウントを通じて、福岡・九州の上質な商品を購入できます。また、西日本鉄道が培ってきた自治体や企業との関係性を活かし、地域の「いいモノ」を積極的に発掘します。更に、中国市場に精通したスタッフによるコンサルティングやプロモーションも提供します。

今後の展望と実施スケジュール

2024年11月に初のライブ販売を大分県で開始し、2025年にはさらなるエリア展開を予定しています。特にアパレル、工芸品、ジュエリーなど多様な商品ラインナップが見込まれています。出品者向けには、初期費用が不要なため低リスクでの参入が可能です。

感想と展望

『OMAKASE Live』の開始は、日中間の商業の新たな時代の幕開けです。この取り組みが福岡・九州の経済活性化に貢献し、多くの企業に新しいビジネスチャンスをもたらすことを期待しています。今後も地域に根ざした独自のアイデアがグローバルな舞台で活躍できるよう、西日本鉄道が続けてサポートすることを願います。

出典元：PR TIMES