熱狂の決勝戦

タクティカルFPS「VALORANT」の公式オフシーズン大会である「Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier」で、韓国の強豪チームT1が見事に優勝を果たしました。この大会は、アジア太平洋地域の代表チームを決定する戦いとして注目されたもので、10月19日と20日の2日間にわたり、東京都墨田区の両国国技館で開催されました。

大会概要と出場チーム

大会には、アジア太平洋の強豪5チームと、日本予選を勝ち抜いた1チームの計6チームが参加しました。参加チームには、ZETA DIVISION、DetonatioN FocusMeなど、日本を代表するチームも名を連ねました。

白熱した予選と決勝

予選はBO1形式で行われ、多くの接戦が繰り広げられました。特に注目を集めたのは、ZETA DIVISIONとT1の対決。この一戦では、ZETA DIVISIONが序盤に優勢に立ちながらも、T1が中盤にかけて猛烈に追い上げましたが、最終的にはZETA DIVISIONが勝利しました。

DAY2では、ZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeが準決勝で激突し、試合はサドンデスにもつれ込む熱戦となりました。決勝戦はBO5形式で行われ、T1が圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、3-1でZETA DIVISIONを下し、優勝を収めました。

世界大会への挑戦

優勝したT1の選手でMVPを獲得したstax選手は、「優勝できて嬉しい。チームメイトに感謝している。Red Bull Home Ground 2024では、T1としてさらなる高みを目指したい」と語っており、その意気込みが感じられます。

大会模様は、レッドブル・ジャパンのTwitchアカウントで無料で視聴できるため、当日の熱気を再び楽しむことができます。

感想と展望

今回の「Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier」は、大会の規模や参加チームのレベルの高さから、観客にも大きなインパクトを与えるものとなりました。今後、T1の世界舞台での活躍が期待されると共に、他の参加チームの成長と、次なる機会でのリベンジが楽しみです。アジア太平洋地域のeスポーツシーンがさらに盛り上がりを見せる中、ファンの期待も高まるばかりです。

出典元：PR TIMES