メイド喫茶の定番といえば、オムライスに名前やイラストを書く「ケチャップアート」。
その文化を配信でも手軽に取り入れられるのが、Alive Studioの「オムライス装置」 です。

スパチャのお礼として名前を書いたり、演出に使ったりと、配信の“ちょっとした仕掛け”として幅広く活用できます。
操作もシンプルで、初心者でもすぐに使いこなせるのが嬉しいポイント。

本記事では、このオムライス装置の基本的な使い方から、配信で盛り上がるおすすめの活用シーンまで、わかりやすく紹介していきます。

Alive Studioの「オムライス装置」とは

お絵かき系の演出装置のひとつで、配信画面上に置いたオムライスに“ケチャップ風”の線で文字やイラストを書き込める機能。Alive Studioのフリープランで無料で使えます。

クリックするだけで装置として簡単に追加でき、配信中にリアルタイムで落書きが可能。

配信中にワンアクションで場が明るくなるのが大きなポイントです。

こんな人におすすめ！オムライス装置の魅力

• 挨拶や締めにちょっと変化がほしい
  
• 参加型で盛り上がる小ネタがほしい
  
• “遊びの幅”を広げたい
  

メイン企画のつなぎとしても優秀なので、 初心者～中堅ライバーの“配信力の底上げ”に使える機能です。

オムライス装置の使い方

Alive Studioの登録

まず、Alive Studioをまだ使っていない場合は、アカウント登録（無料）後、下記の手順で準備をしましょう。

１．こちらから専用スクリプトをダウンロード
２．OBSに登録
３．カスタムブラウザドックを追加

設定方法の詳細はこちらから確認が可能です。一度設定すると、OBS上にAlive Studioの画面が表示されるようになります。

オムライス装置の設定

「装置」から「オムライス」をクリックするだけで設定完了。

Alive Studioの画面上でマウスやペンタブを使って配信中にリアルタイムで自由に落書きができます。

「戻る」「進む」「クリア」機能もあるので、修正も簡単。

実際に使える“オムライス企画”アイデア

視聴者の指示でお絵かきチャレンジ

視聴者からのお題にその場で応えて描く、参加型のライト企画。
「猫」「推しマーク」など、ゆるいお題ほどコメントが集まりやすく、絵が上手くても苦手でも味のある配信として盛り上がります。尺つなぎにも最適で雑談との相性も抜群。

スパチャのお礼に名前を書くファンサ演出

スパチャ（投げ銭）をくれた人へ「○○さん、スパチャありがとう〜！」と言いながら、オムライスにその場で名前を書いて見せる”ファンサービス演出”としてもおすすめ。

名前が残るのでスクショに残しやすく、視聴者も嬉しいはず。“特別感”を演出できるので、配信のジャンルを問わず活用できます。

 「名前を書きながら雑談する」 という動作が自然に時間をつないでくれるため、 配信の間が埋まり、リスナーの満足度も高まります。

「今描いてるものは何？」リアタイ当てゲーム

オムライスに“何を描いているのか”当ててもらうミニゲーム。正解・不正解でチャットが賑わい、短時間でテンションが上がるのがポイントです。

今日の配信をひとことオムライスで締めくくり

「ありがとう」「また来てね」「おやすみ」など、手書きのあたたかいメッセージが癒やしを演出。

ちょっとしたエンディング演出として最後にひと言書くだけで、配信の印象が一気に強くなります。

応用編：他の装置と組み合わせてもっと楽しい配信に

Alive Studioでは1シーンに3つまで装置を追加可能。
オムライス機能を軸に他の装置と組み合わせれば、小規模でも“企画感”が一気に出ます。

オムライス × お題ルーレット：「出たお題をオムライスに描け！」

お題ルーレットの結果に合わせて、その場でお絵かきしてテンポよく遊べるライト企画。
何が出るかわからないドキドキ感が強く、コメントが増えやすい参加型コンテンツとしてもおすすめです。

Alive Studioではこのお題ルーレットもフリープランで使えます。オリジナルお題で視聴者からお題を募集して入れるのもおすすめ。

お題ルーレットの使い方や詳細は下記の記事で解説しています。

配信のマンネリを一発解消！Alive Studioなら「お題ルーレット」もOBSで簡単設定

オムライス × タイマー「◯秒以内にどれくらい描ける？」

単純なのに盛り上がるチャレンジ枠。◯秒以内、◯分以内など制限時間を変えてクオリティの違いを楽しむのにもおすすめ。

タイマーもAlive Studioのフリープランで使えます。組み合わせて使う場合は、オムライス装置を「別ウィンドウで開く」としておくと便利です。

オムライス × コメント投票「投票で多かったものを描く」

「犬 or 猫」など2択を提示してコメント投票機能と組み合わせて、多かった選択肢をオムライスに描く。視聴者が“自分の選択で配信内容が変わる”体験を作れます。
票が分かれたときの盛り上がりや、少数派の反応も含めて、コミュニティの一体感が強まるのがポイント。

コメント投票機能は、コメント連携によって自動で集計・反映まで行える便利な装置。Alive Studioのプレミアムプランでのみ使用可能です。

まとめ：遊び心が配信を強くする

オムライス装置は、ただの「お絵かき機能」ではなく、名前を書いて感謝を伝えたり、お題に合わせて描いたり、ちょっとした一手間で配信に温度や個性を与えられる“演出ツール”です。

とくに雑談配信や日常配信では、話題の転換や間のつなぎとして活用でき、参加型企画と組み合わせれば、初見でも入りやすい・常連はもっと楽しいコミュニティづくりに大きく貢献します。
難しい操作や準備も不要なので、普段は企画をつくるのが苦手なライバーでも取り入れやすく、 「今日の配信にちょっと遊び心を足したい」と思ったときの心強い味方になります。