910inc、2026年新人VTuberオーディションを開催 募集枠8名・配信売上100%還元、累計フォロワー数200万人の事務所が一年ぶりの募集

株式会社WACTORは2026年5月17日、同社が運営するVライバー事務所910incにて、2026年初となる新人VTuberオーディションの開催を発表しました。募集枠は8名、配信売上100%還元という業界でも珍しい契約形態を打ち出しており、累計フォロワー数200万人・視聴回6,000万回の実績を背景とした、一年ぶりの新人募集となります。

この記事の要点

  • 運営:株式会社WACTOR/VTuber事務所「910inc」
  • 募集枠:新人VTuber 8名
  • 契約形態:配信売上100%還元(未経験者は収益分配型での検討)
  • 応募条件:日本在住・満18歳以上の女性/原則ライブ配信経験者/1年以上の継続活動意欲
  • 事務所実績:累計フォロワー数200万人・視聴回6,000万回、登録者数10〜20万超を複数名輩出

910incが2026年初・一年ぶりの新人VTuberオーディションを開催

WACTORが運営する910incは、VTuber黎明期の2018年創業を起点に、累計フォロワー数200万人・視聴回6,000万回の実績を持ち、チャンネル登録者数10万〜20万超えのライバーを複数名輩出してきた事務所です。3D化による大手音楽・アイドルイベント出演経験も持つ同事務所が、2026年初・一年ぶりの新人VTuberオーディションを開催します。

応募フォームと詳細はWACTOR公式ニュースから確認できます。

910inc所属VTuberのキャラクター集合ビジュアル

「配信売上100%還元」の契約形態と募集要項

910incが特徴的に打ち出しているのが、ライブ配信売上を100%還元する契約形態です。動画投稿による広告収益についても100%還元の対象になるとされ、配信経験のあるVTuberにとっては、自分の数字がそのまま自分に返ってくる体制が用意されているといえます。未経験者の場合は、配信売上100%還元ではなく、収益分配型の契約形態が検討対象となります。

応募の条件は、日本在住の満18歳以上の女性(男性の応募希望者は男性VTuberとしての別デザインで検討)、原則としてVTuberとしてのライブ配信経験者、1年以上安定的にライブ配信活動を継続できる環境と意欲を持つ方とされています。加点評価には、長時間配信ができること、自身で動画編集を行えること、Vsingerとして本気で音楽活動ができること、VTuberとしての数値を実績で説明できること、などが挙げられています。

3D化・音楽コンテンツ・大手企業案件への接続

910incは音楽コンテンツへの取り組みでも実績を持ち、にじさんじ・ホロライブ所属VTuberも出演した音楽フェスへの出演実績や、ニコニコ超会議VTuber Fes Japan、TOKYO IDOL FESTIVALバーチャルTIF、深海フェスといったイベント出演経験を有しています。エイベックス・エンタテイメントが運営するBIG UP!を介した楽曲配信や、40mP氏・*Luna氏といった著名ボカロPによるオリジナル楽曲制作実績も持ち合わせています。

また、WACTORはVTuberマーケティング特化の広告代理店としても展開しており、DMM.com・Aniplex・avex・GREE・SEGA・KADOKAWA・CAPCOM・GiGO・TikTok・博報堂・電通など大手企業との取引実績を有しています。所属VTuberにとっては、3D化・音楽展開・案件獲得の動線が事務所側に揃っている形です。

今後の展開――応募はオーディションフォームから

910inc新人VTuberオーディション2026への応募は、公式オーディション応募フォームから受け付けています。配信経験を活かして100%還元の枠で挑むか、収益分配型でゼロから始めるか、それぞれの状況に応じた選択肢が用意されています。

感想と展望

VTuber事務所の契約条件は外側からは見えにくく、応募者から見れば「割の良し悪し」を判断する材料が不足しがちなのが実情です。910incが「配信売上100%還元」を全面に押し出してオーディション要項を組み立てたことは、事務所選びの軸として「数字をそのまま返す」というシンプルな価値提案を明示した動きだと受け止められます。同時に、未経験者向けには収益分配型の枠を別途用意することで、間口を狭めない設計にしている点も実務的です。事務所案件と直接営業の両方を抱える広告代理店機能・グッズ製造機能・オンラインくじFAPONなど、所属VTuberが乗れる横展開の動線を事務所側に揃えている点と組み合わせると、「個人V寄りの活動スタイルと、事務所のリソース活用を両立したい人」にとっての受け皿が一段くっきり見えてきます。

出典元:PR TIMES

この記事を書いた人

ストマガ編集部

「ストリーマーマガジン」は、VTuberや配信クリエイターに興味がある方、ご自身でも活動されている方、そしてこれから配信をはじめてみたい方を応援するWebメディアです。 配信初心者さんからベテランさんまで、幅広く楽しめる情報をお届けします。

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