株式会社 unbot、AI技術を活用したライブコマース支援サービスを開始

AIライブとは?

中国市場に特化したデジタルマーケティングを展開する株式会社 unbot(代表取締役社⻑:中町秀慶)が、新たにAI技術を活用したライブコマース支援サービスを開始しました。このサービスは、「AIライブ」と呼ばれ、AI技術で作り出したバーチャルなキャラクター(AIライバー)によるライブコマースを指します。

AIライブのメリット

長時間ライブの実施が可能

AIライブでは、AI技術を活用してブランドのイメージに合ったバーチャルキャラクターを作り出すことができます。このキャラクターは24時間続けてライブ配信を行うことが可能で、ライバーの選定やスケジュール調整といった手間を省くことができます。

ライブ配信のリスクを低減

AIが事前に用意された脚本を読み上げるため、人間による言い間違いやミスを防ぐことができます。特に中国市場ではクーポンや割引条件が複雑であり、配信内容のミスは大きなリスクとなります。また、不祥事による炎上リスクも低減させることができます。

管理コストの改善

実際の人物を起用するよりも低コストで運用ができることに加え、AIライブでは常に担当者がライブを監視する必要がないため、管理コストも大幅に削減できます。

今後の動向とunbotの取り組み

AIライブは商業活用が始まったばかりの技術であり、現在各ECプラットフォームでのルール整備や技術的な改善が進められています。将来的にはさらに多くの企業がAIライブを活用し、ブランドの訴求力を高めるための重要なツールとなることが期待されています。

実際、unbotはすでに複数の日系ブランドとの協力を開始し、Tmallや抖音などの主要ECプラットフォームでAIライブサービスの導入を進めています。現地社員と日本語対応のスタッフが連携し、日本企業向けのサポート体制も整っています。

ターゲットとなる企業

予算が限られている企業

ライブコマースの重要性は理解しているものの、いきなりの大規模投資が難しい企業にとって、AIライブはテストマーケティングを含めた小規模な展開が可能です。

人的リソースが限られている企業

ライバーの選定やスケジュール管理に時間を取られず、低コストでライブの品質管理とリスク管理を行うことができます。

日本語でのコミュニケーションを希望する企業

unbotのサービスは日本語対応のスタッフによるサポートが受けられるため、言語面での不安を抑えた運営が可能です。

株式会社 unbotについて

株式会社 unbotは中国現地に運営拠点を持ち、中国市場向けのデジタルマーケティング事業を展開しています。また、日本のエンターテインメントコンテンツの海外発信にも力を入れています。「世界で一番多くの想い出を創造する会社」をミッションに掲げ、ITを駆使して企業価値の向上を目指しています。

感想と展望

AI技術の進化により、デジタルマーケティングの領域に新たな可能性が広がっています。unbotのAIライブサービスは、中国市場でのEC運営に新しい風を送り込むでしょう。今後も技術革新が進む中で、AIライブがどう進化し、各ブランドにどのようなメリットをもたらすのか注目されます。

出典元:PR TIMES

この記事を書いた人

               

ストマガ編集部

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