シンガポールで世界的イベントに登壇

パラレル株式会社は、2024年11月22日、シンガポールで開催された「CEE 2024」に登壇し、OpenAIの「リアルタイムAPI」を活用した新しいAIユースケースを発表しました。このイベントは、リアルタイムエンゲージメントAPIで知られるAgoraがOracleと共催し、2回目の開催となる技術ショーケースです。日本からは唯一、パラレルが登壇者として参加しました。

新たな遊び方を提示

パラレルが発表したのは、Agoraの音声ミキシング技術とOpenAIのリアルタイムAPIを組み合わせた画期的な次世代SNSユースケースです。例えば、ユーザーが友達を待つ時間にAIが話し相手となり、集まった友達と一緒にミニゲームをするとAIが実況者として盛り上げるなどの機能が紹介されました。これにより、AIがユーザーのコミュニケーションをサポートし、ゲーム体験をさらに豊かにします。

パラレルの開発責任者である吉牟田陽平氏は、AIと共に遊ぶ新しいスタイルを提案しました。ユーザーの状況やプレイスタイルに応じてAIが最適な役割を果たします。今後も研究開発を続け、よりインタラクティブで楽しいSNS体験を提供する予定です。

パラレルの成長と未来への展望

パラレルは、累計ダウンロード数が800万を超え、Z世代に特に高い人気を誇る日本の大手ソーシャルアプリです。これまでに約29億円を調達するなど、日本発のスタートアップとしても注目されています。

AI技術の進展が、パラレルのような新興企業にどのような新しいサービスの可能性をもたらすのか、今後の展開に期待が高まります。それにより、SNS体験はさらに進化し、日常生活を彩る存在となるでしょう。パラレルの今後の革新に目が離せません。

出典元：PR TIMES