アジャイルメディア・ネットワーク株式会社（AMN）がインフルエンサーZ株式会社と共同で、新たな合弁会社「株式会社V-TOKER」を設立し、新たなVtoker事業を開始することを発表しました。この動きは、SNSを中心としたファンマーケティング支援を行う両社にとって、大きな転機となります。

ファンマーケティングの新たな可能性

AMNは、SNSを通じてブランドの熱心なファンを「アンバサダー」として育成し、その活動を支援しています。この合弁会社設立により、200ブランド以上、累計240万人以上のファンコミュニティ運営の実績を生かし、V-Liver事業の拡大を図ります。

インフルエンサーZが持つ技術と知見

インフルエンサーZは、SNS運用代行サービス「AgentZ」やライバー事務所「LIVER Z」などを運営し、SNSやAIを活用した先進的なサービスを提供しています。同社が持つTikTokに特化したVライバーの可能性を、今回の合弁会社で一層追求することになります。

Vtoker事業の多角的な収益モデル

新会社「V-TOKER」は、Vtokerのプロダクションとしての役割を担い、ライバーの育成や支援を行います。具体的には、TikTokでのライブ配信を通じた収益を得るとともに、企業PR案件やシンプル動画広告の紹介による手数料収入、またキャラクターデザインを活用したファングッズの制作販売を予定しています。さらに、リアルイベントの開催やライブコマースとの連動を通じ、多角的な収益化を見込んでいます。

感想と展望

AMNとインフルエンサーZの強固なパートナーシップにより、ファンマーケティングの新たなステージが幕を開けます。Vtoker事業の成功は、両社の持つリソースとノウハウを最大限に活用することで実現されるでしょう。今後、魅力的なVtokerの誕生とその活動の拡大により、新たなエンターテインメント体験が私たちを待っているに違いありません。

出典元：PR TIMES