東京ドームで開催される野球eスポーツの頂点を目指す

株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、11月に東京ドームで開催される野球eスポーツの世界大会「ヒューガン eプレミア12」に、日本代表としてSHORA選手が選出されたことを発表しました。「ヒューガン WBSC eプレミア12 2024」は、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が主催し、コナミデジタルエンタテインメントが発売する公式野球ゲーム『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』を競技タイトルとして実施されるeスポーツの世界大会です。詳しい大会情報は公式サイトをご覧ください。

日本代表を決定する激戦

日本代表選考のため、世界各地で予選が行われました。そして9月29日、東京ゲームショウ2024のステージでSHORA選手が堂々と日本代表の座を勝ち取りました。このステージには、3月の世界大会優勝者であるSHORA選手だけでなく、グローバル予選を勝ち抜いたNEGRAY選手やTomokun選手、そして東京ゲームショウ2024当日の日本予選勝者であるDOIYA選手が集結。手に汗握る激戦の結果、SHORA選手が9-2で逆転勝利を収め、その技術と戦略で日本代表としての栄誉を手にしました。この大会の模様はYouTubeで配信され、多くのファンが見守りました。

海外予選も激戦！各地の選手が続々と決定

日本だけでなく、メキシコではBen Zen選手、チャイニーズ・タイペイではCMWANG選手とSHE SHE（蛇蛇）選手が「ヒューガン eプレミア12」の出場権を獲得。これまでに7名の選手が本大会への出場権を手にしています。10月5日にはヨーロッパ予選も予定されており、続々と挑戦者が名乗りを上げています。

大会の流れ

「ヒューガン eプレミア12」のオープニングラウンドは10月26日にアメリカでグループAが開幕し、11月2日にはチャイニーズ・タイペイでグループBが行われます。その後、上位の4選手は東京で決勝戦を迎え、11月23日に東京ドームで行われる予定です。この決勝戦の模様は、同日に開催される「プレミア12」に合わせて行われるため、両方のイベントを楽しむことができます。

eスポーツとしての新たな挑戦

コナミデジタルエンタテインメントは、これまでにも「パワフルプロ野球」シリーズの全国大会を開催するなど、野球eスポーツの普及と拡大に取り組んできました。2018年からは日本野球機構（NPB）と共同でeスポーツのプロリーグも開催しており、今後も世界の舞台でさらなる成長を目指しています。WBSCとともに国際的な野球人口の拡大にも勤めており、「オリンピックバーチャルシリーズ」などでも「パワフルプロ野球」が選出されるなど、各地でその人気は高まっています。

感想と展望

「ヒューガン eプレミア12」の開催により、eスポーツとしての野球が更に盛り上がりを見せること間違いありません。各国の代表選手が集まり、ハイレベルな対戦を繰り広げることは、野球ファンだけでなく、eスポーツファンにも大きな魅力となるでしょう。国内外問わず、より多くの人々がこの新しいスポーツに触れ、その楽しさを体験できることを期待しています。

出典元：PR TIMES