配信を始めたばかりの頃は、視聴者数が伸び悩み、せっかく配信をしても人が来ない…人がいなくて0人なんてこともよくあることです。なので配信をするモチベーションも維持しにくいですよね。

しかし、視聴者数が0人の状態でも、配信を続けることには大きな意味があります。

この記事では、視聴者ゼロの状況でも配信を続けるべき理由と、過疎配信を改善するための具体的なポイントを解説していきます。あなたの配信を盛り上げるヒントがきっと見つかるはずです。

配信の視聴者が0人でも喋るべき理由

配信中に視聴者が0人の場合でも喋り続けることに意味を感じない方もいるかもしれません。しかし、それは非常にもったいない考え方です。なぜなら、たとえ視聴者がいなくても、配信を続けることは、あなたの配信者としての成長に不可欠だからです。

具体的な理由としては、トークスキルの向上、新規リスナーへの好印象、そしてアーカイブ視聴者への配慮など、様々な側面でメリットがあるからです。

4つの理由を詳しく解説していきましょう。

自分のトークスキルを磨ける

視聴者がいない時間は、トークスキルを練習し成長させるチャンスです。無観客の状態でも話を続けることで、話題の引き出しを増やし、言葉のテンポや表現力を高めることができます。これにより、将来的に視聴者が増えた際にも自然に楽しい会話ができるようになります。

さらに、無観客状態での配信は、自己分析の絶好の機会です。自分のトークの癖や改善点を発見し、より魅力的な配信者へと成長するための貴重な時間となります。

新規リスナーの離脱を防げる

配信中に視聴者が0人であっても、喋り続けることは新規リスナーの離脱を防ぐために重要です。

配信を閲覧しているユーザーの多くは、無言状態の配信に対して興味を持ちにくく、すぐに離脱してしまう傾向があります。そのため、視聴者がいない時間でもトークを続けることで、偶然訪れた新規リスナーが「会話が続いていて楽しそう」と感じ、配信に留まりやすくなります。

また、コメントが少なくても反応する姿勢を見せることも重要です。新規リスナーがコメントをしようか迷っている場合でも、あなたが喋り続けていれば「この配信には反応してもらえそうだ」と感じ、積極的にコメントを残してくれる可能性が高まります。

アーカイブ視聴者を意識

多くの配信プラットフォームではアーカイブ機能があります。後から動画を視聴するユーザーにとっても空白時間がない配信のほうが魅力的です。この意識で話し続けることは、リスナーとの間接的な接点を増やす有効な手段となります。

また、アーカイブに残ることを意識して話すことで、自分の話す内容の質も意識するようになります。アーカイブを視聴する人は、リアルタイムの視聴者と同じように、配信者の個性や魅力を知りたいと思っています。そのため、常にリスナーを意識した質の高い配信を心がけることが、視聴者増加への大切な一歩となるでしょう。

継続することで得られる成長

配信を続けること自体が成功への一歩です。初めは0人でも、話し続ける習慣と工夫を重ねることで少しずつリスナーが増え、配信の質も向上していくでしょう。練習の機会だと思い、積極的に配信を継続することが重要です。

0人配信は、まるで誰もいない舞台で一人芝居をするようなものですが、その経験があなたの配信者としての土台を築きます。試行錯誤を繰り返す中で、トークスキルだけでなく、精神力も鍛えられるでしょう。そして、その成長は必ず次のステップへと繋がります。

以上、4つの理由を解説しましたが、重要なのは継続と工夫が成功のカギです。ぜひ積極的に喋り続けてみてください。

雑談配信で人が来ない主な原因

雑談配信で視聴者が集まらない原因は様々ですが、いくつかのポイントを押さえることで改善が可能です。以下に主な原因をまとめました。

配信アプリやプラットフォームの選定ミス

利用者数が少ない配信アプリを選ぶと、潜在的な視聴者が限られてしまいます。特に初心者の場合、認知度が高く視聴者が多いアプリを選ぶことが重要です。「Pococha」や「17LIVE」などは、初心者の配信が目立ちやすい仕組みがあるためおすすめです。

また、アバターを使って配信する際は「IRIAM（イリアム）」や「REALITY」などの利用者が多いサービスを検討してみましょう。

YouTubeのような巨大プラットフォームはリスナーが多いものの配信者も多く、見つけてもらうまでが大変です。地道な動画投稿とセットで行わないと最初は人が集まりにくいので、まずは雑談配信だけでという場合は前述のサービスを利用してみましょう。

配信する時間帯・頻度の不安定さ

不規則な配信スケジュールだと、視聴者が次回の配信を予測できず、リピーターになりにくいです。視聴者が集まりやすい時間帯を探し、スケジュールを固定することで、定期的に訪れる視聴者が増えます。

3. 話題が視聴者に響いていない

雑談内容が興味を引かない場合、視聴者は離れてしまいます。人気のドラマやゲームなど、ターゲット層に合った話題を選ぶことがポイントです。

4. プロモーション不足

配信告知をSNSなどで行わないと、新規視聴者に見つけてもらう機会が減ります。XやTikTokなどを活用して積極的に宣伝しましょう。

5. 無言の時間が多い

無言が続くと、視聴者は退屈してしまいます。視聴者がいなくても喋り続ける練習をすることで、配信の魅力を高めることができます。

これらの要因を一つずつ改善していくことで、雑談配信の過疎状態を脱却する第一歩になります。

視聴者を増やすための改善ポイント

視聴者を増やすためには、配信の雰囲気や戦略性を高めることが重要です。以下に具体的な改善ポイントを紹介します。

コメントしやすい雰囲気づくり

視聴者がコメントしやすい環境を整えることで、配信中の活発なコミュニケーションが期待できます。具体的には以下を意識しましょう。

• 配信中はテンポよく話すことを心がける
• 「○○についてどう思いますか？」など、質問形式で話題を振る
• 視聴者のコメントに対してリアクションを素早く行い、親近感を持たせる

配信の継続性とスケジュールの固定化

配信時間や頻度が不定期だと、視聴者は次回の配信を予測しにくくなります。配信スケジュールをあらかじめ決めておき、SNSなどで告知することをおすすめします。たとえば、「毎週○曜日の20時から配信」といった固定スケジュールが効果的です。

SNSや他メディアを活用したプロモーション

XやTikTokなどを活用して、配信の告知やリスナーとの交流を増やしましょう。また、他の配信者とコラボレーションすることで、双方のリスナーを共有することも可能です。コラボ配信は視聴者の増加に繋がる有効な手段です。

配信ジャンルの工夫

雑談だけでなく、以下のような特化テーマを取り入れることで新しい層の視聴者を引き付けられます。

おすすめジャンル	特徴
ゲーム実況	リスナーを巻き込んだ盛り上がりが期待できる
音楽・パフォーマンス	自分の特技をアピールできるチャンス
トレンド話題	共感を得やすく、コメントが増えやすい

配信アプリやプラットフォームの選び直し

視聴者が多いプラットフォームを選ぶことで、露出機会を増やせます。たとえば、17LIVEやTikTokは初心者でも視聴者を獲得しやすい環境が整っています。

また、プラットフォームによっては、配信者向けのサポートプログラムやイベントが充実している場合もあります。これらのプラットフォームを積極的に活用することで、新規視聴者の目に留まる機会を増やしコミュニティを拡大していくことが可能です。

さらに、一つのプラットフォームに絞らず複数のプラットフォームで同時に配信を行うことで、より多くの視聴者へアプローチする戦略も有効です。

努力と工夫を続けることで、魅力的な配信を作り上げ、視聴者を増やすことが可能です。

リスナー0人の時でも喋り続けるヒント

リスナーが0人の時間でも喋るべき理由をお話しましたが、実際に話し続けるのは大変ですよね。そこで、配信を始めたばかりで何を話せば良いか分からない、という方のために、一人でも楽しく話せるコツを紹介します。これらのヒントを参考に、ぜひ配信をとりくんでみてください。

話す内容のネタやテーマを事前に準備しておく

話すネタを事前にリストアップしておけば、沈黙してしまうことを防ぎ、スムーズに配信を進めることができます。

例えば、「最近ハマっていること」「好きな映画の解説」「視聴者とやってみたい企画」などをメモしておきましょう。

ネタに関しては「雑談配信のネタ一覧初心者でもすぐ使える鉄板ネタ・話題リスト」をぜひ参考にしてみてください！

実生活や興味深いエピソードを共有する

日常で起こった出来事や過去の体験談などを語ることで、あなたの人間味を伝えることができます。

ただし、個人情報やプライベートな情報の共有は避け、適切な範囲で話すようにしましょう。

話すネタがない時でも、実生活での出来事を共有することで、自然なトークを展開することができます。

質問形式で自問自答をする

視聴者からのコメントがない場合は、自分自身に質問を投げかけ、それに答えるという形式でトークを進めてみましょう。

例えば、「今一番欲しいものは？」「無人島に一つだけ持っていくとしたら何？」といった質問を投げかけ、その理由や背景を説明することで、あなた自身をより深く知ってもらうきっかけになります。

トレンドやニュースを取り入れる

最新のトレンドやニュースを取り入れることで、視聴者の興味を引き、会話のきっかけを生み出すことができます。

エンタメニュースや話題のゲームなど、多くの人が関心を持つ話題を選ぶことがポイントです。

雑談配信に役立つおすすめの習慣

雑談配信をより良くしていくために、ぜひ習慣化したいポイントを3つご紹介します。トークスキル向上やモチベーション維持の参考にしてみてください。

雑談配信をより良くしていくために、ぜひ習慣化したいポイントを3つご紹介します。トークスキル向上やモチベーション維持に効果的です。

トークテーマのリサーチを日常的に行う

普段からアンテナを高くして、雑談のネタになりそうな情報を集める習慣をつけましょう。

情報源	具体的な方法
ニュースサイト	主要ニュースや話題の出来事をチェック
SNS	トレンドのハッシュタグや話題の人物を調べる
趣味のコミュニティ	自分の趣味に関する最新情報やイベント情報を集める

雑談配信の鉄板ネタや話題がきになる方は、次の記事も参考にしてみてください。

雑談配信のネタ一覧｜初心者でもすぐ使える鉄板ネタ・話題リスト！

他の配信者を参考にする

人気配信者の配信を見て、トークスキルや配信の構成、視聴者とのコミュニケーション方法などを研究してみましょう。どのようなトークや雰囲気づくりが効果的なのかを学ぶことはとても有益です。

その際、自分の個性をどう活かすかを考えると、より魅力的な配信につながる自分に合うやり方を見つけるヒントになります。

雑談配信が上手い人の特徴やポイントについては、次の記事で解説しています。

雑談配信が上手い人の特徴は？初めてでもつまらないなんて言わせない！コツやポイントを解説！

お題ルーレットを利用する

「Alive Studio」という配信者を支援するサービスには、トークテーマがランダムで選ばれるお題ルーレットや、自分でお題を複数指定できるカスタムルーレットといった、雑談を支援するギミックが備わっています。

自分から切り出すのは難しいテーマでも、「ルーレットで出たから…」という体裁で話すことができるのは気が楽ですし、毎日自分でトークテーマを考えなくてもいいのは便利です。

話が終わってしまったらルーレットを回せば新たなテーマに移れるので、ネタが尽きて気まずい思いをする機会を減らせるでしょう。

小さな成功体験を記録してモチベーションを維持する

配信活動は、時に孤独な作業になりがちです。特にリスナーが少ない時期は、モチベーション維持が大きな課題となります。始めたばかりの頃は、なかなか思うように人が集まらず、諦めてしまう人も少なくありません。

しかし、どんなに小さなことでも良いので、成功体験を記録していくことで、モチベーションを維持し、継続的な配信活動に繋げることができます。例えば、「初めてコメントが来た時の喜び」や「視聴者が10人を超えた時の達成感」など、感情とセットで記録することで、モチベーション向上に繋がります。

また、これらの記録を振り返ることで、自分の成長を実感し、自信をつけることができます。

なお、OBSでお題ルーレットを使う方法については、下記の記事でも紹介しています。

OBSでお題ルーレットを使う方法！設定手順やおすすめツールも合わせて紹介

まとめ

雑談配信で視聴者が0人の時でも喋り続けることは、自分のスキル向上や新たな可能性を切り開く重要なステップです。

無言を避けて喋り続けることで、新規視聴者が来た際の第一印象を良くし、アーカイブ視聴者にも魅力的なコンテンツを提供できます。また、継続して取り組むことで、トークスキルが磨かれ、配信者としての成長を実感できるでしょう。

改善ポイントとしては、配信のスケジュールを固定化し、SNSなどを活用して効果的にプロモーションを行うことが挙げられます。さらに、視聴者がコメントしやすい雰囲気を作る工夫や、興味を引くトークテーマを準備しておくことも大切です。

そして、配信の成功には「継続」と「工夫」が鍵です。地道な努力を積み重ねることで、配信が少しずつ改善され、視聴者数の向上にも繋がるので、この記事の内容を参考に諦めずに挑戦し続けてくださいね。

「0人配信」を抜け出したら、次に考えたいこと

配信を続けていれば、徐々に視聴者が増えてくるタイミングがやってきます。
そんな時、「そろそろ配信画面も整えてみようかな」と思ったことはありませんか？
配信画面デザインサービス「Alive Studio」なら、直感的な操作で、あっという間にあなたらしい配信画面が完成します。

• VTuber向け素材制作チーム「うさねこメモリー」提供の背景・小物素材が1,000種類以上使い放題！
• 音楽素材サイト「魔王魂」提供のBGMが100曲以上使い放題！
• お題ルーレット・カウンター機能搭載！
• 全機能使えて、月額980円（税込）！

「配信をもっと自分らしく整えたい」「視聴者とのやり取りをもっと楽しみたい」
そんな方は、ぜひ「Alive Studio」をお試しください。

＼ まずは無料お試し7日間！あなたの配信をワンランクアップ！ ／