Razer「Seiren V3 Pro」発表 32bitフロート録音・USB-C/XLRデュアル接続対応、希望小売価格249.99米ドルのプロ向けダイナミックマイク

Razer Seiren V3 Pro 製品ビジュアル

Razer Japan株式会社は、プロフェッショナル品質の音声を複雑な設定なしで実現するダイナミックマイク「Razer Seiren V3 Pro」を発表しました。32bitフロート録音や内蔵DSP、USB Type-C/XLRのデュアル接続に対応し、配信を始めたばかりのクリエイターから経験豊富な配信者まで幅広く対応します。希望小売価格は249.99米ドルです。

この記事の要点

  • 製品名:Razer Seiren V3 Pro(ダイナミックマイク)
  • 接続方式:USB Type-C/XLRのデュアル接続
  • 主な機能:32bitフロート録音、内蔵DSP(AIノイズ除去・コンプレッサー等)、Chroma RGB
  • 希望小売価格:249.99米ドル/289.99ユーロ(日本国内価格・発売時期は別途)

スタジオ品質を実現する32bitフロート録音

Seiren V3 Proは、Windows環境においてRazer Synapse経由で32bitフロート録音に対応しています。これはプロフェッショナルなレコーディングスタジオでも採用されている録音方式で、その高品質な収録体験を手軽に利用できるようにしたものです。

一般的な24bit録音と比べ、32bitフロート録音は大幅に広いダイナミックレンジを実現し、大音量や変化の大きい音源でも音割れ(クリッピング)を抑えながら細かな音のニュアンスまで記録します。その結果、より広い録音余裕度(ヘッドルーム)と優れた音声再現性を実現し、収録後の編集・補正作業の負担を軽減します。

Razer Seiren V3 Proを使った配信環境

内蔵DSPとデュアル接続、象徴的なChromaライティング

Seiren V3 Proの中核となるのは、ホストPCに依存せずマイク本体で直接音声処理を行う内蔵オーディオDSPです。AIノイズ除去、コンプレッサー、リミッター、エキスパンダーなどの処理を本体に搭載しており、プラグインや追加処理なしで、クリアで温かみのある配信品質のサウンドを出力します。

接続はUSB Type-CとXLRのデュアル対応で、シンプルなプラグアンドプレイから、オーディオインターフェースやミキサーを活用した本格的なXLR環境まで柔軟に対応します。カーディオイド指向性の30mmダイナミックカプセルを搭載し、50Hz〜16kHzの帯域をカバー。さらにRazer Chroma RGBライティングリングが、ゲインレベルやミュート状態、入力ピークの状況をリアルタイムで視覚的にフィードバックします。

Razer Seiren V3 ProのChroma RGBライティングとミュートボタン

堅牢設計と直感的なコントロール

長期間の使用を想定し、振動の影響を抑える音響チューニングを施した亜鉛製ユニボディ構造を採用しています。内蔵ショックアブソーバーと着脱可能なポップフィルターにより、操作時の振動音や破裂音(ポップノイズ)を低減し、付属の振動低減機構付き可動式アームマウントで最適な位置に設置できます。

本体には物理ゲインダイヤルを備え、手元で直感的に音量を調整できます。LEDインジケーター付きのタッチ式ミュートボタンにより、配信中でも瞬時に音声のオン/オフを操作可能です。配信用マイクの選び方については、過去記事でも必要性や予算別の選び方を解説しています。

今後の展開:価格・販売情報

Razer Seiren V3 Proの希望小売価格は249.99米ドル/289.99ユーロで、現在Razer.comやRazerStore、世界各国の一部販売店で販売中です。なお、この価格・販売情報はグローバル発表時点の内容で、日本国内での販売価格や発売時期は異なる場合があります。製品の詳細はRazer公式の製品ページで確認できます。

感想と展望

「初心者にはUSBで手軽に、ステップアップ時にはXLRで本格的に」という1本で長く使える設計は、配信を始めて機材を少しずつ整えていくクリエイターの実情に寄り添ったものだと感じます。とくに32bitフロート録音と本体内蔵DSPの組み合わせは、編集の手間を抑えつつ音質を底上げできる点で、配信・収録の両面で扱いやすそうです。日本国内での販売価格と発売時期の続報が待たれます。

出典元:PR TIMES

この記事を書いた人

ストマガ編集部

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