【TGS2024】東京ゲームショウ2024 防音ブース体験レポート

2024年9月26日〜29日に幕張メッセで行われたゲームの祭典「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」には行かれましたか?

ゲーム配信を中心に活動されている方はもちろん、ゲームをやるのが好き、見るのが好きという方にも大注目のイベントでしたよね。

ストマガ編集部でもビジネスデイに取材に行ってきました。超人気ゲームのレポートは各ゲームメディアに譲って、この記事では配信者目線のニッチな話題をレポートしたいと思います!

編集部員 おかき
編集部員 おかき

・・・・・

え!おかきちゃんどうしたの!?

想ふうか
想ふうか
編集部員 おかき
編集部員 おかき

は!ふうかさん!TGSのダメージ(筋肉痛)で意識が飛んでました・・・!

会場が広すぎてファストトラベル ポートはどこ!?って思ったよね!

想ふうか
想ふうか

歴代2位!27万人を超える来場者で大盛況

東京ゲームショウ2024の総入場者数は27万人を超え、昨年より3万人増と大盛況でした。取材を行った27日は雨が降り、気温がそこまで上昇しなかったこともあって比較的過ごしやすかったのですが、それでも人混みを歩き回ったり、目当てのブースに並んだりで体力を持っていかれるので、試供品で配布されていたエナジードリンクは来場者にとっての “ポーション”(FFなどの回復薬)となったことでしょう。

ゲーム配信の人気ランキングでも常連の『ストリートファイター』や『モンスターハンター』のブースはたくさんの人で賑わっていましたが、特にシリーズ新作『モンスターハンターワイルズ』は未発売のタイトルを試遊できるとあって注目度も高く、ブース自体も破格の広さで多くの来場者がPRコンテンツや試遊の様子に足を止めていました。

このかっこいい世界にはどうやったら転生できるのか・・・
想ふうか
想ふうか

モンハンを試遊した感想はどうだった?

え?試遊はしてませんけど?

編集部員 おかき
編集部員 おかき
想ふうか
想ふうか

ええー!一狩りくらいしたらよかったのに・・・じゃあ、何を取材してたの?

思いきり配信を楽しむために必要なアレです!

編集部員 おかき
編集部員 おかき

心置きなく配信したい!防音ブースの最新事情

ゲーム配信者でもVTuberでも、やっぱり気になるのは配信時の音(声)ではないでしょうか?同居の家族がいる人はもちろん、時間帯によっては隣室の住人に迷惑が掛からないか気になってしまいますよね。

とはいえ、声を落として盛り上げる、というのも難しいものです。格ゲーで僅差で競り勝った時に小声で「よしっ」とガッツポーズするのと、「いよっしゃぁああああ!!!!」と雄叫びをあげられるのでは配信の盛り上がりにかなりの違いがあるはず。

そこで注目を集めているのが個人向けの防音ブースです。従来、防音技術は音楽関係者など楽器を使われる方の需要が多かったようですが、現在は配信者からの需要もかなり高まっているとのこと。

ブースではないのですが、圧倒的な防音性を誇っていたのが株式会社リブランマインドの『ゲーミングマンション』で、会場では特設ブース(マンションと防音構造を同じくするもの)に入って大声を出す体験会を実施しており、120db(デシベル)という飛行機の音に匹敵する大声でも周囲には音が漏れていませんでした。

とはいえ、配信のために誰もがマンションの1室を借りたり、引越しできるわけではないと思うので、おすすめなのが室内に設置できるタイプの防音ブースです。

筆者もいくつか体験したので、感想を記載しておきます。

  • 『ONE-Z loft』川上産業株式会社

    ロフトベッドの下に設置できるタイプなので、すでにロフトベッドを使用している方は特に導入しやすいと思いました。素材はプラパールというポリプロピレンなので軽く、設置しやすい印象です。

    ケーブル配線孔は2箇所、市販のファンを4基取付可能。遮音効果は-15〜-20dbと控えめですが、家族が別室で寝ていても自室のドアを閉めている状態なら気にならないレベル(個人差があります)というお話でした。

    高さ的に座椅子タイプまでしか導入出来ないので、シュッとした姿勢を維持したい配信の場合は少し勝手が悪いかもしれません。
    逆に座椅子でも問題ないという場合は他のブースと違って足を投げ出すような格好になれるので、長時間のゲームプレイでも身体への負担は少なく、魅力の一つになりそうです。腕などもしっかり伸ばせました。

    外寸サイズ:W1940mm × D980mm × H1380mm
    価格(記事執筆時点):165,000円(税込)
  • 『VERY-Q Plus ゼロハチ』宮地楽器

    グラスウールや防音材を使用した特殊生地で作られおり、見た目もフェルトのような質感でシックかつスタイリッシュなので、インテリアを気にされる方にもおすすめです。背が高いので入った時の圧迫感がなく、腕を伸ばしてほぐすといったことも可能でした。

    遮音効果は-30dbで、掃除機の音がささやき声になるようなイメージなので、かなり効果は高いと言えるでしょう。配線孔はなく、組み立て時のパーツの合わせ部分を通すことになります(遮音性に影響はないとのこと)。

    1点、個人的に気になったのは夏の冷房問題。ファンなどで部屋の空気を引き込むのではなく、専用のスポットクーラーで対応となるので、気温の上昇する真夏に機材の放熱が加わると冷房効果が足りるのか少し気になりました。ただ、配信機器やゲーム機材の熱を逃がす方法として、ブースの外に機材を設置することもできるとのこと(穴ではないので配線が多くても通しやすい)。この辺をどう考えるかで選択肢に入るかどうかが分かれそうです。

    外寸サイズ:W1440mm × D970mm × H1890mm
    価格(記事執筆時点):495,000円(税込)※ 記事執筆時点 未発売

  • 『GAME BOX』岐阜プラスチック工業株式会社

    ハニカム構造のパネルとフェルトを合わせた素材で、遮音性能は-17db。公式の記載では電車の車内の音が博物館内の音になるレベルということです。配線孔が2箇所と、換気ファンを2箇所備えています。

    筆者が体験したのは1人用のロータイプだったこともあり室内はやや狭く感じましたが、それは同時に設置スペースが小さいということでもあるので、ユーザーによっては長所になると思います。

    特筆すべきは明るさで、没入感は弱い代わりに顔出し配信などをする場合には顔が明るく見えるメリットがあると思いました。また、同社のラインナップにはボックス型ではなく、デスクトップに置くタイプもあり、遮音性こそ1歩譲るものの多様なニーズに対応できる印象でした。

    外寸サイズ:W1585mm × D1075mm × H1530mm
    価格(記事執筆時点):264,000円(税込)
想ふうか
想ふうか

え!これ絶対ほしいやつだね!

問題は置くスペースを作るために、積み上げられし漫画を捨てられるかっていうことなんですよね〜

編集部員 おかき
編集部員 おかき

想ふうか
想ふうか

むー、それはたしかに大問題かも・・・

まとめ

取材を進めて行くと分かったことが、配信によって出す音だけでなく入ってくる音にも防音ブースが有効だということでした。

例えば配信中に選挙カーの音が聞こえてくると、候補者の名前と回っている時間で配信者の居住エリアが特定されてしまうことがあるそうです。クオリティ面だけでなく、セキュリティの観点からも外からの音をシャットアウトできるのは有用ですね。

中には目に映った景色で場所を特定されるケースもあるそうで、ブースに入ることでそういった情報をコントロールできるのも利点なんだとか。ブースを利用しない場合でも、そういった点に配慮しつつ安全に楽しく配信ライフを楽しんでいきましょう!

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想ふうか
想ふうか

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ストマガ編集部

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