【配信者必見】OBSのおすすめプラグイン一覧|目的別に紹介

配信のクオリティが他の配信者に比べて見劣りし「もっと視聴者を楽しませたい」と感じていませんか?

結論から言うと、OBSにプラグインを導入することで、音声や映像を劇的に改善し、配信作業も効率化できます。

本記事では、音質向上や映像演出、効率化に役立つプラグインの選び方と活用法を解説します。

この記事を読むことで、視聴者に感動を与える高品質な配信を短時間で実現でき、ストレスのない快適な配信環境を作れるようになるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

OBSにプラグインを使うメリットは?

OBSにプラグインを導入することで、配信や録画環境をより柔軟かつ効率的にカスタマイズできます。

配信者にとっては、標準機能では実現が難しい特殊なエフェクトや、視聴者を惹きつける魅力的な入力ソースを追加できる点が大きなメリットです。

例えば、リアルタイムでの視聴者コメント表示や、オリジナルのアニメーションエフェクトを使用した画面演出が可能になります。

また、配信作業の自動化ツールを活用することで、複雑な操作を省き、配信に集中しやすくなるでしょう。

OBSにプラグインを入れる前の準備

OBSにプラグインを入れる前は、以下の準備が必要です。

  • プラグインの安全性に問題ないか確認する
  • 事前にバックアップを取る

それぞれ見ていきましょう。

プラグインの安全性に問題ないか確認する

OBSにプラグインを導入する際は、安全性の確認を徹底することが重要です。

信頼性の低いサイトから入手したプラグインは、ウイルスやマルウェアを含む可能性があり、OBSの動作に深刻な影響を与える場合があります。

例えば、インストール直後にOBSがクラッシュしたり、デバイス全体が不安定になったりするケースも報告されています。

公式サイトや、評判の高いコミュニティで推奨されているプラグインを選ぶことが、リスクを避けるための基本的な対策です。

事前にバックアップを取る

プラグインを導入する前に、OBSの設定やシーンのバックアップを取ることは非常に重要です。

万が一トラブルが発生しても、バックアップがあれば以前の状態に簡単に復元できます。特に、細かくカスタマイズした配信設定や複雑なシーン構成が消えてしまうリスクを防げます。

おすすめなのは、設定のエクスポート機能を活用して保存することです。バックアップを作成しておけば、不測の事態にも安心して対応できるでしょう。

OBSのおすすめプラグイン一覧|音質向上に便利

ここからは、音質向上に便利なOBSのおすすめプラグイン一覧を紹介します。

  • TDR Nova
  • DeeTrimCast
  • Loudness Dock
  • ReaFir standalone
  • win-capture-audio
  • Soundboard Dock
  • Voxengo Marvel GEQ
  • Valhalla Super Massive

それぞれ見ていきましょう。

TDR Nova

TDR Novaは、音質向上を目指す配信者にとって欠かせないOBS用プラグインです。特徴として、周波数を視覚的に確認しながら音声を調整できる点が挙げられます。

自分の声の周波数特性を確認することで、例えば低音が強すぎる場合は周波数を補正し、クリアで聞き取りやすい音声に変えることが可能です。

OBSで音質を向上させたい場合は、TDR Novaをダウンロードして活用するのがおすすめです。

TDR Novaのダウンロードページ

DeeTrimCast

DeeTrimCastは、音質改善に必要な機能を一つに集約したオールインワンタイプのプラグインです。音声のノイズ除去や音量の自動調整を手軽に行えるため、配信中の音声トラブルを大幅に軽減できます。

特に、周囲の雑音を抑えつつ声を鮮明に届けたい場合は非常に効果的です。複数の調整機能が統合されているため、複雑な設定を行う手間も省けます。

DeeTrimCastのダウンロードページ

Loudness Dock

Loudness Dockは、音量を数値で視覚的に確認できる便利なプラグインです。配信中の音量バランスを正確に把握でき、安定した音声を提供することが可能です。

また、コンプレッサーやリミッターと併用することで、音声のピークを抑えながら適切な音量範囲を維持できます。

Loudness Dockのダウンロードページ

ReaFir standalone

ReaFir Standaloneは、環境音やノイズをリアルタイムで除去できる高機能なプラグインです。エアコンの稼働音やPCファンの回転音など、配信中に気になる背景音を効率的に抑えられます。

特に、静かな音環境を求める視聴者に対して、クリアで快適な音声を提供したい場合に効果を発揮します。

ReaFir standaloneのダウンロードページ

win-capture-audio

win-capture-audioは、特定のアプリケーション音声を個別に分離できるプラグインです。活用することで、配信中の音声管理がより柔軟になります。

例えば、ゲーム配信ではBGMやボイスチャットの音声を視聴者に届けず、自分だけで楽しむといった設定が可能です。必要な音声だけを選んで配信できるため、視聴者にとって快適な音声環境を提供できます。

win-capture-audioのダウンロードページ

Soundboard Dock

Soundboard Dockは、OBSにサウンド再生機能を追加できる便利なプラグインです。ボタン形式で効果音を登録し、ホットキーやマウスクリックを使って瞬時に再生できます。

例えば、配信中に視聴者を盛り上げる効果音を簡単に追加でき、演出の幅を広げることが可能です。直感的な操作ができるため、配信初心者でも扱いやすい設計になっています。

Soundboard Dockのダウンロードページ

Voxengo Marvel GEQ

Voxengo Marvel GEQは、マイク音声にイコライザーを適用できる高機能なプラグインです。使用することで、音声を細かくカスタマイズし、自分の声を理想のトーンに調整することが可能になります。

配信者にとっては、聞き取りやすい声や迫力のある音質を作り上げるための重要な手段です。例えば、声の高音域や低音域を微調整して、視聴者に心地よい音声を届けられます。

Voxengo Marvel GEQのダウンロードページ

Valhalla Super Massive

Valhalla Super Massiveは、音声にリバーブやエコーを追加できる高品質なプラグインです。歌配信や特別な音声演出を求める場面で活躍し、配信の雰囲気を劇的に向上させます。

初心者でも簡単に扱えるプリセットが用意されており、複雑な操作をすることなくプロ仕様のエフェクトを適用できます。歌配信では音の広がりを持たせ、ライブ感を演出することが可能です。

Valhalla Super Massiveのダウンロードページ

なお、当サイトでは、OBSで音声を分ける方法について、配信スタイルごとに解説しています。音声管理をスムーズにして、配信や録画のクオリティを一段階アップさせたい方は、ぜひご覧ください。

OBSで音声を分ける方法は?配信スタイル別にわかりやすく解説!

OBSのおすすめプラグイン一覧|映像の質が上がる

ここでは、映像の質が上がるOBSのおすすめプラグイン一覧を紹介します。

  • Scrab
  • Move
  • 3D Effect
  • StreamFX
  • Aitum Vertical
  • Media Controls
  • Transition Table
  • Time Warp Scan
  • Downstream Keyer
  • VLC media player
  • Stroke Glow Shadow

それぞれ見ていきましょう。

Scrab

Scrabは、デスクトップ画面の特定エリアを画像ソースとして取り込めるプラグインです。画面全体ではなく必要な部分だけを切り取って表示できるため、無駄のない映像構成を実現できます。

例えば、ゲーム画面の特定部分やアプリケーションのウィンドウだけを視聴者に見せたい場合に役立ちます。配信や録画において映像の質を向上させたい配信者にとって、非常に便利なツールです。

Move

Moveは、シーンの切り替え時にアニメーション効果を追加できるプラグインです。シンプルな切り替えではなく、動きのある演出を追加することで、視聴者によりプロフェッショナルで魅力的な配信を届けられます。

例えば、カメラ位置やテキストのフェードイン・フェードアウトなど、さまざまなアニメーションを柔軟に設定できます。

3D Effect

3D Effectは、ソースに立体的な傾きや回転効果を加えることが可能なプラグインです。平面的な映像に奥行きを与え、視覚的にインパクトのある配信画面を作成できます。

例えば、テキストや画像を斜めに配置して動きをつけたり、映像を立体的に見せたりと独自の演出が可能です。配信にダイナミックなエフェクトを取り入れたい場合に最適なツールと言えます。

StreamFX

StreamFXは、配信画面に特殊なエフェクトを追加できる高機能なプラグインです。グローやブラー、シャドウといった多彩なエフェクトを簡単に適用でき、映像に個性を持たせることが可能です。

例えば、映像の一部をぼかして視覚的なアクセントを加えたり、光沢のある効果を利用して配信画面を華やかに演出したりできます。

Aitum Vertical

Aitum Verticalは、縦型動画の配信や作成をサポートするプラグインです。TikTokやYouTube Shortsといった縦型フォーマットが主流のプラットフォーム向けの動画を簡単に作成できます。

配信画面を縦型レイアウトに最適化することで、視聴者に合わせた映像の提供が可能です。スマートフォン視聴を意識した配信や、ショート動画用の素材作りに役立ちます。

Media Controls

Media Controlsは、OBSにメディアコントロール機能を追加できる便利なプラグインです。

利用することで、動画や音楽ファイルの再生・一時停止・スキップなどの操作をOBS内で簡単に行えるようになります。

配信中に挿入する動画素材をシームレスに切り替えたり、BGMをスムーズに管理したりすることが可能です。

Transition Table

Transition Tableは、シーン間のトランジションを個別に設定できるプラグインです。シーンごとに異なる切り替え効果を適用することで、配信にバリエーションを加えることが可能です。

例えば、ゲーム画面からカメラ映像に切り替える場合はスムーズなフェードを使用します。またチャット画面への移行では派手なアニメーションを設定することも可能です。

Time Warp Scan

Time Warp Scanは、映像に時間の歪み効果を加えるユニークなOBSプラグインです。独特なエフェクトを映像に取り入れ、配信内容に新鮮な変化を与えることが可能です。

例えば、スキャンバーを使用して映像を分割するようなエフェクトは、視聴者に驚きと楽しさを提供できます。特に、配信中に面白い演出やトリックを試したい場合に適しており、クリエイティブな配信を目指す方におすすめです。

Downstream Keyer

Downstream Keyerは、映像の最前面にテキストやロゴをオーバーレイ表示できるプラグインです。活用することで、配信中に重要な情報やブランドロゴを目立たせることが可能です。

テキストで視聴者へのメッセージを表示したり、配信者のロゴを常に画面に配置したりすることで、プロフェッショナルな印象を与えられます。

VLC media player

VLC Media Playerは、複数の動画をプレイリスト形式で再生できる便利なプラグインです。活用すれば、連続した動画再生が必要な場面でも手間をかけずに管理できます。

例えば、配信中に複数のクリップを自動で順番に再生したい場合に役立ちます。スムーズな切り替えと再生が可能なため、配信の流れを途切れさせることなく、視聴者にストレスのない映像体験を提供できるでしょう。

Stroke Glow Shadow

Stroke Glow Shadowは、テキストや画像に輪郭線やシャドウ効果を簡単に追加できるプラグインです。文字や画像を際立たせ、視認性やデザイン性を向上させることが可能です。

配信中のテキストが背景に埋もれて見えにくい場合でも、輪郭線やシャドウを追加することで明確に表示できます。また、グロー効果を活用すれば、より魅力的でプロフェッショナルな演出も可能です。

なお、OBSにおいて、高品質の配信・録画に欠かせないエンコーダ設定について気になる方は、以下の記事をご覧ください。

OBSのエンコーダ設定ガイド!配信・録画を高品質にする設定とは?

OBSのおすすめプラグイン一覧|配信の効率が上がる

ここでは、配信の効率が上がるOBSのおすすめプラグイン一覧を紹介します。

  • obs-multi-rtmp
  • Advanced Scene Switcher

それぞれ見ていきましょう。

obs-multi-rtmp

obs-multi-rtmpは、複数の配信プラットフォームに同時にストリーミングできるプラグインです。

活用すれば、YouTubeやTwitch、Facebookなど異なるプラットフォームで同時に配信を行うことが可能になります。視聴者層の拡大を目指す配信者にとって、大きな時間短縮と効率向上が期待できます。

Advanced Scene Switcher

Advanced Scene Switcherは、シーン切り替えを自動化できる便利なプラグインです。利用することで、音声やタイミングに応じた条件を設定し、配信中のシーン切り替えを効率化できます。

マイクの入力がある場合に特定のシーンを表示したり、一定時間が経過したら次のシーンに移行したりするなど、柔軟な制御が可能です。

OBSで使えるプラグインの入れ方

OBSで使えるプラグインの入れ方は、大きく分けて「インストーラーがある場合」と「インストーラーがない場合」の2通りがあります。

それぞれの方法を確認し、正しくプラグインを導入しましょう。OBSにおけるプラグインの入れ方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

OBSにおけるプラグインの入れ方とは?おすすめのプラグインも紹介

インストーラーがある場合

プラグインにインストーラーが付属している場合、手軽に導入することが可能です。まず、ダウンロードしたプラグインの.exeファイルを開きます。

その後、インストールウィザードが起動するので、表示される手順に従って進めるだけでプラグインのセットアップが完了します。特別な操作は必要なく、誰でも気軽に利用を始められるでしょう。

インストーラーがない場合

インストーラーが付属していないプラグインは、OBS Studioのフォルダに直接配置する必要があります。

ダウンロードした.zipファイルを解凍し、中のファイルをコピーしましょう。その後[C:]→[Program Files]→[obs-studio]の「plugins」フォルダに貼り付けるだけで導入が完了します。

OBSで使えるプラグインの削除方法

OBSのプラグインを削除する方法は「アンインストーラーがある場合」と「アンインストーラーがない場合」の2つに分けられます。

それぞれの方法を確認し、適切にプラグインを削除しましょう。

アンインストーラーがある場合

アンインストーラー付きのプラグインは、専用の削除プログラムを利用して簡単に削除できます。まず、スタートメニューから「コントロールパネル」を開き「プログラムのアンインストール」を選択。

一覧から対象のプラグインを見つけ、右クリックで「アンインストール」を選びましょう。その後、画面の指示に従って操作を進めると、安全かつ確実にプラグインを削除できます。

アンインストーラーがない場合

アンインストーラーがないプラグインは、手動で削除する必要があります。まず、エクスプローラーでOBSのインストールフォルダを開きましょう。

その中の「obs-plugins」フォルダを探して開き、削除したいプラグインのファイルを右クリックして「削除」を選択します。これでプラグインを完全に削除できます。

OBSのプラグインを導入したら、次は?

今回は、OBSにおすすめのプラグインを紹介しました。音質や映像の向上、配信作業の効率化を実現するプラグインを活用すれば、より快適な配信環境を整えられます。

プラグインを導入して配信のクオリティを高めたら、次は視聴者の興味を引く演出にもこだわってみませんか?

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この記事を書いた人

               

ストマガ編集部

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