初心者VTuber向け!差がつくサムネイルの作り方とおすすめツールを紹介!

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「VTuberを始めたけど、サムネイルってどう作るの?」
配信や動画投稿を始めたばかりのVTuberにとって、サムネイル作りは最初のつまずきポイント。せっかく内容が良くても、目を引くサムネがなければクリックすらされません。
本記事では、初心者でもすぐに実践できる作成手順、ジャンル別デザインのコツ、スマホでも目立つ工夫などわかりやすく解説します。
VTuberのサムネはクリック率に影響を与えるので非常に重要

動画のサムネイルは、いわば「あなたの配信の看板」です。どれだけ面白い内容でも、サムネで目を引けなければ、視聴者は再生してくれません。
特にYouTubeでは、サムネがクリック率(CTR)を大きく左右します。初心者VTuberが伸び悩む原因の多くは、この「クリック前の段階」にあるのです。
クリック率アップの3要素(視認性・関連性・インパクト)
クリック率を上げるサムネイルには、共通する3つの要素があります。
- 視認性:スマホでも一瞬で読める文字サイズ・フォント
- 関連性:動画の内容がパッと伝わる画像や構成
- インパクト:色彩や表情、構図で「なんか気になる」と思わせる工夫
この3つを意識するだけで、見た目の印象が大きく変わり、再生数の土台がしっかりと整います。
公式推奨サイズ&ファイル仕様完全ガイド
次にサムネイルの基本を押さえておきましょう。
YouTubeで推奨されているサムネイルの仕様は以下の通りです。
項目 | 推奨内容 |
---|---|
サイズ | 1280×720px(16:9) |
最小幅 | 640px以上 |
ファイル形式 | JPG, GIF, BMP, PNG(アニメGIF不可) |
ファイルサイズ | 2MB以下 |
アスペクト比 | 16:9(スマホにも最適) |
引用:Youtubeヘルプ:YouTube で動画のサムネイルを追加する
初心者がありがちな失敗として、「画面サイズに合っていない」「スマホで見ると文字が潰れる」といった問題があります。とくにスマホでの表示がメインになる今、小さい画面でも目立つように作ることが必須です。
また、画像がぼやける・文字が切れるといったトラブルは、単純にサイズミスやファイル形式の誤りが原因ということも。基本仕様を押さえておくだけで、これらの初歩的な失敗を防げます。
まずは道具を揃えよう!初心者でも使えるサムネ作成ツール3選

サムネイル作りにおいて、「どのツールを使うか?」は初心者にとって最初の迷いどころです。
Photoshopのような本格的なソフトは機能が豊富な反面、操作が難しく、費用もかかります。
そこで、初心者VTuberでも直感的に使える・費用を抑えられる・YouTubeに最適化されているという3つの条件を満たすおすすめツールを3つご紹介します。
Canva|無料でも使える!テンプレ豊富な万能ツール
- 【価格】無料プランあり/Pro版は月1,500円程度
- 【強み】YouTube向けテンプレが豊富、ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる
- 【特徴】スマホでも編集可能。テキストや図形、イラストの装飾も柔軟に対応
Canvaは「とにかく簡単に、それっぽいものを作りたい」という初心者に最適。
「VTuber サムネイル」で検索すれば、専用テンプレートもすぐに見つかるのが魅力です。
スマホアプリでも使えるので、配信前のスキマ時間にパパッと編集するのにも向いています。
Vサムネ!!|VTuber特化の無料サムネ作成ツール
- 【価格】完全無料
- 【強み】VTuber向けに特化したUIとテンプレート構成
- 【特徴】アバターをアップして文字や背景を選ぶだけ。手軽さに特化
Vサムネ!!は、VTuber専用に設計されたサムネイル作成ツールです。
「顔出しNG」「3Dアバターを使って配信している」といったVTuberの実情に合わせ、必要な機能だけをシンプルにまとめています。
操作も非常に簡単で、画面に従って選ぶだけでYouTube向けサムネが完成します。
Adobe Express|Adobe公式の軽量&高品質なツール
- 【価格】無料/一部有料機能あり(Pro版は月1,078円〜)
- 【強み】Adobe品質のテンプレートと信頼性
- 【特徴】ブラウザ上で軽快に動作。フォントや写真素材も豊富
Photoshopまでは不要だけど、見栄えの良いサムネイルを作りたいという方に最適なのがAdobe Express。
テンプレートの品質が高く、文字に装飾をつけたり、画像にフィルターをかけたりといった微調整も直感的に行えます。
無料でも十分使えますが、より凝ったデザインを目指すなら有料版へのアップグレードも検討してよいでしょう。
これらのツールを使いこなせば、初心者でも「今っぽくて映える」サムネがしっかり作れます。
ただし、使う素材(背景・イラスト・フォントなど)の商用ライセンスには注意が必要です。
次の章では、トラブルを防ぐチェックのポイントを解説します。
商用OK?素材のライセンスチェックのポイント

サムネイルを作る際に、背景画像・フォント・イラストなどの素材を使いたくなる場面は多いでしょう。
しかし注意すべきなのは、「その素材、商用利用して本当に大丈夫か?」という点です。
VTuber活動は、たとえ個人であっても、収益化している場合や宣伝・集客を目的としている場合には、商用利用とみなされるケースが多くあります。
使用条件を確認せずに画像や音素材を使ってしまうと、著作権侵害につながるリスクもあるため注意が必要です。
画像素材と同様に、フォントやBGMなども「商用利用OK」であることが前提になります。
以下のチェックリストをもとに、使用前にしっかり確認する習慣をつけましょう。
素材を使う前に確認したいチェックリスト
□ 商用利用が明記されているかどうか
□ クレジット(著作権者の表記)が必要かどうか
□ 加工・改変が許可されているか
□ 配布元が信頼できるサイトか
□ 利用できるメディアに制限がないか(例:YouTubeでの使用が可能か)
とくにフォントについては、「個人利用OK」と書かれていても、YouTube動画やサムネイル画像での使用が禁止されているケースもあるため注意が必要です。
また、著作権トラブルは最悪の場合、動画の削除やアカウント停止につながる可能性もあります。
「無料だから大丈夫」と思わず、素材を使用する前にライセンスを確認する習慣を身につけましょう。
サムネイル作成の基本ステップ|素材準備から書き出しまで

「どんなツールを使えばいいか」が分かったら、いよいよ実際の制作に進みましょう。
ここでは、初心者でも迷わず作れるように、サムネ作成の流れを4ステップに分けて解説します。
Step1:使用する画像素材を用意する
まずは、サムネイルに使う「顔」となるビジュアル素材を準備します。以下のような選択肢があります:
- 自分のVTuberアバターのスクショ(立ち絵や表情差分)
- 配信のワンシーンやスクリーンショット
- フリーの背景画像やエフェクト素材(※商用OKのもの)
この段階で「何を伝えたいか」がある程度明確になっていると、後の配置や文字入れもスムーズです。
Step2:動画の内容を要約するテキストを考える
サムネイルに入れるテキスト(キャッチコピー)も非常に重要です。
ここで意識すべきポイントは以下の3つです。
- 内容がパッと伝わる言葉を選ぶ(例:「神引き!」「まさかの展開」「秒でバレた」など)
- 文字数はなるべく少なく、太めにする(長文は読まれません)
- 本編と矛盾しないように注意する(誇張しすぎると離脱されやすい)
キャッチコピーは動画タイトルと違って自由度が高いため、視覚的に「引っかかり」を作るのがコツです。
Step3:レイアウトとデザインの基本ルールを押さえる
CanvaやVサムネを使えば直感的に配置できますが、基本のデザインルールも押さえておきましょう。
要素 | ポイント |
---|---|
キャラ配置 | 視線をカメラ方向に向けると“目が合う”効果でクリック率が上がる |
テキスト配置 | 顔や重要なビジュアルを隠さないように配置する |
配色 | 背景と文字色のコントラストを意識して、視認性を高める |
レイアウトに迷ったときは、人気VTuberのサムネの構図を参考にしてみるのも効果的です。
Step4:書き出し(保存)時の設定に注意する
編集が終わったら、画像として書き出しましょう。YouTubeのサムネとして使う場合、以下のように保存設定をするのが理想です:
- サイズ:1280×720px(16:9)
- ファイル形式:JPG または PNG
- ファイルサイズ:2MB以下
とくにスマホで見たときの縮小表示に耐えられるよう、文字の太さや余白の広さも意識しておくと安心です。
サムネは「1回作って終わり」ではなく、何枚も作って慣れていくことで徐々に上達していきます。
最初はうまくいかなくても大丈夫。まずはこの4ステップで、1枚目の自分らしいサムネを作ってみましょう。
配信内容別テンプレート!目的に合わせたデザインのコツ

サムネイルを作るときに重要なのが、「配信内容に合ったデザインにすること」です。
雑談・ゲーム実況・歌枠など、配信のジャンルによって伝えるべき雰囲気や、求められる印象はまったく異なります。
ここでは、VTuberによくある配信ジャンルごとに、サムネイル作成時に意識すべきポイントを紹介します。
「なんとなく毎回同じサムネになってしまう…」と感じている方は、ぜひテンプレートとして参考にしてみてください。
雑談配信|初見の視聴者に安心感と親近感を与える構成
雑談系のサムネイルは、話している内容を想像しやすいことが大切です。
初めて訪れる人にも緊張を与えない、やさしいトーンや表情を選びましょう。
- 明るめの背景や柔らかい配色
- 笑顔や安心感のある表情のアバター
- テキストは大きく少なめに。「○○について話すよ!」など、配信内容を明示
派手すぎる演出よりも、話しかけられているような親しみやすさを意識するのがコツです。
ゲーム実況|スピード感・迫力・イベント感を演出
ゲーム実況では、「今すぐ見たい」と思わせるスピード感やインパクトがカギになります。
とくに対戦系やアクションゲームでは、緊張感を感じさせる構図や色使いが効果的です。
- 表情は驚き・真剣・焦りなど動きのあるもの
- 赤・黒・黄色など、コントラストの強い配色
- 「神プレイ!」「最終決戦」「〇〇縛り実況」など、目を引く単語を活用
ゲーム内の印象的なスクショを背景に使えば、動画内容がひと目で伝わりやすくなります。
歌枠・カバー動画|世界観・感情を伝えるビジュアルがカギ
歌系コンテンツは、映像よりも感情や雰囲気、声のトーンで魅せるジャンルです。
そのため、サムネイルでも「どんな気持ちになれるのか?」が伝わることが重要です。
- 暖色や寒色を使い分けて、楽曲の雰囲気を反映
- キャラクターの目線やポーズに“余白”を活かすと、落ち着いた印象に
- 曲名や「歌ってみた」などの文字は小さめにし、ビジュアルを主役に
文字情報よりもビジュアルに重きを置くことで、印象的で覚えやすいサムネイルになります。
ジャンルによって「映える構成」は異なります。毎回同じレイアウトを使いまわすのではなく、配信内容に応じて柔軟に設計することが大切です。
ただし、ある程度決まったフォーマットがあると、毎回の作業効率も上がります。3〜4パターンほどのテンプレートを持っておくと便利です。
覚えてもらえるVTuberに!印象を統一するサムネデザインのコツ

サムネイルはただ目立てばいいわけではありません。
継続して活動していく中で、「あ、あの人の動画だ」とひと目で分かるようになることが、VTuberとしてのブランディングにつながります。
この章では、ファンに覚えてもらいやすくなるために押さえておきたい、色・フォント・ロゴなどの一貫性を持たせる方法を解説します。
色とフォントを統一することで印象が定着する
毎回テイストが異なるサムネイルを作ってしまうと、視聴者の記憶に残りにくくなってしまいます。
この色合い・このフォントを見るとあのVTuberを思い出す、というような連想させる要素を意図的に作ることで、ブランディング効果が高まります。
たとえば以下のようなルールを設けておくと、作成時に迷いづらくなります。
- ベースカラーは◯◯色系(例:白+青、黒+紫)に統一
- メインフォントは1〜2種類に固定(丸ゴシック系、手書き風など)
- 背景とテキストのコントラスト比率は一定に保つ
はじめに自分のキャラクターカラーや活動ジャンルと親和性の高い配色を決めておくのがおすすめです。
ロゴ・アイコンをサムネに載せるべきか?
「サムネに自分のロゴや名前は入れた方がいいの?」というのは、よくある質問のひとつです。
結論としては、必須ではないが、入れておくと効果的です。
ロゴや一貫した文字装飾があると、動画一覧で並んだときに自分のコンテンツを見つけやすくなります。
とくに週1以上で投稿しているような中・上級者VTuberにとっては、パッと見て分かる要素が増えることが差別化ポイントになります。
ただし、配置のバランスには注意が必要です。画面の端に小さく入れる程度でも十分効果がありますし、目立ちすぎると逆に動画内容が伝わりにくくなることもあります。
ブランドづくりは、最初から完璧である必要はありません。
気づけば自分っぽい雰囲気が出ていた、というくらいの積み重ねでも問題ありません。
ただ、意識的に配色やフォントの一貫性を保つことで、動画の印象がファンの記憶に残りやすくなるのは間違いありません。
効果測定で差をつけろ!クリック率を上げる改善サイクル

どれだけ時間をかけてサムネイルを作っても、それが本当に視聴者に届いているかを確認しなければ意味がありません。
サムネイルは一度作って終わりではなく、少しずつ改善していくことで、効果が高まっていきます。
この章では、YouTube Studioでの効果測定のやり方と、クリック率アップにつながる改善の進め方を紹介します。
確認すべき指標は「インプレッションのクリック率」
サムネイルの効果を数字でチェックするなら、「インプレッションのクリック率(CTR)」という指標が重要です。
これは、動画のサムネイルが表示された回数(=インプレッション)のうち、何%の人が実際にクリックしてくれたかを示しています。
PC版のYouTube Studioでは、次の手順で確認できます:
- YouTube Studio にログイン
- 左メニューの「コンテンツ」から対象の動画を選択
- 上部メニューの「アナリティクス」をクリック
- 「リーチ」タブを選択
- 「インプレッションのクリック率」で数字を確認
YouTube公式によると、一般的なクリック率は2〜10%の範囲に収まることが多いとされています。
5%を超えると優秀な部類で、2%を下回っている場合は見直す価値があると言えるでしょう。
クリック率が伸びない原因としては、たとえば以下のようなケースがあります。
- 文字が小さくて読みにくい
- サムネだけ見ても配信内容がよく分からない
- 色味や構図がなんとなく地味
- タイトルとサムネで言っていることがズレている
効果的な改善のためのサムネ見直しポイント
「クリックされていないかも?」と感じたら、いきなり全部を作り直すのではなく、要素を一つずつ見直してみましょう。
チェックポイントとしては、以下のような項目があります。
- 文字サイズはスマホでも読めるか
- 色の組み合わせは視認性を確保できているか
- 顔やメインの要素は中央寄りに配置されているか
- 一言で内容が伝わるキャッチフレーズになっているか
サムネづくりで大切なのは、自分の感覚だけで判断せず、データをもとに客観的に考えていく姿勢です。
サムネを差し替えてテストしよう
2024年から、一部のクリエイター向けに「テストと比較(Test & Compare)」という機能がYouTube Studioに追加され始めています。
この機能では、最大3枚までサムネイルを登録でき、YouTubeが自動で効果を比較し、最もパフォーマンスが良かったサムネイルを自動で採用してくれます。
詳しくはYouTube公式ヘルプページをご覧ください:
なお、この機能は現在も段階的に展開中のため、すべてのアカウントで使えるわけではありません。
使えない場合でも、以下のような手順で簡易的なA/Bテストを行うことが可能です。
- 動画公開後、まずはオリジナルのサムネで数日間様子を見る
- その後、別バージョンのサムネに差し替えて、同じくらいの期間を比較
- アナリティクスでCTR(インプレッションのクリック率)を見比べ、数値の高い方を採用
小さな数字の差でも、再生数やアルゴリズムへの影響は意外と大きいものです。
だからこそ、定期的にサムネイルを見直して改善する習慣を持つことが、動画を伸ばす近道になります。
スマホでも映える!モバイル最適サムネデザイン

YouTubeの視聴者の多くはスマートフォンからアクセスしています。
どれだけ魅力的なサムネイルを作っても、スマホの小さな画面で文字が読めなかったり、顔が潰れてしまったりすれば意味がありません。
この章では、スマホ表示でもしっかり目立つために意識したい、デザインやレイアウトのコツを紹介します。
小さな画面で読める文字と配置の工夫
スマホでは、PCに比べて画面サイズも解像度も限られています。
そのため、まず最優先で考えるべきなのが文字の視認性です。
以下のような点を押さえておくと、スマホでも伝わるサムネに近づきます。
- 文字は大きめに(目安として48pt以上)。ただし使用ツールによって異なるため、実際の表示で確認する
- 文字数はなるべく少なく、1〜2フレーズに絞る
- 文字の縁取り(白フチや影)で背景とのコントラストを強調する
- 文字を画面の端ギリギリに置かない(切れる・読みにくくなる可能性あり)
デザインが完成したら、スマホ表示での見え方を必ずチェックしておきましょう。
表情や構図もスマホ基準で考える
スマホで表示されるサムネイルは、顔やアバターのサイズも縮小されて表示されます。
表情がぼやけたり、顔の一部が切れてしまったりすると、動画の魅力が十分に伝わりません。
- 表情は「驚き」や「笑顔」など、遠目でも分かるリアクションを意識する
- 顔は中央〜右寄りに配置する。再生ボタン(左下)や再生時間(右下)と重ならないようにする
- アバターの顔がサムネイル全体の30〜50%を占めると印象が残りやすい
顔がしっかり見えることは、クリック率にも直結します。
とくに初見のユーザーには、「どんな人が喋っているのか」を視覚で伝えることが重要です。
スマホでの見え方チェックを習慣に
せっかく作ったサムネイルが、スマホで見ると見づらかった…という事態は避けたいものです。
おすすめは、画像を書き出した後に一度サイズを小さくして確認することです。
- 書き出した画像をスマホに送って、実際のYouTubeホーム画面に近い状態でチェックする
- Canvaなどのツール上で拡大・縮小し、全体のバランスを確認する
- Chromeの開発者ツール(デバイスモード)で、PC上にスマホ表示を再現する
こうしたチェックを習慣にしていくことで、どんな環境でも安定してクリックされるサムネイルを作る力が身についていきます。
モバイル最適化は、技術というよりも「見る人の環境に合わせる」という意識が大切です。
自分がスマホユーザーになったつもりで、「読めるか」「伝わるか」を常にチェックしてみましょう。
よくある失敗とNG例|避けるべき落とし穴と改善策

ここまでサムネイルの「作り方」や「コツ」を紹介してきましたが、最後にもう一つ大事なのが、「やらない方がいいこと」を知っておくことです。
がんばって作ったサムネイルが伸びない理由の多くは、初歩的なミスや見落としが原因になっていることが少なくありません。
ここでは、よくある失敗パターンとその改善方法をセットで紹介します。
誰が出ているか伝わらないサムネ(顔が隠れている・小さい)
サムネで一番伝えたいのは、「誰が配信しているのか」。
キャラの顔が文字や装飾で隠れていたり、サムネ内で小さすぎると、視聴者に印象が残りません。
改善策:
- 顔が中心にしっかり映るようにレイアウトを調整する
- 表情や視線が伝わりやすくなるよう、余計な要素を減らす
- 顔と文字の配置を分けて、見やすさを確保する
文字が背景に埋もれて見えない(色の同化)
サムネを作っているときは問題なく見えても、YouTubeの一覧画面で見ると「文字が背景に埋もれて見えない」ということがよくあります。
改善策:
- 文字に白フチ・影・ぼかしを加えてコントラストを強調する
- 背景を少し暗くする、またはぼかして文字を浮かせる
- 背景に単色やグラデーションを使って、文字を際立たせる
内容とちぐはぐなサムネは逆効果
クリックしてもらえたとしても、動画の内容とサムネが合っていないと「釣り」と思われ、視聴者の信頼を失ってしまいます。
特に初見の人は、サムネとタイトルだけを見て動画を判断するため、内容との整合性はとても重要です。
改善策:
- サムネに使う言葉や表現が、実際の内容とズレていないか確認する
- 誇張しすぎず、動画の雰囲気やトーンが伝わる表現にする
- 興味を引きつつも、内容と整合性を保つキャッチコピーを心がける
まとめ
VTuberとして活動を始めたばかりの頃、サムネイルづくりは「正解がわからない」と感じる作業かもしれません。
でも、今回ご紹介してきたように、基本のステップやツールの使い方、デザインのコツを押さえていけば、誰でも“見てもらえるサムネ”を作れるようになります。
特に大切なのは次の3つです。
- 見た人に「どんな配信か」が伝わるデザインにすること
- スマホで見てもパッと目に入る構成にすること
- あなたらしさや世界観がちゃんと感じられること
一度で完璧を目指す必要はありません。
少しずつ改善していく中で、「こうすればクリックされやすい」「自分っぽい雰囲気が出てきた」と気づける瞬間がきっと訪れます。
ぜひ、今日から1枚、自分の“はじめの1枚”を作ってみてください。
配信をもっと魅力的にしたいなら「Alive Studio」
サムネイル作りの基本が身についたら、次は配信画面にもこだわってみませんか?
配信画面デザインサービス「Alive Studio」なら、直感的な操作で、あっという間にあなたらしい配信画面が完成します。
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