ゲーム実況配信のサムネの作り方は?ジャンル別のコツや無料ツールの作成手順も紹介

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「サムネ、毎回なんとなく作ってるけど…これで本当に大丈夫?」 ゲーム配信を続けていると、ふと湧いてくるこの疑問。視聴者にとって最初に目に入る“顔”でもあるサムネイル。実は、再生されるかどうかの分かれ道にもなっていたりします。

でも、デザインの知識があるわけじゃないし、毎回こだわるのも正直しんどい…。そんな方に向けて、この記事では「ゲーム配信に特化したサムネの作り方」を、ジャンル別の傾向やテンプレート活用術、無料ツールの使い方まで一気にまとめました。

なぜゲーム実況・配信動画でサムネイルは重要なのか?

「動画の中身は自信あるんだけど、全然見てもらえない…」

そんな悩みを抱えたことはありませんか?もしかすると、その原因は“サムネイル”にあるかもしれません。

サムネは「動画の第一印象」でありクリック率に直結する

YouTubeや配信プラットフォームでは、サムネイルとタイトルが視聴者との最初の接点になります。つまり、パッと見て「おっ、気になる」と思ってもらえるかどうかが勝負どころ。特にゲーム実況は数が多く、よほど興味を引くサムネでなければ、スルーされてしまうことも珍しくありません。

実際、YouTubeアナリティクスでは「インプレッションCTR(クリック率)」という指標が存在します。これは、動画が表示されたうち、何%がクリックされたかを示すもの。

動画の中身にこだわって平均視聴時間や視聴者満足度を上げることも重要ですが、サムネイルも工夫することでクリック率が上がれば、自然と再生数もさらに伸びていきます。

サムネはただの“飾り”ではなく、視聴者を呼び込む「営業マン」。少し工夫するだけでも、見られ方はガラリと変わってくるんです。

YouTubeやVTuber界での成功事例から見る影響力

例えば、登録者数が数十万人を超える人気VTuberやゲーム実況者のチャンネルを見ると、サムネイルにはいくつか共通点があります。

大きな文字、インパクトのある表情、そして背景の雰囲気にマッチした配色。ジャンルは違っても「見たい!」と思わせる工夫が散りばめられています。

一方で、内容は面白いのにサムネで損をしているチャンネルも実際に見受けられます。色が薄くて読めない、スマホだと文字が潰れてしまう、構図がごちゃついていて何の動画かわからない…。

それでは、いくら中身が良くても視聴者の目には留まりにくくなってしまいます。

クリック率が高い=良いサムネ、という単純な話ではありませんが、視聴者に一歩踏み込んでもらうための“入り口”として、非常に重要な存在であることは間違いありません。

ゲーム配信のサムネに必要な4つの基本構成要素と役割

「いい感じに作ったはずなのに、なんかパッとしない…」

そんなときは、サムネに必要な“基本の型”がきちんと押さえられているかを見直してみるのがおすすめです。

どんなジャンルの配信でも、サムネには共通して意識しておきたい4つの要素があります。それぞれの役割を理解して組み合わせることで、伝わりやすく、目に留まりやすいサムネイルに仕上げることができますよ。

背景:内容が伝わる印象的な1枚 or グラデ素材

まず目に飛び込んでくるのが、サムネの“土台”となる背景。ここには、ゲーム画面の印象的なシーンや、ジャンルの雰囲気に合ったフリー素材を使うのが定番です。

ホラーなら薄暗い廊下、FPSなら爆発の瞬間、RPGなら美しい風景など、「この配信はこんな世界観ですよ」と伝わるような画像を選ぶと、視聴者の想像力が刺激されます。

もしゲームのスクショが使いづらい場合は、グラデーション背景や図形の重ね合わせなどで雰囲気を作るのも手。ごちゃつかないよう、余白や抜け感も意識してみてください。

なお、画像のサイズはYouTube推奨の1280×720ピクセル(16:9)にしておくと、画質劣化やトリミングの失敗を防げます。

文字:伝えたい内容を短く、読みやすく強調

サムネで一番伝えたいことは、文字でパッと見せるのが鉄則。タイトルと似たワードでもOKですが、あえて違う切り口や“中身の核心”に迫るワードを使うとクリック率アップにつながることも。

「神展開」「まさかの結末」「初プレイでこれは…?」など、感情を揺さぶる一言は効果的。とはいえ、欲張って長文にすると逆効果。10〜15文字程度で、スマホでも読みやすい大きさと太さを意識しましょう。

フォントは読みやすいゴシック系をベースに、必要に応じて縁取りや影をつけて背景に埋もれないようにすると◎。色のコントラストも見やすさに直結するので、背景との相性を見ながら調整してみてください。

アバター・人物:VTuberの個性を押し出す顔・表情

配信者がVTuberであれば、アバターを活かさない手はありません。サムネの中で、アバターがどんな表情をしているかによって、配信の雰囲気がグッと伝わりやすくなります。

驚き、困惑、笑顔、真剣な顔。どんな感情でその配信に臨んでいるのかがサムネで分かると、視聴者は「ちょっと覗いてみようかな」と思いやすくなるんです。

配置は顔が隠れないようにしつつ、中央〜やや右寄りに大きめに置くと印象に残りやすいです。あまりに小さくしてしまうとせっかくの表情が伝わらないので、思いきってアップで使ってみるのも一案です。

装飾:集中線・アイコン・効果線で視線を誘導

最後にちょっとした工夫として入れたいのが“装飾”。これは視線を集めたいポイントを強調したり、臨場感を出したりするためのひと手間です。

よく使われるのが集中線や爆発エフェクト。たとえば文字やアバターの周りに入れることで、「ここ見て!」と自然に目線を誘導できます。ほかにも、吹き出しや矢印、ゲームコントローラーのアイコンなども人気の定番。

ただし、あれもこれも詰め込みすぎると逆にごちゃついて見えるので注意。あくまで「伝えたいことを引き立てるための脇役」として、2〜3要素に絞って使うのがちょうど良いバランスです。

また、強い装飾やエフェクトは、画像を縮小・圧縮した際に潰れてしまうこともあるので、細かすぎるデザインは避けた方が安全です。

ゲーム配信ジャンル別!クリックされるサムネの傾向と構図パターン

「どのサムネもそれっぽく作ってるつもりだけど、なんか伸びない…」

もしそんな風に感じているなら、“ジャンルに合わせた見せ方”を意識してみると効果的かもしれません。

というのも、ホラー・FPS・RPGなど、それぞれのゲームジャンルには視聴者が期待する雰囲気やテンプレートのようなものがあるんです。ここではジャンル別に、クリックされやすいサムネの特徴を見ていきましょう。

ホラー系のサムネイル:不安と緊張感を出す配色と表情

ホラーゲームの視聴者が求めているのは、ドキドキ感・ゾクッとする緊張・そして予測できない展開。このジャンルでは、サムネにも「恐怖」や「不穏さ」を漂わせる工夫が求められます。

例えば、背景を黒や深い赤・紫でまとめるだけでも雰囲気がガラッと変わります。テキストも真っ白ではなく、少しグレーや血のような赤を混ぜてみると、不気味さが増します。文字の形も重要で、丸ゴシックよりは、かすれたようなホラーフォントが効果的。

また、自分のアバターを入れる場合は、驚いた顔やおびえた表情など「ビビってる感」をしっかり見せるのがコツ。画面の隅に小さく配置するのではなく、ある程度大きく、視線が合うようにすると臨場感がグッと増します。

FPS・対戦系サムネイル:スピード感とインパクト重視の色・構図

FPSやバトロワ、格闘などの対戦ゲームでは、“瞬間の判断力”や“神プレイ”が見どころ。だからサムネも、スピード感と勢いのある構図がぴったりです。

おすすめなのは、強めの色使い。赤、黄色、黒などを大胆に使うと視覚的にパワーが出ます。爆発の瞬間やキルシーンのスクショを背景に、集中線やエフェクトを加えるだけで迫力ある1枚に。

文字は短く・太く・でかく! そして「神エイム」「無双した」「奇跡の1発」といったインパクト系のワードで、勢いを視覚と言葉の両面から伝えましょう。

アバターの表情は真剣、興奮、驚きなど強めで。勝利や敗北を表すオーバーな表情も、見ている人の興味を引きやすくなります。

RPG・ストーリー系のサムネイル:世界観の伝達とシリーズ感の統一

RPGやストーリー重視のゲームは、派手さよりも“続きが見たくなる構成”が鍵になります。だからサムネも、ゲームの世界観をしっかり伝えつつ、「どの場面なのか」がひと目で分かることが大事。

背景には美しいフィールドや印象的なカットシーンを使うのが◎。キャラの立ち絵やゲームのUIをうまく活かすと、ファンにはたまらない演出になります。

また、シリーズ物の配信なら「Part1」「第3章」などのナンバリングを明記しておくと、視聴者が追いやすくなります。テンプレート化して、毎回同じ構図・色・フォントで出していくと、視覚的にも統一感が出てブランディングにもつながりますよ。

雑談やその他:親しみ・テーマ性の表現がカギ

ゲーム以外の配信や、雑談・検証系の内容では、「気軽に見てもらえる空気感」が大切。堅苦しいよりも、ちょっとポップで、ゆるめの雰囲気を出していきたいところです。

例えば背景にはパステルカラーや手書き風イラスト、ポップな吹き出しなどを使うと、雑談のライトさが伝わりやすくなります。テキストも大げさなワードよりは「これ話すよ!」といった内容重視の文言で。

表情は笑顔や困り顔など、感情が見えるものがベスト。見る側が「なんか分かるな〜」「気になるな〜」と共感できるようなデザインを目指しましょう。

雑談配信のサムネについては「雑談配信向けサムネイルの作り方!魅力的に作成するコツは?」で解説しているのでぜひ合わせてチェックしてみてください。

無料ツール(Vサムネ・Canva)を使ったサムネイル作成手順

「画像編集ソフトって、なんだか難しそう…」

そう思って手が止まってしまう方も多いかもしれません。けれど、最近は初心者向けに特化したツールがいくつも登場しており、使い方さえわかれば数クリックで“それっぽい”サムネイルが作れるようになっています。

ここでは、VTuber・配信者向けにおすすめの無料ツール「Vサムネ」と、デザイン自由度の高い「Canva」の2つを紹介します。まずはVサムネで感覚をつかみ、慣れてきたらCanvaにステップアップする流れがおすすめです。

まずは「Vサムネ」でテンプレを使って構成に慣れる

Vサムネとは?VTuber専用サムネ作成ツールの特徴

「Vサムネ(https://vsamune.com/)」は、VTuberやゲーム配信者向けに作られたブラウザ上で使えるサムネイルメーカーです。画像編集ソフト不要で、テンプレートに沿って要素を置き換えていくだけで、見栄えのいい1枚が完成します。

特徴は、「Live2Dアバターを活かせる構図」や「表情が伝わる配置」「ゲームジャンル別のテンプレ」があらかじめ用意されている点。操作もシンプルで、デザイン経験がない人でも直感的に使えるつくりになっています。

テンプレを使った基本的な作成フロー

  1. サイトにアクセスし、「サムネを作る」をクリック
  2. 用意されたテンプレートから好みのレイアウトを選択
  3. アバター画像をアップロード(背景透過PNG推奨)
  4. テキストを自分の内容に差し替え
  5. 配色やエフェクトを調整して完成!

…と、操作はこれだけ。テンプレはホラー・FPS・雑談系など、ジャンルに合わせて選べるため、どんな配信でも対応しやすいです。

表情・テキスト・背景の差し替えでオリジナリティを出すコツ

テンプレそのままでも十分使えますが、慣れてきたらアバターの表情差分を使うと、より表情豊かな1枚になります。「驚き」「泣き」「笑顔」など、配信内容に合った顔を選ぶことで、ぐっと伝わりやすくなります。

背景画像は、Vサムネ内蔵の素材でもOKですが、フリー素材などを使って差し替えると、よりオリジナリティのある雰囲気に仕上がりますよ。

Vサムネの更に詳しい使い方については、以下の記事で解説しています。

面倒なサムネイルを簡単作成!「Vサムネ」の使い方を徹底解説

作ったサムネをYouTubeに設定するまでの流れ

  1. 完成したサムネイルをPNG形式でダウンロード
  2. YouTube Studioにアクセス
  3. 対象の動画編集画面を開き、「サムネイルをアップロード」をクリック
  4. 画像を選択 → 保存すれば完了!

もし「カスタムサムネイルが設定できない…」という場合は、YouTubeアカウントの確認(電話番号認証)を行うことで解消できます。


Canvaでワンランク上のサムネに挑戦してみよう

Canvaの基本機能とYouTube用テンプレートの選び方

Canvaは、無料で使えるオンラインのデザインツール。YouTube用の1280×720pxテンプレートが豊富に用意されており、画像編集が初めてでも操作しやすいのが魅力です。

画面左側からテンプレートを選び、画像や文字を差し替えるだけ。Canva上には“VTuber向け”のテンプレートも多数あるので、好みに近いものから選ぶとイメージ通りに仕上げやすくなります。

画像・文字・エフェクトを配置する編集手順

  1. テンプレを選んだら、背景画像を自分のスクショや素材に差し替え
  2. 立ち絵をアップロードして、目立つ位置に配置(顔が隠れないように)
  3. テキスト部分に、短く印象的な言葉を入れる(15文字以内が目安)
  4. 必要に応じて、集中線や吹き出しなどのエフェクトを追加

また、有料のCanva Proで使える機能の「背景リムーバー」を使えば、アバター画像の背景を一発で切り抜くことも可能です。

見やすさを高めるフォント・配色のコツ

  • フォントは太めのゴシック体がベース。明朝体や手書き風は読みづらくなるので注意
  • 文字は白×黒の縁取り、または黄色や赤でコントラストを意識
  • 色数は多くても4色以内におさえると、まとまりやすい

スマホでの表示を想定して、「ぱっと見て読めるか?」を常に意識すると失敗しづらくなります。

ダウンロードとYouTubeでのアップロード方法まで解説

編集が終わったら、右上の「共有」→「ダウンロード」から画像を書き出します。

ファイル形式はPNG、サイズは1280×720ピクセルを指定しておけばOK。

その後のアップロードは、Vサムネと同様にYouTube Studioで設定可能です。作ったサムネは保存しておくとテンプレートとして再利用も可能なので、シリーズものや似た構成の配信に役立ちます。

商用利用はOK?失敗しないためのサムネ素材の探し方

「画像はなんとなくネットで拾ってるけど…本当に使って大丈夫?」

そんな不安を感じたことはありませんか? YouTubeをはじめとする動画配信では、著作権のある画像やイラストを無断で使うと、警告・削除の対象になることも。とくにVTuberや配信者として活動していくなら、このあたりのリスク管理はしておきたいところです。

とはいえ、「どこまでがOKで、どこからがアウトなのか」は最初は判断がつきづらいもの。そこで今回は、サムネ作成に使える“著作権クリアな素材”の探し方と、よくあるNGパターンについて解説します。

原則として「商用利用可・改変可」の素材を選ぼう

まず大前提として、商用利用可(個人活動含む)で改変もOKな素材を選ぶようにしましょう。VTuberとして収益化をしていなくても、YouTubeやTwitchに公開する時点で「商用利用」と見なされるケースがあります。

OKとされる例:

  • 「フリー素材」「商用利用OK」と明記された画像・イラスト
  • クレジット不要 or 表記ルールが明確に記載されているもの
  • 自作のアバターやゲーム内で撮った自身のスクリーンショット(※後述の注意あり)

逆にNGになりがちな例:

  • TwitterやGoogle画像検索で見つけた画像(出典不明)
  • ファンアートなど、個人が描いたものを無断使用
  • ゲームの公式アートワークや宣伝素材の転載

「なんとなくググって見つけた画像」は高リスクなので要注意です。

配信者におすすめのフリー素材サイト

「安心して使える」素材が見つかるサイトをいくつかご紹介します。とくに配信向けのテイストや表現に合った素材が多いサイトを厳選しました。

① OKUMONO

配信者・VTuber向けの背景・エフェクト・アイコン素材が充実したサイト。かわいくて派手すぎず、雑談・ゲーム実況どちらにもなじみやすいテイストが魅力です。

商用利用OK、クレジット不要、PNG形式も豊富。

② いらすとや

言わずと知れた定番。柔らかいタッチで親しみやすく、状況説明のサムネや雑談系に向いています。ただし、1ページに大量使用すると制限対象になる可能性があるので注意。

③ ぱくたそ

ユーモアのある写真から真面目なシーンまでカバー。リアル系のサムネやネタ系配信に使いやすい素材が揃っています。

ゲームのスクリーンショットにも注意が必要

「じゃあ自分で撮ったゲーム画面なら自由に使ってOK?」と思いがちですが、これも作品によっては注意が必要です。

ゲームごとに「画像・動画利用ガイドライン」が定められていることが多く、利用範囲が制限されている場合があります。

ゲーム会社によって、「収益化NG」「公式素材の転載NG」など細かなルールがあります。

使用前には、必ず公式サイトで“配信ガイドライン”を確認しておくのが鉄則です。

よくあるサムネの失敗パターンと改善ポイント

「頑張って作ったのに、なぜか全然クリックされない…」

サムネづくりに慣れてくると、そんな“伸び悩み”に直面することもあります。実は多くの配信者が、似たようなミスで視聴者の関心を逃してしまっていることも少なくありません。

ここでは、よくあるNGサムネの例と、ちょっとした改善のヒントを紹介していきます。

気づかないうちにやってしまっていないか、ぜひ一度チェックしてみてください。

文字が潰れて読めない/スマホで見えにくい

パソコンで見るとちょうどよく見えるのに、スマホで表示された瞬間に「…なんて書いてあるの?」となってしまうサムネ、意外と多いんです。

いまでは国内の各年代のスマホユーザーは年々増加しており、YouTubeの視聴者もスマホが前提だと考えて、小さな画面での視認性を高めることはとても重要。

文字が小さすぎたり、背景と色がなじんで読めなくなっている場合、クリックされずにスルーされてしまいます。

【改善ポイント】

  • 最小でもフォントサイズは60pt以上(CanvaやPhotoshop換算)を目安に
  • 太めのゴシック体(例:源ノ角ゴシック、UDフォントなど)を使うと可読性アップ
  • 文字のまわりに縁取りやドロップシャドウを入れて、背景とのメリハリを強調

情報が多すぎてゴチャつく/伝えたいことが曖昧

「これも伝えたいし、あれも入れたい…」と詰め込みすぎてしまうと、視聴者からは「結局どんな内容なの?」と伝わらなくなってしまいます。

とくにジャンル・タイトル・サムネ用の一言コメントなどをすべて詰め込もうとすると、構成に優先順位がなくなり、結果的に何も目立たない状態になりがちです。

【改善ポイント】

  • サムネは「1メッセージ主義」でOK。伝えたい内容は1つに絞る
  • 情報の優先度を考え、「大」「中」「小」でサイズ分けして配置
  • 背景がごちゃついている場合はぼかす・暗くするなど処理を加えて、メイン要素を目立たせる工夫を

フォント・色使いに統一感がない

「なんか全体的にバラバラで安っぽいかも…?」

そんな印象を与えてしまう原因は、フォントと配色の不統一であることが多いです。

タイトル部分にポップ体、説明部分に明朝体、コメントには筆文字風…といったように、雰囲気の異なる書体を混ぜすぎると、まとまりがなくなります。

また、色も明るすぎるものを使いすぎると、チカチカして見にくくなることも。

【改善ポイント】

  • フォントは基本2種類までに抑える(見出し+補足など)
  • 色はテーマに合わせた3色前後で構成すると洗練された印象に
  • 迷ったら“お手本にしたいサムネ”をいくつか保存し、配色やフォント選びを参考にしてみるのもおすすめ

「何をどう伝えるか」をしっかり決めてから作り始めるだけでも、サムネは格段に“わかりやすく”なります。

テンプレートやフリー素材を使う場合も、デザインの方向性をある程度絞っておくと、選択肢に迷わされにくくなりますよ。

まとめ

サムネイルは、ただの飾りではなく「クリックしてもらうための一番の入口」です。

最初は手探りでも大丈夫。ジャンルごとの傾向やツールの使い方を押さえておけば、少しずつ反応が変わってくるはずです。

最後に、投稿前のチェックに使える確認リストを表にまとめました。仕上げの一歩として、ぜひ活用してみてください。

チェック項目確認のポイント
内容は5秒で伝わるか?メッセージは1つに絞る/構成をシンプルに
文字はスマホでも読めるか?大きめのフォント+背景とのコントラスト
素材の著作権はOKか?フリー素材の利用規約/ゲーム公式のガイドライン確認
チャンネルと統一感があるか?サムネの雰囲気をそろえると印象UP

小さな工夫が、大きな結果につながることもあります。

ぜひ、自分なりの“伝わるサムネ”を楽しみながら育てていってくださいね。

サムネ作成のコツを掴んだら、次は?

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この記事を書いた人

               

ストマガ編集部

「ストリーマーマガジン」は、VTuberや配信クリエイターに興味がある方、ご自身でも活動されている方、そしてこれから配信をはじめてみたい方を応援するWebメディアです。 配信初心者さんからベテランさんまで、幅広く楽しめる情報をお届けします。

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