VTuberハッシュタグの決め方は?種類やおすすめまで初心者向けに解説!

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VTuber活動を始めるとき、意外と頭を悩ませるのがハッシュタグ。配信の告知やファンアートの整理に欠かせないものですが、どうやって決めればいいのか分からず立ち止まってしまう方も少なくありません。
ハッシュタグは単なる飾りではなく、あなたを知らない人に見つけてもらう大事な入口でもあります。配信タグやファンアート用タグをきちんと整えておけば、活動の広がり方はぐっと変わっていくものです。
この記事では、VTuberがよく使うタグの種類や、オリジナルのタグを決めるときの流れを分かりやすくまとめました。初配信前に準備しておきたい最低限のタグや、ジャンル別の実例も紹介していきます。
そもそもハッシュタグとは?VTuberに必要な理由

SNSでよく見かける # マーク。これがハッシュタグです。言葉の前に付けるだけでリンクになり、同じタグを付けた投稿をまとめて表示できます。例えば #ゲーム実況 をタップすると、関連する投稿や動画を一気に追える仕組みです。
VTuberにとってハッシュタグは、活動を広げるための強い味方。まだあなたを知らない人も、タグ検索をきっかけに配信やポストを見つけてくれます。新人探しでは #新人Vtuber のようなタグがよく使われており、発見の入り口になりやすいのがポイントです。
もう一つの役割は、ファンとの交流を助けることです。
配信の感想やファンアートに専用タグがあれば、検索で投稿をまとめて追いやすくなります。また、本人もファンも見つけやすい導線ができ、コミュニティが自然と育ちやすくなることも。
小さな記号ですが、活動を続けるうえで欠かせない武器になるのでVTuberにとっても非常に重要な役割を果たしてくれます。
VTuberがハッシュタグを使うメリット

ここからは、ハッシュタグを使うことで得られる3つのメリットを紹介していきます。
新規ファンに見つけてもらいやすい
まだ知られていない配信者が最初に直面する壁は「どうやって知ってもらうか」です。ここでハッシュタグが役立ちます。タグ検索をしている人は、新しい推しを探していることが多いもの。
例えば「#新人VTuber」を見て回るユーザーの目に入れば、フォローや視聴のきっかけになることがあります。
ファンとの交流やコミュニティが作れる
配信タグに感想を集めたり、ファンアート用タグで作品を並べたり。専用のタグがあれば、ファン同士が自然につながっていきます。
本人にとっても、タグをチェックすれば応援や感想がまとまって届くので、配信の改善やモチベーションアップにつながります。
活動ジャンルごとの認知が広がる
ゲーム実況なら「#ゲーム実況」、雑談なら「#雑談配信」、歌なら「#歌枠」や「#歌ってみた」。活動ジャンルごとにタグを付ければ、同じ趣味を持つ人の目に止まりやすくなります。
ときにはタグから同ジャンルのVTuberやファンに出会え、コラボや交流に発展するきっかけになることも少なくありません。
VTuberが押さえておきたい代表的なハッシュタグの種類

VTuber活動では、ただタグを思いつきで付けるだけではもったいないです。ファンが安心して使えるよう、あらかじめ用途ごとに整理しておくと活動がスムーズになります。
ここでは特に押さえておきたい代表的な5つのハッシュタグを紹介します。
総合タグ(エゴサ用タグ)
活動全般をまとめるためのタグです。ファンが感想を投稿したり、本人が自分に関する声を探したりするときに役立ちます。シンプルに名前や活動名を使うケースが多く、短く覚えやすいものにするのが理想です。
配信タグ(リアルタイム感想・告知用)
ライブ配信ごとの感想や実況を集めるためのタグ。配信中の盛り上がりを一つにまとめることができ、配信後もファンが振り返りやすくなります。活動名に「配信」や「ライブ」を足したものがよく使われます。
ファンアート(FA)タグ
ファンが描いたイラストや作品を集める専用タグ。本人にとっては作品を見つけやすく、ファン同士にとっても作品をシェアしやすくなります。「名前+アート」「名前+絵」といった形式が定番です。
切り抜きタグ
配信の名場面を切り抜いた動画や画像をまとめるためのタグです。ファンが自主的に広めた切り抜きが新しい視聴者を呼び込むこともあり、拡散のきっかけになりやすいカテゴリといえます。
ファンネーム(愛称タグ)
ファンに付ける呼び名をタグ化したもの。ファン同士の一体感が生まれやすく、自己紹介や応援ポストにもよく使われます。愛称を考える際は、短くて呼びやすく、かつ活動の雰囲気に合う言葉を選ぶと親しみやすくなります。
これらのタグは決めただけで終わらせず、プロフィール欄や固定ポスト、配信の概要欄などでしっかり周知することも忘れないようにしてください。また、他者と重複しないことを必ず確認し、表記も統一しましょう。
VTuberハッシュタグの決め方は?4つのステップで解説!

タグを作ろうと思っても「何から始めればいいのか分からない」と迷う人は多いはず。ここではオリジナルタグをスムーズに決めるための流れをステップごとに紹介します。
候補を出す(名前・キャッチフレーズから)
まずは思いつくままに候補を出しましょう。活動名をそのまま使う方法が一番シンプルですが、キャッチフレーズや口癖を取り入れると独自性が出ます。
長すぎず入力しやすい形を意識すると使いやすさがぐっと上がります。
被りをチェックする(X・YouTube・Google検索)
候補が決まったら、必ず検索で調べます。XやYouTubeの検索窓に入力し、すでに他のVTuberが使っていないかを確認しましょう。Google検索もあわせて行うと安心です。
既存の活動者と重なっている場合は、別の候補に差し替えるのがマナーです。同じ表記でも大小やひらがな・カタカナ・英字の違いで使われていないかも確認しておくと安心です。
覚えやすさ・短さ・表記統一を意識する
タグは誰でもすぐに書けて、見た瞬間に分かるものが理想です。英語と日本語を混ぜると表記ゆれが起きやすいため、基本は統一した形にしておきましょう。
入力のしやすさも大事なので、長すぎる単語や特殊な記号は避けたほうが安全です。Xではスペースや句読点を入れるとタグとして機能しないため、単語は連結し、記号は避けましょう。
最終決定とプロフィールへの周知
候補を絞り込み、被りがないと確認できたら最終決定です。決まったら早速プロフィール欄や配信の概要欄に「感想は #〇〇配信 へ」などと明記しておきましょう。
固定ポストを使って周知すると、ファンも迷わず使えるようになります。Xの固定ポストにタグ一覧をピン留めしておくと、初見の人にも一目で伝わります。
プロフィールの作り方やコツ、項目などは、以下の記事で解説しています。
VTuberプロフィールの書き方・作り方は?コツや書くべき12項目も解説!
ジャンル別!おすすめハッシュタグ例

配信の内容によって、効果的なハッシュタグは変わります。ここでは代表的なジャンルごとに、よく使われているタグや付け方のコツを紹介します。目安として覚えておくと便利ですよ。
ゲーム実況向け
ゲーム配信は「#ゲーム実況」が定番。加えてタイトル名をタグ化すると、同じゲームを探している人に見つけてもらいやすくなります。
例として「#ApexLegends(日本語圏では #APEX も多用)」「#マイクラ」など。公式や多くのユーザーが使う表記を参考にすると、より検索に引っかかりやすくなります。
雑談配信向け
雑談枠なら「#雑談」「#雑談配信」が分かりやすい選択。朝活や夜のまったり配信であれば「#朝雑談」「#夜雑談」のように時間帯を入れると企画らしさも出せます。
あえて緩くして、日常の空気を伝えるのも雑談系ならではです。
歌・歌ってみた・ASMR向け
歌配信では「#歌枠」が広く使われています。録画動画の場合は「#歌ってみた」が王道。ASMR配信を行うなら「#ASMR」や「#ASMR配信」で探されやすくなります。
より細かく「#囁きASMR」などテーマを入れても効果的です。
コラボ・企画向け
特別なイベントやコラボでは、その回ごとに専用タグを作るのがおすすめです。「#〇〇杯」「#〇〇祭」といった形は、参加者やファンが一斉に投稿できるので盛り上がりやすい傾向があります。期間限定で活用するタグは一体感を作りやすく、記念にも残ります。
その他(挨拶系タグ)
日常的な発信には「#おはV」「#おはようVTuber」といった挨拶系のタグもおすすめです。
朝の挨拶投稿からフォロワー以外に発見してもらえるチャンスが生まれ、交流のきっかけになります。ただし、頻度が高すぎると反応の質が下がることもあるため、週数回など適度に使うのが安心です。
最近では「おはVメーカー」といった便利なツールを使えば、画像をアップして合成し、そのままXに投稿することができます。簡単にオリジナルの挨拶画像を作れるので、発信にひと工夫加えたいときにぴったりです。
ハッシュタグを運用する時の注意点

便利だからといって、ハッシュタグは何でも付ければ良いわけではありません。ここでは特に気をつけたいポイントを紹介します。
付けすぎは逆効果になる
一度に大量のタグを並べても、読みづらくなり、むしろ投稿の印象を下げてしまいます。Xは1〜2個を目安に。YouTubeは説明欄のハッシュタグのうち最大3つがタイトル上に表示されます。60個を超える過剰付与はハッシュタグが無効になり得るため、関連性の高い少数に絞りましょう。
時間帯や頻度を工夫する
せっかくタグを付けても、見てもらえる時間帯を外すと効果が薄れます。ターゲットとなる層がアクティブな時間を意識しましょう。
YouTubeはアナリティクスのオーディエンスタブで視聴者が利用している時間を確認できます。Xの投稿もその時間帯に合わせて試してみるといった、自分のデータを見ながら検証し投稿の頻度も調整するのが大切です。
トラブルを避けるマナー(タグ被り・利用規約)
オリジナルタグを決めるときは、既に他のVTuberや活動者が使っていないか確認が必要です。無断で被ると混乱を招くだけでなく、トラブルの火種になることもあります。
またYouTubeでは、無関係なタグやハラスメント・ヘイト表現、卑語、60個を超える過剰付与はポリシー違反の対象です。安心して使えるタグを選ぶことが信頼につながります。
ポリシーの詳細はこちらのGoogle公式ページをご覧ください。
まとめ
ハッシュタグは、ただの記号ではありません。配信を見つけてもらう入口になり、ファン同士の交流をつなぐ橋にもなります。
これからハッシュタグを考える方向けに、最低限そろえておきたい基本のタグとチェックポイントを整理しておきました。
用意しておきたい基本のタグ
- 総合タグ(活動全般をまとめるエゴサ用)
- 配信タグ(感想や実況を集める用)
- ファンアートタグ(イラストや作品をまとめる用)
チェックリスト
- 名前や活動名をベースに、短く覚えやすいか
- 既に他のVTuberが使っていないか検索で確認したか
- 大小や表記ゆれ(ひらがな・カタカナ・英字)も検索で確認したか
- スペルや表記が統一されているか
- プロフィール欄や固定ポストに明記したか(Xの固定ポストにピン留めすることもおすすめ)
- YouTubeの説明欄にも主要タグを入れたか
今日から少しずつでも、自分だけのタグを考えてみてください。準備が整ったとき、あなたの活動を見つけてくれる人はきっと増えていきます。
ハッシュタグが整ったら、次は?
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