ゲーム配信でおすすめの機材は?初心者でも迷わない選び方を解説!

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好きなゲームをプレイしながら、誰かとつながれる。 そんなゲーム配信の世界に、ちょっと興味が出てきたという方も年々増えてきました。
楽しそうだし、うまくいけば収益化も夢じゃない。 けれどいざ始めようとすると、どんな機材が必要で、何から手をつければいいのか分からなくて、ちょっと立ち止まってしまうこともありますよね。
この記事では、ゲーム配信に挑戦してみたい初心者さんに向けて、揃えておきたい機材や選び方のコツ、予算別のおすすめ構成まで、わかりやすくご紹介していきます。
ゲーム配信に必要な機材一覧

ゲーム配信を始めるにあたって、まず気になるのが「何を揃えればいいのか?」という点だと思います。
機材選びは、難しく考えすぎなくても大丈夫。基本となるアイテムは、実はそう多くありません。まずは最低限これだけあれば配信できるというラインを押さえておきましょう。
ここでは、初心者でも混乱しないように、まず必須の機材4つと、配信スタイルに合わせて変わるポイント、さらに意外と忘れがちな周辺機材までを整理して紹介していきます。
まず揃えたいゲーム配信の基本の4機材
最低限、これだけあれば配信はスタートできます。
- パソコン
配信の母艦となる存在。PCゲームをプレイしながら配信するなら、ある程度スペックが必要です。コンソールゲームの配信だけなら、ミドルクラスでもOK。 - マイク
声を届ける命ともいえる機材。ヘッドセットでも構いませんが、視聴者の聞きやすさを重視するなら、USBマイクから始めるのがおすすめ。 - 配信ソフト(OBSなど)
映像や音声をまとめて配信に送り出すソフト。無料で使えるOBS Studioが定番です。 - ネット回線
意外と見落とされがちですが、安定したアップロード速度がないと高画質配信は難しいです。できれば有線接続を。
ここまで揃えば、ひとまず配信を始める準備は整います。
配信スタイル別で変わる機材(PC/PS5/Switch/顔出し)
あなたがどんなゲームを配信したいかによって、必要な機材が少し変わってきます。
- PCゲームを配信する場合
グラフィック性能が高めのパソコンが必要になります。映像を直接キャプチャする必要がない分、キャプチャーボードは不要です。 - コンソールゲーム(Switch/PS5など)を配信する場合
本体からの映像をパソコンに取り込むため、キャプチャーボードが必須です。ゲームによってはHDMIのパススルー機能もチェックしておきたいところ。 - 顔出しやアバター配信をしたい場合
Webカメラや、iPhoneを使ったトラッキングアプリなど、顔や表情を映すための機材が必要になります。Live2Dや3Dモデルを使う場合は、カメラの精度も重要になってきます。
このように、自分がやりたいスタイルを先にイメージしておくと、余計な買い物をせずに済みます。
初心者が意外と見落としがちな周辺機材
本格的に配信を始めると、意外と「あれがないと不便かも…」と感じるものも出てきます。
- 照明(リングライトなど)
照明があると、暗い環境でのゲーム配信時でもカメラ映りが改善されます。顔出しでゲーム配信をしたい方におすすめです。 - マイクアーム・ポップガード
音質にちょっとこだわりたいなら便利なアイテム。口元との距離を安定させたり、破裂音を防ぐのに役立ちます。 - サブモニター
ゲーム画面と配信ソフトの操作画面を分けられると、配信中のストレスがぐっと減ります。
こうした機材は、あとからでも十分に買い足せます。最初から全部そろえなくても大丈夫なので、まずは配信を始めてみて「必要だな」と思ったタイミングで検討してみてください。
初心者でも失敗しないゲーム配信機材の選び方

いざ機材を買おうと思っても、似たような製品がずらりと並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまう。
そんな経験、ありませんか?
安さ重視で選んだら性能が足りなかった…とか、逆に高機能すぎて使いこなせなかった…なんて声もよく聞きます。
ここでは、初心者の方でも後悔せずに済むよう、基本的な選び方のポイントや、よく比較される項目についてまとめました。
価格だけで選ばない!チェックすべき性能ポイント
つい値段ばかり見てしまいがちですが、配信機材は中身の性能を見て選ぶことが大切です。とはいえ、難しいスペック表をすべて理解する必要はありません。要点だけ押さえましょう。
たとえばパソコンなら、
- CPUはIntel Core i5以上 or Ryzen 5以上
複数の作業を同時にこなす配信では、処理能力が重要です。 - メモリは16GBが安心ライン
8GBでも配信できないことはありませんが、複数アプリを開くとカクつきやすくなります。 - グラフィックボード(GPU)付きだと快適度が段違い
PCゲームをやるならGeForce RTXシリーズなどのGPUはほぼ必須です。
マイクやカメラも同じで、たとえば「単一指向性(カーディオイド)」という仕様を選ぶと、話している人の声だけをしっかり拾ってくれます。
スペックは、自分の使い方に合っているかどうかという視点で見ていくと、選びやすくなりますよ。
USBマイク vs オーディオインターフェースどっちがいい?
音声機材選びでよく話題に出るのが、「USBマイクとXLRマイク、どっちがいいの?」という疑問です。
結論から言えば、初心者ならUSBマイクから始めるのが手軽でおすすめです。パソコンに挿すだけで使えますし、最近は音質もかなり優秀なモデルが増えてきました。
一方、オーディオインターフェースとXLRマイクの組み合わせは、音質や調整の自由度が高く、プロ志向の配信者に選ばれています。ただし、初期コストも上がるし、多少の知識も必要になってきます。
「まずは気軽に始めたい」「配信してみてハマったら本格的に」という人は、USBマイクで十分です。音にこだわりたくなったら、あとからグレードアップしていきましょう。
先にそろえるべき順番は?ムダ買い回避の優先順位
あれこれ見ているうちに、気づけば買い物リストがどんどん膨らんでしまった。そんなときは、優先順位を明確にしておくとムダが減ります。
まず最初に優先的に考えたいのは、配信の土台になるもの。
- パソコン(または配信可能な環境)
- ネット回線(安定性が重要)
- マイク(最低限、自分の声がちゃんと届くこと)
ここまでが整ったら、次に
- 配信ソフト(OBSなど)
- カメラ(顔出しやアバター用)
- キャプチャーボード(コンソールゲーム用)
という順で考えると、失敗しにくいです。
ちなみに、照明やモニター、マイクアームなどは、実際に配信を始めてから「あった方が便利」と思ったタイミングで足していけばOK。
最初から全部そろえようとしなくても、大丈夫です。
予算別おすすめ配信機材セット【10万/15万】

配信を始めたい気持ちはあるけれど、やっぱり気になるのが「全部そろえたらいくらかかるんだろう?」という点。
実際のところ、こだわり出すとキリがない世界ですが、最初から完璧な環境を目指す必要はありません。大事なのは、自分のやりたいスタイルに合わせて、今の予算でちょうどいい機材を選ぶこと。
ここでは、10万円と15万円の2つの予算ラインをもとに、初心者でも安心して揃えられるおすすめ構成の参考例を紹介します。※実際の価格は変動することがあるため購入前にぜひ再確認をしてください。
10万円で始めるライト配信セット
まずはなるべく費用をおさえて、でも最低限のクオリティは確保したい。
そんな人向けの構成がこちらです。
- マイク:FIFINE K669B(USB)
低価格ながら十分な音質。USB接続で設定も簡単。 - キャプチャーボード:GV-USB3/HD(アイ・オー・データ)
SwitchやPS5配信に対応。必要な機能はしっかり備えています。 - Webカメラ:ロジクール C270n
顔出し配信やアバタートラッキングに使える定番モデル。 - 照明:リングライト(Amazonなどで3千円前後)
表情の明るさがグッと変わる、コスパ最強のアイテム。 - サブモニター:中古24インチ フルHD モニター
配信ソフトの操作やコメント表示に。中古なら1万円以内も。
この構成なら、パソコンをすでに持っている人であれば、だいたい7〜10万円以内におさまります。
最低限そろえて始めてみて、あとから少しずつアップグレードしていくスタイルです。
15万円で揃えるこだわり配信セット
画質や音質にも気を配りたい。せっかくならある程度いいものを選んで、長く使いたい。
そんな人におすすめの、少し余裕をもたせた構成です。
- マイク:audio-technica AT2020USB+
クリアで自然な音質。配信でもナレーションでも活躍。 - キャプチャーボード:Elgato HD60 X
4Kパススルー対応、安定性も高く、プロの配信者にも人気。 - Webカメラ:ロジクール C920s
フルHD対応、画質・色合いともに優秀。VTube Studioとの相性も◎。 - 照明:Neewer 12インチ LEDリングライト
光量・色温度調整ができるタイプで、環境に合わせやすい。 - サブモニター:新品24インチ フルHD(BenQ、I-O DATAなど)
コメント表示やOBS操作に便利。新品でも1.5万円前後。 - マイクアーム・ポップガード:セットで3千円前後
見た目もプロっぽくなり、使いやすさもアップ。
この構成であれば、合計13〜15万円前後が目安。
トータルの満足度も高く、配信を続ける中で買い直しを避けられるのもメリットです。予算が限られていても、「まずはやってみたい」という気持ちが何より大切です。
始めてみると、「ここはもっと良くしたいな」というポイントが自然と見えてくるので、無理せずステップアップしていきましょう。
まずは配信してみよう!機材がそろったら最初に挑戦したい初心者のステップ

いよいよゲーム配信の機材がそろったら、あとは実際に使ってみるだけ。
と言いたいところですが、その前にちょっとだけ配信前の準備や設定をしてみましょう。
この章では、ざっくりと設定方法やポイント、よくあるトラブルの対処方法などを解説していきます。
OBSの設定とマイク・キャプチャーボードの接続方法
配信ソフトとして使われているのが「OBS Studio」。無料なのに高機能、ということもあって、初心者にもおすすめのソフトです。
インストールがまだの方は、まず公式サイトからダウンロードしておきましょう。
基本的な初期設定は次のとおりです。
- マイクの設定
OBSを起動したら、音声ミキサーに「マイク/補助音声」が表示されているか確認します。ない場合は、「設定」→「音声」からマイクを選択。 - ゲーム画面の取り込み(PCゲーム)
「ソース」→「ゲームキャプチャ」を追加。プレイしているゲームの画面を指定すれば、取り込み完了です。 - コンソールゲーム(Switch/PS5)の取り込み
「映像キャプチャデバイス」を追加し、接続したキャプチャーボードを選びます。映らない場合はUSBポートの変更やドライバ確認も。 - 配信出力の調整
「設定」→「出力」で、ビットレートを5000〜6000kbpsに設定。エンコーダーは「NVENC」や「x264」など、パソコンの性能に合わせて選びましょう。
配信先が YouTube や Twitch の場合は、「設定」→「配信」からサービスを選び、ストリームキーを入力すれば接続が完了します。
OBS Studioの使い方については、次の記事で詳しく解説しています。
OBS Studioの使い方超入門ガイド!初心者向けに基本操作から配信・録画方法まで解説!
これで、ゲーム画面と音声の準備は完了です。
続いて、アバターを使う方に向けた設定も見ておきましょう。
iPhoneでLive2Dを動かす方法(VTube Studio)
Live2Dのアバターを使いたい方には、「VTube Studio」がおすすめです。特にiPhoneユーザーなら、顔の動きや表情をかなり自然に反映させることができます。
手順は次の通りです。
- iPhoneにVTube Studioをインストール
App Storeからダウンロード。無料でも使えますが、有料版にすると広告非表示やロゴ非表示が可能です。 - PC版もインストール&起動
Steamなどで入手し、スマホとPCを同じWi-Fiにつないでペアリングします。 - OBSにアバターを映す
OBS側で「ゲームキャプチャ」や「ウィンドウキャプチャ」を使って、VTube Studioの画面を取り込みます。
スムーズに動かないときは、iPhoneの位置を調整したり、リングライトで明るさを補うだけでも改善することがありますよ。
最初は限定公開でOK!配信テストのやり方
配信の準備ができたら、いきなり本番に飛び込む前に、テスト配信をしてみましょう。
YouTubeやTwitchでは、自分だけが見られる限定公開や非公開設定で配信することができます。
OBSのプレビュー機能も便利ですが、実際の配信環境で試せるテスト配信は安心感が違います。
チェックしたいポイントはこちら:
- マイク音量や声の聞こえ方
- ゲーム音やBGMとのバランス
- アバターやカメラの表示・動き
- コメント欄や画面構成の見やすさ
録画してあとで見返してみるのもおすすめです。
「ちょっと暗いな」「声が小さいかも」といった気づきが配信の質をぐっと高めてくれます。
1回配信したらわかる!買い足すべきものが見える
実際に配信してみると、「あ、これもう少し改善したいかも」という部分が見えてきます。
そのちょっとした気づきこそが、次の機材選びのヒントです。
よくある改善パターン:
- マイクの位置が安定しない → マイクアームがあると便利
- 表情がうまく認識されない → 照明を追加すると精度アップ
- コメントが見づらい → サブモニターを導入すると操作が快適
最初から全部そろえておく必要はありません。
配信を重ねながら、必要なものを一つずつ追加していけば大丈夫です。
よくある質問・トラブルQ&A(マイクが入らない、音ズレする etc.)
最後に、初配信でよくある困りごとと、対処法をいくつかご紹介しておきます。
- マイクが入らない
OBSの音声ミキサーで反応しているか確認。デバイスの選択ミスに注意。
詳しい改善方法は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSでマイクの音声が入らない?考えられる原因と対処法を解説! - ゲーム音が出ない
キャプチャーボードの音声出力設定、またはゲーム機側の設定を確認。
詳しい改善方法は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSでゲーム音が入らない・聞こえない!原因と対処方法を解説 - 音ズレが気になる
OBSの「同期オフセット」で音声と映像のズレを調整できます。
詳しい改善方法は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBS配信の音ズレの原因とは?不具合の直し方や設定方法を徹底解説 - 映像がカクつく/止まる
ビットレートや解像度を下げてみる。PCや回線の負荷を軽くすると改善されることも。
詳しい改善方法は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSが重い・ラグい・カクつく時の原因・対処法をわかりやすく解説 - コメント欄が表示されない
配信サービス側のチャット設定が無効になっていないかチェック。
何かトラブルが起きても、落ち着いてひとつずつ確認すれば大丈夫です。
まとめ
はじめてのゲーム配信。なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、ひとつずつ機材をそろえていけば、意外とスムーズに始められます。
大切なのは「最初から完璧を目指さない」こと。
まずは最低限の機材をそろえて、実際に動かしてみる。そこから見えてくる気づきや改善点を、少しずつ反映していけばOKです。
マイクやカメラ、キャプチャーボード。予算に合わせた選び方も紹介しましたが、すべてを一気にそろえる必要はありません。配信を重ねながら、あなたに合ったスタイルを見つけていくことが、いちばんの近道です。
そして何より、楽しむことを忘れずに。緊張しながら迎える初配信も、振り返ればきっと大切な一歩になりますよ。
ゲーム配信の第一歩を踏み出せたら、次は?
ゲーム配信の準備が整ったら、次は配信画面にもこだわってみませんか?
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