Vライバーの始め方・なり方は?初心者向けに5ステップで解説!

Vライバーの始め方・なり方は?初心者向けに5ステップで解説!

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Vライバーを始めてみたいと思っても、最初に何を準備すればいいのか迷っていませんか。スマホだけで配信できるのか、イラストやPC、マイクを用意すべきなのかなど、不安に感じるポイントも多いですよね。

そこでこの記事では、Vライバーの始め方・なり方を、スマホアプリ完結・1枚絵配信・PC本格配信の3つのルートに分けて解説します。自分に合う方法を選び、アプリ登録やテスト配信まで進める流れを見ていきましょう。

Vライバーになるには?まずは3つの始め方から選ぼう

Vライバーになるには?まずは3つの始め方から選ぼう

Vライバーになる方法は、大きく分けて3つあります。「スマホアプリ完結」「1枚絵配信」「PC本格配信」のどれを選ぶかで、必要な準備や費用、活動しやすい配信スタイルが変わってきます。ここでは各ルートの特徴と向いている人を整理するので、自分はどこから始めるのが合いそうか、判断する目安にしてみてください。

スマホアプリ完結ルート|まず試してみたい人向け

スマホアプリ完結ルートは、スマホを使って、アプリ内のアバターで配信できる方法です。REALITYのように、アプリ内で3Dアバターを作成し、そのまま配信に進めるサービスもあります。イラストを用意したり、外部のPCソフトをそろえたりする必要がないため、最初の一歩として始めやすい選択肢といえるでしょう。

アプリによっては無料で配信を試せるものもありますが、課金アイテムや収益化条件はサービスごとに異なります。登録前に利用規約や公式案内を確認しておくと安心です。

1枚絵配信ルート|イラストの姿で活動したい人向け

1枚絵配信ルートは、自分のイラスト1枚をアプリにアップロードして、表情や口の動きをつけながら配信する方法です。代表的なサービスはIRIAMで、公式FAQでも、1枚のイラストをアップロードすると目や口を認識し、自動的にアニメーションをつけてライブ配信できると説明されています。

自分だけのキャラクター性を出したい人や、自分でイラストを描ける人、外注してオリジナルイラストを用意したい人に向いている方法といえるでしょう。イラストやアカウントの準備が整っていれば、その日のうちに配信テストまで進められる場合もあります。

1枚絵を動かして配信できるPNGTuberの始め方やおすすめツールについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>PNGTuberとは?始め方・おすすめツールやVtuberとの違いまで初心者向けに解説!

PC本格配信ルート|Live2D・3Dモデルで活動したい人向け

PC本格配信ルートは、Live2Dや3Dモデルのアバターを用意し、PC側で配信ソフトを使って配信する方法です。YouTube LiveやTwitchなどの配信プラットフォームで活動したい人や、表情や動きの幅を広げたい人に向いています。

一方で、アバター制作や配信ソフトの設定など、準備することは増えやすくなります。詳しい機材やアバターの作り方は、後ほどの章で1つずつ整理していきます。

迷ったらどのルートを選ぶべき?

3つのうちどれを選ぶか迷ったときは、まずスマホアプリ完結ルートか1枚絵配信ルートから試すと、始めやすいでしょう。準備するものが少なく、費用も抑えやすいため、配信そのものを続けられそうかを早い段階で確かめられます。

しばらく続けて「もっと表現の幅を広げたい」「YouTubeなどで長く活動したい」と感じてきたタイミングで、PC本格配信ルートへ広げていく方法も検討してみてください。

VライバーとVTuberとの違い

VライバーとVTuberとの違い

Vライバーを調べていると、「VTuberとは何が違うの?」と迷うことがあります。ここでは定義の細かな話よりも、実際の活動スタイルの違いを、傾向として分かりやすく整理します。

Vライバーはライブ配信を中心に活動するバーチャル配信者を指すことが多い

Vライバーは、バーチャルライバーの略称として使われることが多い言葉です。業界全体で統一された定義があるわけではありませんが、イラストや2D・3Dアバターを使い、ライブ配信を中心に活動するバーチャル配信者を指す場面でよく見かけます。

スマホ向けの配信アプリで活動する人を表現する場面で目にしやすい一方、PC配信や複数のプラットフォームで活動する人がVライバーと名乗るケースもあります。

VTuberとの違いは活動場所や配信スタイルの傾向

VTuberは、一般にVirtual YouTuberの略として使われる呼び方です。YouTubeでの動画投稿やライブ配信を中心に語られやすく、Vライバーは配信アプリでのライブ配信から語られやすい、という傾向の違いがあります。

ただし両者の境界は曖昧で、はっきりと二分できるわけではありません。YouTube中心で活動するVライバーもいれば、IRIAMで活動するVTuberもいるため、活動場所だけで決まるラベルではない点を覚えておくと安心です。

違いをもっと詳しく知りたい方は、関連記事のVライバーとVTuberの違いをまとめた解説もあわせてご覧ください。

VライバーとVTuber、どちらを名乗ってもいい?

個人で活動する場合は、活動場所や見せ方に合わせて選べば問題ないケースが多いです。サービス側で独自の呼び方が使われている場合は、それに合わせるとプロフィールやSNSでの紹介もスムーズになります。

例えばIRIAMやREALITYのような配信アプリを中心に活動する場合は、Vライバーと表現すると伝わりやすいことがあります。

一方で、YouTubeで動画やライブ配信を育てたい場合は、VTuberと名乗るほうが活動内容をイメージしてもらいやすい場面もあります。所属事務所の公式呼称があれば、それに合わせるのも自然な選び方です。

Vライバーの始め方・なり方を5ステップで解説

Vライバーの始め方・なり方を5ステップで解説

Vライバーを始めるときの流れは、大きく5つのステップに分けて考えると整理しやすくなります。ここでは配信スタイルからテスト配信までの全体像を押さえ、後続の章でアプリ選びやアバター、機材について詳しく見ていきます。

VTuberとして配信を始める方法や手順、必要な準備についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>VTuberの配信方法は?初心者向けにやり方・準備・手順をわかりやすく解説!

ステップ1|配信スタイルを決める

最初に決めたいのが、どんな配信をしたいかというスタイルです。雑談、歌、ゲーム、朗読、視聴者参加型企画など、自分の好きなジャンルや話しやすいテーマを選ぶと続けやすくなります。

最初から完璧なコンセプトを固める必要はありません。「やってみたい」「日常的に話せそう」と感じるテーマを、1〜2つ決めておくくらいで十分です。

ステップ2|配信アプリ・プラットフォームを選ぶ

次に、スマホアプリで始めるか、PC配信で始めるかを決めます。IRIAMやREALITYのようなアプリは、スマホを使って配信を始めやすい選択肢です。IRIAMではイラストをアップロードして配信し、REALITYではアプリ内アバターを使って配信できます。

一方で、YouTube LiveやTwitchでアバター配信をする場合は、PCと配信ソフトを組み合わせる構成が選ばれやすくなります。選び方の詳細は「配信アプリ・プラットフォームの選び方」の章で整理するので、ここでは「スマホかPCか」の方向性を仮決めしておけば十分です。

ステップ3|アバターを用意する

3つ目のステップは、配信で使うアバターの準備です。アプリ内アバター、1枚絵、Live2Dモデル、3D VRMモデルなど、用意する方法はいくつかあります。

費用や作り方の詳細は「アバターの作り方と費用の目安」の章で扱いますが、最初から本格的なモデルを用意しなくても、アプリ内アバターや1枚絵から始める方法もあります。

ステップ4|機材と配信環境を整える

4つ目は機材まわりの準備です。スマホ配信なら、スマホとイヤホン、静かな場所があれば始めやすいでしょう。PC配信では、マイクや配信ソフト、必要に応じてWebカメラやトラッキング用の端末・ソフトを用意します。

最初から高額な機材をそろえる必要はありません。詳しい機材選びは「Vライバーに必要な機材と予算」の章で見ていきます。

ステップ5|プロフィールを作り、テスト配信をする

最後に、配信者としての名前、プロフィール文、配信タイトル、SNSアカウントを整え、テスト配信まで進めます。いきなり長時間の本番配信を目指す必要はなく、音声や通信、アバターの動きを確かめる短めの枠から始めると安心です。

ここまで進めれば、Vライバーとして配信を始めるための基本的な準備が見えてきます。次の章からは、特に押さえておきたいステップを1つずつ深掘りしていきましょう。

VTuberとしてデビューするまでに準備しておきたい具体的なタスクについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>VTuberの準備中は何をする?デビュー成功のためにやることを解説!

配信アプリ・プラットフォームの選び方

配信アプリ・プラットフォームの選び方

ここからは、Vライバーとして使える主な配信アプリ・プラットフォームを、目的別に整理していきます。「とにかく早く試したい」「ゲーム配信もしたい」「動画やアーカイブも残したい」など、自分のスタイルに近い方向性を見つけてみてください。

Vライバー向けアプリ|IRIAM・REALITY

Vライバー初心者がまず検討しやすいのが、IRIAMとREALITYです。どちらもスマホで配信を始めやすいアプリですが、仕組みは少し異なります。IRIAMはイラストを使って配信するタイプ、REALITYはアプリ内アバターで配信するタイプです。

IRIAMは、自分のイラスト1枚をアップロードすると、イラストの目や口を認識し、自動的にアニメーションを付けて配信できるアプリです。REALITYはアプリ内で3Dアバターを作成し、そのまま配信に進められるサービスで、イラストを用意できない場合の入口としても選びやすいでしょう。

それぞれの機能や使い方を詳しく比較したい場合は、関連記事のVライバー向けおすすめアプリの紹介記事もあわせてご覧ください。

ゲーム・雑談・ライブ交流に使えるアプリ|Mirrativ・TikTok LIVE・17LIVE

ゲーム配信や雑談、ライブ交流を中心にしたい人は、Mirrativ、TikTok LIVE、17LIVEなども候補になります。Mirrativはスマホだけでゲーム配信ができるアプリとして公式に案内されており、アバター機能「エモモ」を使った配信もできます。

TikTok LIVEはTikTok内でライブ配信を行う機能で、利用には年齢などの条件があります。17LIVEでは、アバターやオリジナルキャラクターを使ったバーチャル配信(Vライバー)も案内されています。Live2DファイルやVRMファイルを使った配信に対応している点も特徴です。

アプリごとに、利用できる年齢、収益化の仕組み、配信の方法やルールは異なります。始める前に、各アプリの公式案内や利用規約を確認しておきましょう。

PCで本格的に活動するなら|YouTube Live・Twitch・ニコニコ生放送

PC配信で本格的に活動したい場合は、YouTube Live・Twitch・ニコニコ生放送などが候補に入ります。YouTube Liveは、ライブ配信後にアーカイブを残せるため、あとから見てもらう導線を作りやすい点が特徴です。内容によっては、切り抜きやショート動画に展開することもできます。

Twitchはゲーム配信やリアルタイム交流と相性がよく、コメントを通じて視聴者と会話しやすいプラットフォームです。ニコニコ生放送はコメント文化が強く、視聴者と一緒に盛り上がる雰囲気を作りやすい場面もあります。

YouTube Liveでライブ配信を行うには、チャンネルの確認や、過去90日間にライブ配信の制限を受けていないことなどの条件があります。モバイル配信ではさらにチャンネル登録者数50人以上などの追加条件があるため、開始前に公式ヘルプで最新情報を確認すると安心です。

目的別に見るおすすめの選び方

ここまで紹介した選択肢を、目的別に整理してみましょう。

目的選択肢の例
とにかく早く試したいREALITYなどのスマホアプリ
イラストの姿で活動したいIRIAMなどの1枚絵対応アプリ
動画やアーカイブも育てたいYouTube Live
ゲーム配信をしたいMirrativ、Twitch、YouTube Live
雑談中心で交流したいIRIAM、REALITY、TikTok LIVE、17LIVEなど

スマホで気軽に始めるならアプリ、長く活動を続けたいならPC配信も視野に入れる、というように、最初の一歩と将来の方向性を組み合わせて考えると選びやすくなります。

アバターの作り方と費用の目安

アバターの作り方と費用の目安

アバターをどう用意するかは、Vライバーを始めるときに迷いやすいポイントのひとつです。ここでは、アプリ内アバター、1枚絵、Live2Dモデル、3D VRMモデルの4つの方法と、外注時に確認したい項目を順に整理します。費用は依頼内容や仕様で大きく変わるため、固定の相場ではなく、考え方の目安として紹介します。

Live2Dや3Dアバターを無料で制作する手順や、ガワとしての見え方の作り込みについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>VTuberアバター作り方ガイド|Live2Dと3Dを無料で制作するには【初心者向け】

アプリ内アバターを使う|イラストなしで始めたい人向け

REALITYやMirrativなどには、アプリ内でアバターを作成して配信できる機能があります。17LIVEのように、アバターやLive2D・VRMモデルを使ったバーチャル配信に対応しているサービスもあります。イラストを自分で描いたり外注したりしなくても始めやすいため、まずは配信そのものを試したい人と相性のよい方法です。

ただし、アプリ内で作ったアバターを別のサービスで使う場合や、収益化した動画・グッズなどに利用する場合は、サービスごとの利用規約を確認しておきましょう。

1枚絵のアバターを用意する|自分のキャラ性を出したい人向け

オリジナルのイラスト1枚を用意する方法には、自分で描く、イラストレーターに依頼する、フリーまたは有料の素材を使うなどの選択肢があります。

外注する場合の費用は、依頼内容、商用利用の可否、納期、修正回数などで大きく変わります。クラウドソーシングや個人依頼では、数千円〜数万円以上の価格帯が見られることもありますが、あくまで公開募集の一例です。依頼先や利用範囲によって幅があると考えておくと安心です。

Live2Dモデルを用意する|表情や動きを増やしたい人向け

Live2Dモデルは、表情や動きの幅を広げたいときに選ばれやすい方法です。Live2Dモデルでは、顔・髪・体などのパーツを分けたイラストを用意し、まばたきや口の動きなどを設定していきます。この動きを付ける作業をリギングと呼び、配信時にはVTube Studioなどのソフトでモデルを表示します。

費用は1つの数字で見るよりも、要素別に分けて考えると整理しやすいでしょう。

  • イラスト制作費(パーツ分けあり)
  • Live2Dモデリング費
  • 表情・衣装差分などの追加費
  • 商用利用やグッズ化に関する追加費

公開募集では、簡易的なモデルが数万円台から出ている例もあります。一方で、表情差分や衣装差分まで作り込む場合は、数十万円以上になるケースもあります。それぞれをまとめて依頼するか、工程ごとに別の人へ依頼するかでも合計額は変わってきます。

3D VRMモデルを用意する|全身を動かしたい人向け

全身を動かして配信したい場合は、3D VRMモデルを使う方法があります。VRoid Studioという無料の3Dキャラクター制作ソフトを使えば、顔・髪型・服などをカスタマイズしながら、オリジナルの3Dモデルを作れます。

作ったVRMモデルを動かして配信するには、VSeeFaceや3teneといったソフトを使う方法があります。ただし、ソフトによって対応しているVRMのバージョンが異なるため、使う前に公式サイトで対応形式を確認しておきましょう。たとえばVSeeFaceはVRM0標準のみ対応と案内されており、3teneは公式ページでVRM(VRM0.x)モデルへの対応が案内されています。

VRoid Studioでの自作なら基本無料で試せますが、衣装パーツの購入や外注での仕上げ、専用ソフトの有料エディションを使う場合は、別途費用がかかります。

外注前に確認したい著作権・商用利用・納品形式

イラストやモデルを外注するときは、価格や納期だけでなく、あとで使える範囲を契約や見積もりの段階で確認しておくと安心です。

  • 配信で使ってよいか
  • 収益化を伴う配信や動画で使ってよいか
  • SNSアイコンやサムネイルに使えるか
  • グッズ化や切り抜き動画に使えるか
  • 修正回数は何回までか
  • 納品形式(PSD、cmo3、VRMなど)
  • クレジット表記の有無

利用範囲は契約で定めた中でしか使えないのが一般的です。文化庁の著作権契約書作成支援システムなどの公的な解説も参考になります。難しく考えすぎず、依頼前のチェックリストとして使うイメージで大丈夫です。

Vライバーを始める際に必要な機材は?

Vライバーを始める際に必要な機材は?

ここでは、Vライバーを始めるときに必要な機材を、スマホで始める場合・PCで始める場合に分けて紹介します。最初から高額な機材をそろえる必要はないため、自分のスタイルに合わせて段階的にそろえる流れを意識すると安心です。

スマホだけで始める場合に必要なもの

スマホで配信する場合は、すでに持っているスマホ、イヤホン、安定した通信環境、静かな場所があれば配信を始めやすいでしょう。REALITYのように、スマホ内蔵のカメラやマイクを使って配信できるアプリもあります。追加の機材を買わずに試せるサービスもあるので、まずは手持ちの環境で始めてみるとよいでしょう。

なお、IRIAMのように1枚のイラストをアップロードして配信するアプリでは、権利上問題のないイラストを用意する必要があります。スマホだけで始めやすいサービスでも、アカウント設定や素材の準備が必要になる場合はあるため、事前に公式案内を確認しておくと安心です。

最初に何かを買い足す前に、まずは音が聞き取りやすい環境を整えてみるのがおすすめです。生活音や反響が入りにくい部屋を選ぶ、カーテンやラグ、布製の家具がある部屋を選ぶだけでも、音の響きは変わります。照明やスマホスタンドは、必要を感じた段階でそろえていくくらいで問題ありません。

PC配信で必要なもの

PC配信で活動する場合は、スマホ配信と比べてそろえる物が増えてきます。基本的には、配信用のPC、マイク、音を確認するためのイヤホンやヘッドセット、配信ソフトを用意します。

Live2DモデルならVTube Studioなど、3D VRMモデルならVSeeFaceなど、モデル形式に合ったトラッキングソフトも必要になります。顔の動きを読み取るために、Webカメラや対応スマホを使うケースもあります。

VTube StudioとOBSの連携設定や、映らないときの対処法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>Vtube Studio×OBSの設定方法や映らない時の対処法!

PCスペックは配信内容によって求められる性能が変わります。雑談中心で、軽めのアバター表示や配信ソフトの利用にとどめるなら、比較的シンプルな構成でも始めやすいでしょう。

一方で、3Dゲーム配信を高画質で行いたい場合は、ゲーム画面の処理と配信処理を同時に行うため、グラフィック性能やメモリに余裕のあるPCを選ぶと安心です。型番選びの詳細は、配信ジャンルに合わせて別途検討するとよいでしょう。

配信スタイル別・価格帯別のおすすめパソコンスペックについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
>>VTuberにおすすめのパソコンスペックは?配信スタイル・価格帯別に選び方を網羅

配信ソフトはOBS Studioが代表的

PC配信で広く使われている配信ソフトのひとつが、OBS Studioです。OBS Studioは、録画・ライブ配信用の無料オープンソースソフトで、YouTube LiveやTwitchなどへの配信に使えます。

画面・音声・アバターなどをまとめて配信画面に映し出したいときにも便利です。ただし、各プラットフォーム側の配信条件や設定は別途確認が必要です。

シーンの切り替えやBGM・効果音の追加、アバター表示用の画面合成など、Vライバーの配信でよく使う基本的な操作をまとめやすいのが特徴です。最初は基本的な配信設定だけ行い、慣れてきたら徐々に演出やシーン管理を増やしていく流れがよいでしょう。

まず試す/少し整える/長く活動する前提で整える

最後に、揃える機材の目安を3段階で整理してみましょう。

進め方向いている人揃える機材・サービスの例
無料〜低予算でまず試す配信を続けられそうか試したい人スマホアプリ、アプリ内アバター、手持ちのイヤホン
少し整えて始める自分のキャラ性や音質にも少しこだわりたい人1枚絵のイラスト、外付けマイク、スマホスタンド、簡単な配信環境
長く活動する前提で整えるPC配信やLive2Dモデルも視野に入れたい人Live2Dモデル、配信用PC、マイク、トラッキング環境、サムネイル・ロゴ制作

最初から高額な機材やモデルをそろえる必要はありません。まずは無料〜低予算で配信に慣れ、「続けられそう」「もっと表現の幅を広げたい」と感じてから、イラストや機材、PC配信環境を少しずつ整えていく流れがおすすめです。

個人勢と事務所所属、初心者はどちらが向いている?

個人勢と事務所所属、初心者はどちらが向いている?

Vライバーとして活動する形は、大きく分けると、個人で活動する「個人勢」と、事務所に所属して活動する「事務所所属」があります。どちらが優れているというより、活動の自由度や受けられるサポートの内容が変わると考えると分かりやすいでしょう。

まずは個人で試す方法もある

初心者の場合、まずは個人で配信を試してみる方法もあります。個人勢は、配信内容や活動時間、キャラクター設定を自分で決めやすいのが特徴です。自分のペースで始めたい人や、活動スタイルを少しずつ固めたい人には向いています。

一方で、機材の準備、告知や宣伝、外注時の権利確認、配信中のトラブル対応なども、自分で判断する場面が多くなります。最初は手探りになることもありますが、実際に配信してみることで、自分に合うジャンルや続けやすい頻度が見えてくるでしょう。

事務所に応募する前に確認したいこと

事務所所属の場合は、事務所によって、配信ノウハウ、イラストやモデル制作、マネージャーによる活動相談、イベント参加などのサポートを受けられる場合があります。最初からサポートを受けながら活動したい人にとっては、心強い選択肢になるでしょう。

ただし、活動条件や契約内容は事務所ごとに異なります。応募する前に、配信頻度、報酬や収益分配、契約期間、モデルやイラストの権利、退所時の扱いなどは確認しておきたいポイントです。

迷う場合は、まず個人で配信を試してから、必要に応じて事務所応募を検討する流れでも問題ありません。募集要項だけで判断せず、面談などで気になる点を確認したうえで、自分に合う進め方を選びましょう。

Vライバーを始めたあとに続けるコツ

Vライバーを始めたあとに続けるコツ

ここからは、Vライバーを始めたあとに無理なく続けるためのコツを紹介します。最初から完璧を目指す必要はないので、1つずつ取り入れられそうなものから試してみてください。

最初の数回〜1ヶ月ほどは収益化より配信に慣れる

始めたばかりの時期は、収益化や視聴者数を気にしすぎないほうが続けやすくなります。まずは最初の数回〜1ヶ月ほど、話すこと、コメントに反応すること、配信画面の操作に慣れることを目標にしてみましょう。

ギフトや投げ銭に近い仕組みを用意しているサービスもありますが、収益化条件や受け取れる仕組みはサービスごとに異なります。すぐに収益が安定するとは限らないため、まずは「楽しく続けられる土台」を作ることを優先すると、活動を続けやすくなります。

無理のない配信頻度を決める

毎日配信が必須というわけではありません。まずは週1〜2回など、無理なく続けられる頻度から始めても大丈夫です。曜日や時間をある程度固定しておくと、リスナーが配信スケジュールを覚えやすくなります。

学校や仕事との両立を考える場合は、生活リズムに合わせて無理のない頻度から始めるのが安心です。続けやすさを優先するほうが、結果的に長く活動しやすくなるでしょう。

固定企画を作る

「今日の配信、何を話そう」と毎回ゼロから考えるのは大変です。週1回でも自分の定番企画を作っておくと、配信内容に迷う時間を減らせます。

固定企画の例としては、次のようなものがあります。

  • 初見さん歓迎の雑談枠
  • 歌える曲を増やす練習枠
  • 週末の振り返り配信
  • 視聴者参加型の企画
  • ゲームの定期配信

最初は気軽に試して、続けやすいものを残していくとよいでしょう。

SNSや切り抜きで見つけてもらう

配信中だけでなく、配信外でも自分の活動を知ってもらえる場所を作っておくと、新しいリスナーに見つけてもらいやすくなります。代表的な方法としては、X(旧Twitter)で配信告知や日常の投稿をする、TikTokやYouTube Shortsに配信の切り抜きを上げる、などがあります。

ただし、最初から全部のSNSをやろうとすると負担が大きくなりがちです。まずは1つから始めて、慣れてきたら少しずつ広げていく流れが続けやすくなります。BGMやゲーム画面、アバター素材の利用範囲にも注意し、各サービスや素材のルールを確認してから投稿しましょう。

初心者がつまずきやすい失敗パターン

最後に、初心者が陥りやすい失敗パターンも知っておくと安心です。代表的なつまずきには、以下のようなものがあります。

  • 最初から高額なモデルや機材をそろえて、配信を続ける前に負担が大きくなる
  • アバターの利用範囲を確認せずに依頼し、後でグッズや動画に使えないことに気づく
  • 配信頻度を詰め込みすぎて、心身のバランスを崩してしまう
  • コメント対応やモデレーション設定を後回しにして、トラブルへの気付きが遅れる
  • 案件やPR投稿で広告であることを分かりやすく示さず、ステマ規制に反する表示になってしまう

どれも、事前に確認しておくことでリスクを減らしやすい内容です。準備段階で目を通しておくと、長く続けやすい活動環境につながります。

よくある質問

よくある質問

ここでは、Vライバーを始める前によくある疑問をまとめました。本文で触れた内容を振り返りながら、迷いやすいポイントを確認していきましょう。

スマホだけで本当にVライバーになれる?

スマホ対応の配信アプリを使えば、スマホ中心で始められるサービスもあります。ただし、必要な準備はサービスごとに異なります。IRIAMはイラストをアップロードして配信、REALITYはアプリ内で作成した3Dアバターで配信、というように仕組みが違うためです。

使える機能や収益化条件もアプリによって異なるため、利用前に公式案内を確認しておきましょう。

イラストがなくてもVライバーを始められる?

REALITYやMirrativのように、アプリ内で作れるアバターを使って配信できるサービスがあります。雑談や交流を試したい場合はREALITY、スマホゲーム配信をしたい場合はMirrativなど、やりたい配信ジャンルに合わせて選ぶとよいでしょう。

オリジナル感を強く出したい場合は、後から1枚絵やLive2Dモデルを検討する方法もあります。

VTuberとVライバー、どちらを名乗るべき?

個人で活動する場合は、活動場所や見せ方に合わせて選べば問題ないケースが多いです。IRIAMやREALITYのような配信アプリを中心に活動する場合はVライバー、YouTubeで動画やライブ配信を育てたい場合はVTuberと表現すると、活動内容が伝わりやすいことがあります。

所属事務所やサービス側で公式呼称が決まっている場合は、それに合わせるのが自然です。

顔出しなしで収益化できる?

顔出しなしでも、サービスによってはアプリ内のギフトやポイント、メンバーシップ、広告収益、案件などを通じて収益化を目指せる場合があります。

ただし、収益化条件や審査はサービスごとに異なり、開始してすぐに安定した収入が得られるとは限りません。プロフィールや配信内容を整えながら、続けて見てもらえる土台を作ることを優先しましょう。

未成年でもVライバーになれる?

サービスごとに年齢制限や保護者同意の条件が異なります。たとえばIRIAMの公式案内では、15歳以下は視聴・配信を含めたアプリ利用ができず、16〜17歳にも深夜早朝の配信やポイント購入金額などの制限があります。

また、未成年がサービスを利用する場合は、親権者などの同意が必要になるケースもあります。未成年の場合は、必ず各サービスの利用規約を確認したうえで、必要に応じて保護者にも相談しておきましょう。

案件やPR投稿で気をつけることは?

商品やサービスの紹介を依頼された場合は、広告・PRであることが分かるように表示する必要があります。2023年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反になると消費者庁が案内しています。

規制の対象は主に広告主側の事業者ですが、配信者も依頼内容や投稿時の表示方法を確認し、広告・PRであることが伝わる表記にしておくと安心です。案件を受ける前に、契約内容や表記ルールを確認しておきましょう。

まとめ

Vライバーの始め方は、スマホアプリ完結・1枚絵配信・PC本格配信の3つに分けて考えると分かりやすくなります。最初から高額な機材や本格的なモデルをそろえなくても、サービスによっては、スマホと配信アプリだけで配信テストまで進められる場合もあります。

まずはアプリを1つ選び、プロフィールやアバターを準備して、短めのテスト配信から試してみましょう。完璧に整えてから始めるより、小さく始めて少しずつ慣れていくほうが続けやすいもの。配信を重ねながら、自分に合うスタイルを見つけていけば大丈夫です。

この記事を書いた人

ストマガ編集部

「ストリーマーマガジン」は、VTuberや配信クリエイターに興味がある方、ご自身でも活動されている方、そしてこれから配信をはじめてみたい方を応援するWebメディアです。 配信初心者さんからベテランさんまで、幅広く楽しめる情報をお届けします。

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