VTuberはホームページを作るべき?メリットと作り方・ポイントを解説!

Index
配信やSNSでの活動がメインのVTuberにとって、ホームページなんて必要あるのかな?と疑問に思う方も少なくありません。
けれど、自分の世界観をしっかり表現したり、ファンや企業に安心して情報を届けたりするには、ひとつの拠点となる場所があると強力です。プロフィールや活動実績をまとめ、最新動画やリンクを整理しておけば、新しい人にも一目で活動の全体像を伝えられることも。
さらに企業からの問い合わせ窓口としても機能するので、案件のチャンスを逃しにくくもなるのです。
そこでこの記事では、VTuberがホームページを持つメリットや、初心者でも取り組みやすい作り方をわかりやすく解説していきます。
VTuberはホームページを作るべき?持つべき理由と注意点

SNSや配信サイトがあれば十分では、と考える方も少なくありません。
確かにYouTubeやX(旧Twitter)だけで活動を続けているVTuberも多いです。ただ、ホームページにはそれらでは補えない役割があります。
大きな強みは、情報を整理して届けられること。プロフィールや動画、スケジュール、実績、問い合わせ先までを一つにまとめれば、初めて訪れた人にも全体像をすぐ伝えられます。
また、ファンにとって便利なだけでなく、企業にとっても信頼できる窓口になります。特に問い合わせフォーム/運営者の詳細情報/実績のサマリーなどを設けておけば、案件やコラボの依頼にもつながりやすいでしょう。
一方で注意点もあります。それは作ったまま放置してしまうと「活動していないのでは」と誤解される恐れがあること。
最低限でも月1回程度、スケジュールや最新動画を差し替えるだけでも更新を続けることが大切です。そうすればホームページは、あなたの活動を支える拠点として長く機能してくれます。
VTuberがホームページを持つメリット

SNSや配信サイトなどで発信できる情報は限られていますが、ホームページを持つと活動の幅が広がるだけでなく、信頼感やファンとの距離感も変わってきます。ここでは代表的な4つのメリットを紹介します。
活動や世界観を一箇所にまとめて発信できる
プロフィール、動画、配信スケジュールなどをバラバラに探さなくても、ホームページなら一目でわかる形にまとめられます。新しく知ってくれた人が「どんなVTuberなのか」をすぐ理解できるのは大きな強みです。
SNSで流れやすい情報を整理して残せる
タイムラインでは投稿がどんどん流れてしまい、後から探しにくいことが多いですよね。ホームページなら固定ページやカテゴリにまとめて保管できるので、最新のお知らせやファンアートも埋もれず整理して見せられます。
コンテンツのリンクや機能を自由にカスタマイズできる
ホームページではYouTubeやTwitchの動画を埋め込んだり、SNSボタンやグッズショップへのリンクを設置したり、必要に応じて自由に配置できます。例えばYouTubeは共有→埋め込みで取得したコードを貼るだけ。
Twitchも埋め込み用プレイヤーが用意されていて、推奨サイズ(400×300以上)で配置することで自分の配信をサイト上で直接再生することが可能です。キャラクター性に合わせてデザインを整えられるのも魅力です。
企業案件やコラボの窓口として信頼性が高まる
問い合わせフォームや運営者情報、実績一覧を整えておけば、依頼する側に安心感を与えられます。SNSのDMだけに頼るよりも、案件やコラボの相談が届きやすくなるでしょう。
初心者でもできる!VTuberがホームページを作るための3つの方法

ホームページ作りと聞くと「専門知識がないと無理そう」と構えてしまいがちですが、実は初心者でも始めやすい手段がいくつもあります。ここでは代表的な3つの方法を紹介します。それぞれコストや自由度が違うので、自分に合ったやり方を選ぶのがコツです。
無料・低コストで始める(Jimdo・Wixなど)
一番手軽なのは、ホームページ作成サービスを使う方法です。JimdoやWixはブラウザからアクセスして、テンプレートを選び、テキストと画像を入れ替えるだけで公開できます。操作はドラッグ&ドロップ中心で直感的。専門的な知識はほとんど不要です。
無料プランでも十分に試せますが、広告が表示されたり独自ドメインが使えなかったりと制約があります。活動を本格的に見せたいなら、有料プランに切り替えて独自ドメインを設定すると良いでしょう。おおよそ月数百〜数千円が目安で、年払いにすると割引が効くこともあります。
自由度を重視するならWordPress
もっと自由にデザインや機能をコントロールしたい人にはWordPressがおすすめです。WordPress自体は無料で使えますが、利用するにはサーバーとドメインを準備する必要があります。例えばロリポップやエックスサーバーといったレンタルサーバーを契約し、ムームードメインやお名前.comなどで独自ドメインを取得するのが一般的な流れです。
サーバー代は月250〜1,100円前後と幅があり、ドメインは取得時数百円〜、更新はTLDによっては1,700円前後かかることもあります。サーバーの管理画面からWordPressをワンクリックでインストールできるサービスも多く、昔ほど難しくありません。
テーマ(テンプレート)を入れると、最初から体裁の整ったサイトが完成し、プラグインを追加すれば問い合わせフォームやSEO対策なども自由に拡張できます。自由度の高さが魅力で、将来のリニューアルや機能追加にも対応しやすい方法です。
こだわり派は外注や制作会社に依頼してみる!その場合の注意点
デザインにこだわりたい、凝った機能を入れたい場合はプロに依頼するのも一つの選択肢です。経験豊富なデザイナーや制作会社に任せれば、自分のイメージを形にしてくれるのでクオリティは高くなります。
ただし、費用は小規模でも10万〜50万円、要件が増えると50万〜100万円を超えることもあります。依頼前に「修正は何回まで可能か」「納品後に自分で更新できるか」といった条件を必ず確認しましょう。外注は完成度は高いものの、更新のたびに追加費用が発生することもあるため、予算や運用のしやすさと照らし合わせて選ぶのが大切です。
ホームページに載せておきたい!7つのコンテンツ

ホームページを作るときに一番迷いやすいのが「何を載せればいいのか」という点です。ここではVTuberのサイトに最低限そろえておきたい7つのコンテンツを紹介します。これらを押さえておけば、ファンにも企業にも伝わりやすい拠点になります。
プロフィールとキャラクター紹介
訪問者の多くが最初にチェックするのがプロフィール。名前やビジュアルの基本情報はもちろん、活動ジャンルやキャラクターのバックストーリーを簡単に紹介しておくと印象に残ります。
イメージカラーやロゴを合わせて載せると、ブランドとしての一体感も高まります。さらに連絡先や活動地域など、問い合わせに必要な基本情報は「About」や「Contact」ページにも重複して配置しておくと安心です。
プロフィールの書き方については、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
VTuberプロフィールの書き方・作り方は?コツや書くべき12項目も解説!
動画公開・配信スケジュールとお知らせ
次の動画公開・配信予定や出演イベントは、ファンが知りたい情報の代表格です。カレンダー形式で整理する、固定記事として「今月の予定」を置くなど、更新しやすい仕組みにしておくと便利。SNSだと埋もれがちな情報も、サイトに残しておけばいつでも確認できます。
最新動画や配信アーカイブの埋め込み
YouTubeやTwitchのプレイヤーを埋め込んでおけば、サイト内からすぐに視聴してもらえます。初めて来た人に「どんな雰囲気で配信しているか」をすぐに知ってもらえる入口になるため、新規ファン獲得に有効です。再生リストやおすすめ動画をまとめて置いておくと、長く見てもらえる導線にもなります。
活動実績・コラボ事例(企業向け)
過去に出演したイベント、タイアップ企画、コラボ配信などをまとめると、ポートフォリオ代わりになります。特に企業案件を狙う場合、実績ページは信頼度を大きく高める要素です。スクリーンショットや協業企業のロゴを添えると、具体性が出て説得力が増します。
イラスト・コミュニティ作品の紹介やファンアートの投稿ルール
ファンが描いたイラストや二次創作をまとめて紹介するページは、コミュニティの一体感を高めます。また、投稿方法(ハッシュタグやフォーム)や利用ルールを明記しておくと、安心して参加してもらえます。ギャラリーを見た新規ファンが「このVTuberは愛されている」と感じる効果もあります。
お問い合わせフォーム・連絡先
SNSのDMだけではビジネス用途に不安を感じる企業も多いもの。問い合わせフォームや連絡用メールアドレスを設置することで、安心して連絡してもらえるようになります。
入力はできるだけ簡単にし、必須項目を最小限にすること、必須マークを明示することなどを意識すると、依頼のハードルが下がりやすいです。
SNS・YouTube・Twitchなどへのリンク
ホームページを見て「もっと追いかけたい」と思った人をすぐに他のプラットフォームに誘導できるよう、主要なリンクはまとめて設置しましょう。ヘッダーやフッターなど常に目につく場所に配置しておくと効果的です。アイコンを並べるだけでも視認性が高まります。
失敗しないためのデザイン・運用のポイント

ホームページを作ること自体はゴールではありません。せっかく作っても「見づらい」「更新されていない」と思われてしまえば逆効果です。ここではVTuberがホームページを長く活かすために意識しておきたいポイントを整理します。
更新頻度を決めて放置を防ぐ
どれだけ素敵なサイトでも、長期間更新が止まっていれば「活動していないのかな」と誤解されてしまいます。理想は週1回程度、難しければ月1回を目安に。
少なくとも最新動画やスケジュールを差し替えて、常に情報を新しく保つことが大切です。更新リズムを決めておけば、負担なく続けやすくなります。
キャラクターらしさが伝わるUI/配色設計
色使いやフォント、背景の雰囲気などはキャラクターの世界観に合わせましょう。例えばポップな性格なら明るい配色、落ち着いた雰囲気ならシンプルで余白を大切にしたデザイン、といった具合です。
ロゴやイラストと統一感を持たせることで、ファンが訪れた瞬間に「らしさ」を感じ取れるようになります。
モバイル対応で見やすさを確保
ファンの多くはスマートフォンからアクセスします。小さな画面でも文字が読めるか、ボタンが押しやすいかを必ず確認しましょう。レスポンシブデザイン(PC・スマホ両対応)にすることが基本で、配信の埋め込みも横幅に合わせて自動調整できるようにしておくと安心です。
SNS/動画プラットフォームへの登録・フォローまでの導線設計
YouTubeの動画埋め込みやX(旧Twitter)のタイムライン表示を組み込んでおくと、訪問者がサイト内で最新情報をチェックできます。さらに「チャンネル登録ボタン」や「フォローボタン」を設置すれば、そのままアクションにつながります。
これらはYouTubeやXの公式ツールからコードを取得して貼り付けるだけで導入可能です。設置後はモバイル幅でも崩れないか確認しておくと安心です。
まとめ
SNSや配信サービスだけでも活動はできますが、ホームページがあると世界観を伝えやすく、ファンや企業に安心してもらえる場になります。プロフィールや動画、スケジュールを整理しておけば、新規の人もすぐに活動を理解できますし、実績や問い合わせフォームを置くことで企業案件のチャンスも広がります。
作り方は無料のサービスからWordPress、制作会社への依頼までさまざま。最初は手軽な方法で形にしてみて、活動が軌道に乗ったら必要に応じて拡張するのも良い流れです。
大切なのは作って終わりにしないこと。デザインはキャラクター性に合わせ、モバイルでも見やすく、定期的に最新情報を更新する。それだけでホームページは「自分の活動を支える拠点」として長く役立ちます。まずは小さく始めて、自分のペースで育てていきましょう。
活動の全体像を一目で伝えられたら、次は?
活動の全体像を一目で伝えられたら、次は配信画面の見せ方にもこだわってみませんか?
配信画面デザインサービス「Alive Studio」なら、直感的な操作で、あっという間にあなたらしい配信画面が完成します。
- VTuber向け素材制作チーム「うさねこメモリー」提供の背景・小物素材が1,400種類以上使い放題!
- 音楽素材サイト「魔王魂」提供のBGMが100曲以上使い放題!
- お題ルーレット・カウンター機能搭載!
- 全機能使えて、月額980円(税込)!
「配信画面をもっと自分らしく整えたい!」「ファンをもっと楽しませる仕掛けを増やしたい!」
そんな方は、ぜひ「Alive Studio」をお試しください。
\ まずは無料お試し7日間!あなたの配信をワンランクアップ! /