OBSで音が出ない?症状別のトラブル解決法を分かりやすく解説!

Index

配信中にOBS Studio(オービーエス・スタジオ)の音が出ないと、視聴者に内容が伝わらず残念な気持ちになります。ですが、こうしたトラブルの多くは3つの原因を探れば解消できることがほとんどです。

  • マイク音が聞こえない
  • デスクトップ音声が入らない
  • キャプチャーボード使用時にゲーム音声が出ない

さらに、設定以外にもPCや周辺機器が原因となるケースも考えられます。

この記事では、OBSで音が出ない問題を状況別に分けて解説します。OBSでスムーズに音を聞きたい方は症状ごとに手順を確認し、安心してゲーム配信や録画に取り組める環境を整えましょう。

【PR】

OBSで音が出ないときにまずやるべきこと

OBSで音が出ない原因は、意外に初歩的な設定ミスが多いものです。まずは基本的なポイントをチェックしてみましょう。

  • 音声がミュートになっていないかチェック
  • エンコード設定をチェック
  • 本当に音が出ないのかあらためてチェック

音声がミュートになっていないかチェック

OBSで音声が入らない、録画ファイルの音が出ないといった場合、まず確認したいのは「音声ミキサー」と「PC側の音量設定」です。見過ごしやすいポイントですが、ここをチェックするだけで問題が解消するケースは少なくありません。

そこで、まずはOBSのメイン画面下部にある音声ミキサーを見てみましょう。

デスクトップ音声やマイクのスライダーが最小まで下がっていないか、スピーカーアイコンがミュート状態になっていないかをチェックします。

音声がミュートになっていないかチェック②

もしミュート状態であればアイコンをクリックして解除し、スライダーを中央付近まで上げてみましょう。

音声がミュートになっていないかチェック③

また、PC側のスピーカー音量がゼロやミュートになっている場合もあります。タスクバー右下のスピーカーアイコンをクリックし、音量バーを調整しましょう。

エンコード設定をチェック

OBSのエンコード設定を見直すことで、音の出し方に関するトラブルが改善することが多いです。配信や録画時に音が入らないときは、設定を見直してみましょう。

①設定画面を開く

①設定画面を開く

OBSの左上にある「ファイル」メニューから「設定」を選びましょう。

②「出力」の「ビットレート」を変更

②「出力」の「ビットレート」を変更

設定ウィンドウの左側メニューから「出力」をクリックし、出力モードが「基本」になっている場合は「詳細」に切り替えます。

配信の内容に合わせ、「ビットレート」を調整してみましょう。

解像度/フレームレートビットレート推奨値
1,920×1,080 / 60fps4,500~9,000kbps
1,280×720 / 30fps2,500~5,000kbps

ゲーム配信のように動きが多い場合は高め、カメラ映像メインの場合は低めに設定しても問題ありません。

本当に音が出ないのかあらためてチェック

最終確認として、音声出力モードを変更して再度確認してみましょう。

本当に音が出ないのかあらためてチェック

やり方はOBSのプロパティを選択して「音声出力モード」を「デスクトップ音声出力 (WaveOut)」に切り替えるのみです。

YouTubeの動画配信やライブ配信などでキャプチャーボードを使用している場合は、この設定でゲーム音が聞こえるかもしれません。

問題が解決した後は、設定を「音声のみをキャプチャ」に戻すと、他の場面でも不具合が起こりにくくなるのでぜひ試してみましょう。

【マイク音が出ない】OBSでマイク音が認識されないときの対処法

OBSでマイク音が出ない場合、基本的な設定のチェックが最優先です。

見過ごしやすいポイントが原因になることもあるため、以下を順番にチェックしてみましょう。

  • 「マイク音声」の設定項目をチェック
  • 「音声ミキサー」のミュートを解除
  • 「オーディオの詳細プロパティ」をチェック
  • 「ノイズゲート」を全て削除
  • 「モニタリングデバイス」を既定にする

OBSでマイクの音声が入らない?考えられる原因と対処法を解説!

「マイク音声」の設定項目をチェック

マイクが正しく接続されていても、OBS側の設定に問題があると音が出ないことがあります。以下の手順に沿って設定を確認してみましょう。

  1. OBSの設定画面を開く
  2. 「音声」タブを開く
  3. 使用するマイクを選ぶ
    「マイク音声」の項目にあるプルダウンメニューから使用中のマイクを選びます。USBマイクやキャプチャーボードを利用している場合は、デバイス名が一致していることを確認しましょう。
  4. 変更内容を保存

「マイク音声」の設定項目をチェック

注意点として、WindowsやOBSのアップデート後に設定がリセットされる場合があります。

音声入力キャプチャと併用すると音が二重になることもあるので、必要に応じて片方を無効化しましょう。

「音声ミキサー」のミュートを解除

音声ミキサーのミュートボタンが有効になっていないか確認しましょう。

通常時とミュート時の違いは画像の通りですので、アイコンをクリックして設定を変えます。

「音声ミキサー」のミュートを解除

「オーディオの詳細プロパティ」をチェック

音声トラックの設定ミスは、配信や録画で音が入らない原因になりやすいです。「オーディオの詳細プロパティ」を確認し、必要な設定をしましょう。

「オーディオの詳細プロパティ」をチェック
  1. 詳細プロパティを開く
    音声ミキサーの左下にある歯車アイコンをクリックし、「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
  2. トラックにチェックを入れる
    「マイク」や「デスクトップ音声」など、必要な音声ソースに対してトラック1~6のすべてにチェックを入れます。
  3. 出力設定を確認
    「設定」→「出力」を開き、「音声トラック」が「1」に設定されていることを確認しましょう。

設定を保存した後はOBSを再起動しましょう。

「ノイズゲート」を全て削除

音声フィルターが原因でマイク音が認識されないことがあります。まずはフィルターを全て削除し、問題を切り分けてみましょう。

「ノイズゲート」を全て削除
  1. フィルター設定を開く
    音声ミキサーの「マイク」上で右クリックし、「フィルタ」を選択します。
  2. 不要なフィルターを削除
    左側に表示される「ノイズゲート」「ノイズ抑制」「エキスパンダー」などのフィルターを全て削除します。
  3. 変更を保存
    「閉じる」をクリックして設定を保存します。

フィルターが原因の場合、不要なフィルターの削除が解決につながることがあります。

音声の安定化を目的としたフィルターですが、環境によっては逆効果になることもあるため、状況に応じて調整しましょう。

「モニタリングデバイス」を既定にする

マイクの音がOBSに認識されているのに自分には聞こえない場合、「モニタリングデバイス」の設定が影響している可能性があります。

以下の手順で確認してみましょう。

「モニタリングデバイス」を既定にする
  1. 設定をクリック
    画面左上の「ファイル」から「設定」をクリックします。
  2. 音声をクリック
  3. 「モニタリングデバイス」を「既定」に変更

以上でモニタリング機能が正常に動作し、音が出ないトラブルが解消するはずです。設定を変更しても反映されない場合は、一度「映像キャプチャデバイス」を削除してから再追加しましょう。

【デスクトップ音声が出ない】PCの音声がOBSで認識されない場合の対処法

OBSでデスクトップ音声が出ないと、ゲーム配信やYouTube動画作成に支障が出ます。

問題の原因は「音声デバイス」や「設定ミス」である場合がほとんどですので、一つずつ確認して解決していきましょう。

  • 「デスクトップ音声デバイス」を既定にする
  • 「音声モニタリング」を「モニターオフ」にする
  • 音声フィルターの設定ミスをチェック

「デスクトップ音声デバイス」を既定にする

「デスクトップ音声デバイス」を過去に手動で設定を変更したことがある場合は、既定デバイスへの切り替えを試してみましょう。

「デスクトップ音声デバイス」を既定にする
  1. OBSの設定を開く
  2. 「音声」タブを開く
  3. デスクトップ音声を「既定」に設定
    「デスクトップ音声」のプルダウンメニューから「既定」を選択しましょう。PCのメインオーディオ出力が自動的に認識されます。
  4. 設定を保存

もしOBS起動後に新しいオーディオデバイスを接続した場合は、OBSを再起動することで変更が反映されます。

「音声モニタリング」を「モニターオフ」にする

デスクトップ音声のレベルメーターが動いているのに視聴者側に音が出ない場合、音声モニタリング設定が原因かもしれません。

以下の手順で確認しましょう。

「音声モニタリング」を「モニターオフ」にする
  1. 「オーディオの詳細プロパティ」を開く
    音声ミキサー内の歯車アイコンをクリックし、「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
  2. 「デスクトップ音声」の音声モニタリングをチェック
    表示された画面で「デスクトップ音声」の「音声モニタリング」を「モニターオフ」に設定します。
  3. 適用と確認
    設定を保存した後、OBSのプレビューや録画機能を使って音声が出力されているか確認しましょう。

「モニターのみ (出力はミュート)」に設定されている場合、視聴者には音が届かないため注意しましょう。

音声フィルターの設定ミスをチェック

音声フィルターが原因でデスクトップ音声が消えてしまうケースがあります。特に「ノイズ抑制」フィルターが適用されていると問題が発生しやすいです。

以下の手順で設定を確認してみましょう。

音声フィルターの設定ミスをチェック
  1. 「フィルタ」を開く
    音声ミキサー内の「デスクトップ音声」横にある三点リーダー(または歯車アイコン)をクリックし、「フィルタ」を選択します。
  2. 不要なフィルターを削除
    フィルター一覧に「ノイズ抑制」や「エキスパンダー」が含まれていたら削除しましょう。デスクトップ音声に適用すると誤作動を引き起こすことがあるためです。
  3. 保存して確認
    フィルターを削除したら「閉じる」を選択し、設定を保存します。その後、音声が正常に出るかを確認してみましょう。

音声フィルターは「デスクトップ音声」ではなく「マイク」に適用するのが基本です。柔軟に設定を調整して、安定した音声出力を目指しましょう。

紹介した方法を試しても改善されない場合は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSにデスクトップ音声が入らない!原因と解決策を徹底解説

【キャプチャーボード使用時】OBSでゲーム音が出ない場合の対処法

キャプチャーボードを使ってOBSで配信をする際、「ゲーム音が出ない」「ゲーム音が聞こえない」「ゲームキャプチャの音声が出力されない」といった問題がよく見られます。

音声出力トラブルは接続の不備や設定のミスが原因であることがほとんどです。

以下を一つずつ確認し、解決を目指しましょう。

  • キャプチャーボードの接続状況をチェック
  • 「カスタム音声デバイス」の設定
  • 「モニタリングデバイス」を既定にする

キャプチャーボードの接続状況をチェック

キャプチャーボードを正しく接続していないとOBSに認識されず、音量が上がらなかったり映像が表示されなかったりすることがあります。

以下の手順でチェックしてみましょう。

キャプチャーボードの接続状況をチェック
  1. OBSの「ソース」欄で「+」をクリック
  2. 「映像キャプチャデバイス」を選択
  3. 新規作成を選択
    表示されたウィンドウで「新規作成」を選び、任意の名前を入力して「OK」をクリックします。
  4. 表示をチェック
    「デバイス」欄に使用しているキャプチャーボード名が表示されているかを確認します。名前が表示されていなければ、接続不良の可能性が高いです。

「カスタム音声デバイス」の設定

キャプチャーボードによっては、「カスタム音声デバイス」の設定をしないとゲーム音が出ないことがあります。

設定漏れが原因でトラブルが発生しやすいので、以下を参考にしましょう。

<カスタム設定が必要なキャプチャーボードの例>

  • AVT-C878シリーズ
  • AVerMedia LGP2 Audio Stream Engine
  • C988
  • AVerMedia LGHD Audio Stream Engine
  • GC553
  • AVerMedia Live Gamer Ultra Audio Stream Engine
  • GV-USB3シリーズ
  • I-O DATA GV-USB3/HD, GV-USB3HDS
  • UP-GHDAV2
  • HDMI Video Capture 2
  • その他ドライバー不要のUVC/UAC対応製品

<設定手順>

「カスタム音声デバイス」の設定
  1. OBSの設定を開く
    映像キャプチャデバイスを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
  2. 「カスタム音声デバイスを使用する」にチェックを入れる
    チェックを入れると「音声デバイス」項目が表示されます。
  3. 適切なデバイスを選択
    使用しているキャプチャーボードに対応した音声デバイスを選択します。
  4. 適用して確認
    設定を保存したら、OBSでプレビューを再生し、音声が出るか確認します。

「モニタリングデバイス」を既定にする

映像キャプチャデバイスのレベルメーターが動いているにもかかわらず、ゲーム音が自分に聞こえない場合の解決策です。設定を見直すことで、問題が解決する可能性があります。

「モニタリングデバイス」を既定にする
  1. 設定をクリック
    画面左上の「ファイル」から「設定」をクリックします。
  2. 音声をクリック
  3. 「モニタリングデバイス」を「既定」に変更

設定が反映されない場合、一度「映像キャプチャデバイス」を削除してから再追加しましょう。

OBS新機能「アプリケーション音声キャプチャ」の音が出ないときの対処法

OBSの「アプリケーション音声キャプチャ」は便利な機能ですが、特定の音声が選択できず配信に乗らない場合があります。キャプチャーボードやブラウザ、メディアソースを使用している場合に発生しやすい問題です。

設定を見直せば解決することが多いので、以下の手順を試してみましょう。

OBS新機能「アプリケーション音声キャプチャ」の音が出ないときの対処法
  1. アプリケーション音声キャプチャを再追加
    ソース欄の「+」をクリックし、「アプリケーション音声キャプチャ」を新規で作成します。
  2. 対象アプリを選択
    表示された設定画面で、配信に含めたいアプリケーションを選びます。
  3. 音声ミキサーを確認
    音声ミキサーで選択したアプリの音量がミュートになっていないかチェックします。
  4. OBSを再起動
    設定を保存した後、OBSを再起動して変更が反映されるか確認しましょう。

【その他】OBSで音が出ないトラブルの対処法

OBSで音が出ない問題はさまざまな原因が考えられるため、見落としがちなポイントをチェックすることでトラブルの早期解決が可能です。

以下の現象に当てはまっている場合は、対処手順を参考にしましょう。

  • 片耳からしか音が出ない
  • 音は出るけど小さい

片耳からしか音が出ない

音声が片耳からしか聞こえない場合、「モノラル」に変換することで問題を解決できる場合があります。

シンプルな手順なので、音声の偏りが気になる場合は試してみましょう。

片耳からしか音が出ない
  1. 「オーディオの詳細プロパティ」を開く
    音声ミキサーの歯車アイコンをクリックし、「オーディオの詳細プロパティ」を選択します。
  2. 「モノラル」にチェックを入れる
    該当するマイク音声の「モノラル」欄にチェックを入れます。

音は出るけど小さい

デスクトップ音声やマイクの音量が小さいと、視聴者にとって聞き取りづらい配信になってしまいます。この問題は、OBSの「音声フィルタ」で「ゲイン」を追加することで解決できます。

以下の手順で設定を調整してみましょう。

音は出るけど小さい
  1. 音声ミキサーの設定を開く
    音声ミキサーの該当ソース(マイクやデスクトップ音声)で右クリックし、「フィルタ」を選択します。
  2. 「ゲイン」を追加
    左下の「+」をクリックして「ゲイン」を選びます。名前はそのまま「ゲイン」で問題ありません。
  3. dB数を調整
    右側に表示されるスライダーでdB数を調整します。一般的には5~10dB程度で様子を見るのがおすすめです。
  4. ノイズ抑制を併用
    ゲインを上げると環境ノイズも大きくなるため、「ノイズ抑制」フィルタを追加してノイズを軽減してみましょう。

紹介した方法を試しても改善されない場合は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSでゲーム音が入らない・聞こえない!原因と対処方法を解説

OBSで音が出ない対処法を実践しても改善しない場合

ここまで紹介した方法を試しても音が出ない場合、問題はOBS以外の要因にあるかもしれません。ソフトやゲーム側の設定が影響している可能性を疑い、以下の手順で原因を切り分けてみましょう。

  • 再起動で音声設定をリセット
  • 最新バージョンをインストール
  • PCゲームの仕様を疑う

再起動で音声設定をリセット

OBSが多くのリソースを扱うソフトである以上、一時的な不具合が原因となることがあります。

一時的なトラブルであれば再起動で解消する可能性が高いです。手間がかからないため、問題が長引く前に試しておくことをおすすめします。

  1. OBSの再起動
    OBSを終了して再起動します。終了時に設定を保存していれば、再起動後も設定はそのままです。
  2. PCの再起動
    PC側のオーディオドライバーが原因の場合もあります。一度PCを再起動して、オーディオデバイスの動作をリセットしましょう。
  3. 再起動を複数回試す
    一度で解決しない場合、OBSとPCの再起動を数回繰り返してみましょう。

最新バージョンをインストール

すべての方法を試しても改善しない場合、OBS自体の不具合や互換性の問題が原因となっている可能性があります。

最新バージョンへのアップデートや再インストールを検討しましょう。

  1. 公式サイトから最新バージョンをダウンロード
  2. アンインストールと再インストール
  3. 設定のバックアップ

不具合が修正された最新版によって安定性が高まる反面、古いプラグインや設定が削除されるため、必要に応じて再設定が必要となる点に注意しましょう。

PCゲームの仕様を疑う

ライブ配信中に音が出ない場合、ゲーム自体の仕様が原因になっていることもあります。特にPCゲームでは「非アクティブ状態」で音を再生しないものが存在します。

<具体例>

  • ゲーム画面からOBSに切り替えると、非アクティブ状態になる。
  • 非アクティブ状態ではゲーム音が自分にも視聴者にも聞こえない。

<対策>

  1. ゲーム内のオプションを確認
    一部のゲームでは、非アクティブ時にも音を再生する設定が用意されています。設定メニューで「音声を再生」を有効にしましょう。
  2. ウィンドウモードでのプレイ
    フルスクリーンモードをやめ、ウィンドウモードに切り替えることで非アクティブ状態を防げる場合があります。

マイクロソフトコミュニティでも、同様の悩みが報告されています。

「PCゲームの音が出ない…」「ゲーム音が自分に聞こえない…」と感じる方は、ゲームの仕様に合わせて設定をチェックしてみましょう。

OBSで音が出ないことについてよくある質問

OBSで音が出ないことに関して疑問が解消しきれていない方も多いでしょう。ここでは、よくある質問と回答を紹介します。

  • OBSでヘッドセットから音が出ないときの解決策は?
  • OBSでメディアソースの音(BGM)が出ない場合の解決策は?
  • OBSで特定のアプリケーション(Zoom、Discord)音声が出ない場合の解決策は?

OBSでヘッドセットから音が出ないときの解決策は?

OBSでヘッドセットやヘッドホンから音が聞こえない、出ない場合、接続や設定に問題があることが多いです。以下の手順で原因を確認し、解決を目指しましょう。

  • USB接続の場合
    デバイスが正しく接続されているか確認します。不安定な場合は、別のUSBポートに接続しましょう。
  • Bluetooth接続の場合
    デバイスが正常にペアリングされているか、WindowsやMacのBluetooth設定画面で確認しましょう。ペアリングを一度解除して再接続する方法も効果的です。

OBSでメディアソースの音(BGM)が出ない場合の解決策は?

OBSでメディアソースを追加しているのに音楽が流れない、オーディオインターフェースを導入しているのに音が聞こえない場合、設定やファイル形式に問題があるかもしれません。

以下の手順を参考に、音が出ない原因を解決しましょう。

  1. 音声トラックの設定
    OBSの「オーディオの詳細プロパティ」を開き、メディアソースの音声トラックが有効になっているか確認してみましょう。録画や配信用にトラック1が選ばれていることも重要です。
  2. ファイル形式の確認
    メディアソースとして使用するファイルは、MP3やWAV形式が最適です。対応していない形式の場合、再生できないことがあります。
  3. ループ再生の有効化
    BGMが途切れないよう、メディアソースのプロパティで「ループ」を有効にしましょう。

BGMを流す方法は、こちらの記事もチェックしましょう。
OBSの配信でBGMを流す方法とは?商用可能なフリーサイトも紹介

OBSで特定のアプリケーション(Zoom、Discord)音声が出ない場合の解決策は?

Zoom(ズーム)やDiscord(ディスコード)の音声がOBSでキャプチャされない場合、設定の調整や仮想オーディオデバイスの利用が必要です。以下の手順で問題を解消しましょう。

  • Zoomの設定
    「設定 → 音声」でスピーカー出力デバイスが正しいか確認します。OBSで指定しているデスクトップ音声デバイスと一致させることでキャプチャが可能です。
  • Discordの設定
    「ユーザー設定 → 音声・ビデオ」で「出力デバイス」をOBSと一致させましょう。Virtual Audio Cableなどの仮想デバイスを利用すると音声ルートを明確化できます。
    ※画面共有して音が出ていれば問題なく配信可能
  • OBS側の調整
    音声ミキサーでレベルメーターを確認し、オーディオモニタリングを「モニターと出力」に設定します。

OBS配信でDiscordの音声・画面を共有・連携する方法を解説

OBSの音声トラブルを解決したら、次は?

この記事では、OBSで音が出ない際の原因と解決法を症状別に解説しました。以下にポイントを簡単にまとめます。

症状主な原因と対策
マイク音が認識されない設定ミスやノイズフィルタの影響。マイク音声設定を確認し、不要なフィルタを削除。
デスクトップ音声が出ないデバイス設定や音声モニタリングのミスが原因。既定デバイスに設定し、モニターオフを確認。
ゲーム音が聞こえないキャプチャーボードの接続不良やカスタム音声デバイス未設定。接続を確認し、デバイス設定を見直し。

配信のクオリティをさらに高めるなら、音だけでなく画面の演出にもこだわりたいところ。より見やすく魅力的な演出を簡単に実現できるのが、配信画面作成サービス「Alive Studio」です。

  • VTuber向け素材制作チーム「うさねこメモリー」提供の背景・小物素材が1,000種類以上使い放題!
  • 音楽素材サイト「魔王魂」提供のBGMが100曲以上使い放題!
  • お題ルーレット・カウンター機能搭載!
  • 全機能使えて、月額980円(税込)!

視聴者により快適な配信を届けるために、音声トラブルを解決したら「Alive Studio」で画面演出にもこだわってみませんか?

\ まずは無料お試し7日間、あなたの配信をワンランクアップ! /

この記事を書いた人

               

ストマガ編集部

「ストリーマーマガジン」は、VTuberや配信クリエイターに興味がある方、ご自身でも活動されている方、そしてこれから配信をはじめてみたい方を応援するWebメディアです。 配信初心者さんからベテランさんまで、幅広く楽しめる情報をお届けします。

Share