Twitchが止まる・固まる原因と解決方法!症状別の対処法まとめ
Twitchでゲーム配信や雑談配信を楽しんでいるとき、突然動画が止まったり固まったりして困った経験はありませんか。「なぜTwitchだけ重いのか」「スマホだとカクカクするけどPCなら大丈夫なのか」と悩んでいる方も多いでしょう。
Twitchが止まる原因は、回線速度の不足や低遅延モードの設定、広告ブロックソフトの影響など多岐にわたります。
この記事では、Twitchが止まる・固まる主な原因と具体的な対処法を解説します。
初心者の方でもすぐ実践できる手順をわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Twitchが止まる・固まる主な原因
Twitchで配信が止まる・固まる問題には、複数の原因が絡み合っています。ここでは、よく報告される11の原因を解説します。
回線速度が遅い
Twitchが止まる最大の原因は、インターネット回線の速度不足です。高画質なライブ配信は常に大量のデータを受信し続けるため、回線速度が追いつかないと再生が止まってしまいます。
快適な視聴には下り(ダウンロード)速度で最低3Mbps、高画質(1080p/60fps)なら6Mbps以上が目安です。
特に夜間の混雑する時間帯や、モバイル回線で電波が不安定な場所では速度が低下しやすく、最低画質でもバッファリング(読み込み中)が頻発する原因となります。
まずは回線速度が足りているかを確認することが重要です。
低遅延モードがオンになっている
Twitchには、配信者と視聴者のタイムラグを減らす「低遅延モード」という機能があり、多くの配信ではオンになっています。
低遅延モードはリアルタイム性を高める便利な機能ですが、バッファ(データの先読み)を極限まで減らす仕組みのため、通信が少しでも不安定になると映像が止まってしまうデメリットがあります。
通常モードであれば数秒分のデータを事前に読み込んでおくため、一瞬の通信乱れには耐えることが可能です。しかし、低遅延モードには予備データがないため、通信環境が不安定な場合には、プツプツと途切れる原因になりやすいのです。
広告ブロックソフトや拡張機能の影響
PCやスマホでTwitchの配信を視聴していると、動作が重い・勝手に止まるといった症状に悩まされることがあります。その原因のひとつが、「AdBlock」「uBlock Origin」「AdGuard」などの広告ブロック系ソフトや、Chromeの拡張機能です。
広告ブロックソフトは、Twitch上の広告動画を強制的にブロックしようとします。しかし、その過程で動画ストリーム自体にも干渉してしまい、再生が止まる・動画が読み込まれないといったトラブルが発生する場合があるのです。この問題はライブ配信だけでなく、アーカイブの再生時にも起こります。
特にTwitchは広告表示のタイミングや仕組みが複雑なため、広告ブロックソフトが「広告か本編か」を誤認識してしまう場合があります。その結果、配信動画そのものがブロックされ、「読み込み中」のまま固まってしまうのです。
なお、この問題はPCのブラウザに限った話ではありません。iPhoneやiPad、AndroidなどのTwitchアプリでも、低遅延モードとの相性や配信者側の配信設定(OBSなど)によっては同様の症状が発生することがあります。
ちなみに、アーカイブが正常に再生できない場合は、そもそもアーカイブ自体が保存されていない可能性も考えられます。アーカイブの保存設定や、残らない・消えてしまうときの対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>Twitchアーカイブの残し方!残らない・消える時の対処法も解説
画質設定が高すぎてデータ通信量が多い
現在の回線速度に対して、選択している画質設定が高すぎることも主要な原因です。Twitchの画質設定は「自動」になっていますが、通信状況が変動しても高画質を維持しようとして、読み込みが追いつかなくなることがあるのです。
画質が高いほど1秒あたりのデータ量は増大します。たとえば、スマートフォンで4G回線を使用しているのに1080pの高画質で再生しようとすれば、データの供給が間に合わず映像が止まりやすくなります。
自分の通信環境の太さに合ったデータ量(画質)で受信できていないことが、カクつきを引き起こす原因です。
ブラウザやアプリのキャッシュが溜まっている
ブラウザやアプリを長期間使い続けていると、「キャッシュ」と呼ばれる一時ファイルが蓄積されます。本来は表示を高速化するための仕組みですが、Twitchのように大容量の動画データを扱うサイトでは、肥大化したキャッシュが逆に動作を重くする原因になります。
数ヶ月以上キャッシュを削除していない場合、数百MBから数GB単位の不要な一時データがメモリを圧迫している可能性が考えられるでしょう。Webブラウザやアプリの処理能力が低下し、動画の描画処理がスムーズに行かず、カクカクしたりフリーズしたりする現象につながります。
ハードウェアアクセラレーションが干渉している
PCのブラウザ(ChromeやEdgeなど)には、画像処理をGPUに任せて高速化する「ハードウェアアクセラレーション」という機能があります。配信の視聴時には有効化が推奨されていますが、一部の環境ではグラフィックドライバやTwitchのプレイヤーとの相性により、逆に再生トラブルを引き起こすことがあるのです。
特に「音声は聞こえるのに映像だけ止まる」「画面が明るくなったり消えたりする」といった症状は、ハードウェアアクセラレーションが原因である可能性があります。
PCのスペック自体は十分なのにTwitchだけが重いという場合、まずはブラウザ側のこの機能を一度オフにして動作を確認してみてください。
配信者側の回線に問題がある
視聴者側の環境が完璧でも、映像を送っている配信者側の回線状況が悪ければ動画は止まります。特に個人配信者の場合、アップロード速度の不足や、配信ソフト(OBSなど)のビットレート設定ミスにより、配信データそのものが欠損していることがあるのです。
この場合、視聴者全員が同じタイミングでラグを感じたり、止まったりします。コメント欄で「止まる」「ラグい」といった報告が多数ある場合は、受信側ではなく送信側のトラブルであり、視聴者側で改善できる問題ではないと判断できます。
なお、配信者側でラグやカクつきにお困りの方は、以下の記事で設定方法や対処法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
>>OBSが重い・ラグい・カクつく時の原因・対処法をわかりやすく解説
>>OBS×Twitchの配信方法!接続~配信開始までの完全版!
Twitch側でサーバー障害が発生している
Twitchのサーバーに障害が起きると、視聴者側の環境に問題がなくても動画は再生されません。
世界的なesports大会や人気配信者の記念イベントなど、視聴者が一気に押し寄せるタイミングでは、Twitchの処理能力が限界を超えることがあります。画面がフリーズしたまま数分待たされる、チャット欄だけ動いて映像が止まるなどの症状が出たら、サーバー障害を疑ってください。
自分の回線やPCを何度再起動しても改善しないなら、そもそもサービス提供側に原因があるかもしれません。
ファイアウォールやセキュリティソフトがブロックしている
PCのセキュリティソフトやファイアウォールが、Twitchの通信を「不審な大容量通信」と誤検知してブロックしているケースです。特に学校や職場、あるいはセキュリティ設定を厳しくしているPCでは、動画ストリーミングのプロトコル自体が制限されていることがあります。
この場合、動画がカクつくというよりは「接続エラーが出る」「プレイヤーが表示されない」といった根本的な接続拒否の挙動が多く見られます。ウイルス対策ソフトがバックグラウンドで通信を常時監視し、Twitchのデータパケットを遮断していることが原因です。
VPN使用による速度低下や接続障害
VPN(通信を暗号化して別の国のサーバー経由でネットに接続するツール)を使っていると、Twitchの動画が止まりやすくなります。
VPNはプライバシー保護や地域制限の回避に便利ですが、データを暗号化して遠くのサーバーを経由する仕組み上、通信速度の低下は避けられません。
VPN使用中にTwitchが止まる原因は、主に以下の4つです。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| サーバーの混雑・処理能力不足 | 同じサーバーに利用者が集中し、処理が追いつかない |
| 暗号化による負荷 | データを暗号化・復号する処理が通信を遅らせる |
| 物理的な距離 | VPNサーバーが海外にあると、その分だけ通信に時間がかかる |
| プロトコルの相性 | VPNの通信方式とTwitchのストリーミングがうまく噛み合わない |
原因を切り分けるには、まずVPNを一時的にオフにしてTwitchを再生してみてください。VPNをオフにした状態でスムーズに視聴できるなら、VPNが原因と断定できます。
デバイスのスペック不足やメモリ不足
PCやスマホの性能が低い、またはメモリ(RAM)が足りないと、Twitchの動画は途中で止まってしまいます。
Twitchは動画再生だけでなく、チャットやエモート(スタンプ)の表示など複数の処理を同時にこなしています。人気配信でチャット欄が高速で流れると、描画処理だけでCPUやメモリを大量に消費するため、古いデバイスには負荷が重いサービスです。
以下に当てはまる場合、スペック不足を疑ってください。
- 5年以上前のPC・スマホを使っている
- メモリ(RAM)が4GB以下
- ブラウザのタブを大量に開いている
- 裏でゲームや動画編集ソフトが動いている
対処法としては、不要なアプリやタブを閉じる、チャット欄を非表示にする、画質を下げるといった方法が有効です。
Twitchが止まる・固まる時の基本対処法5選
Twitchが止まる・固まる際の原因がはっきりしないとき、まず試したい対処法を5つ紹介します。どれも数分で実行でき、多くのケースで効果が期待できます。
ページをリロード(再読み込み)する
Twitchが一時的に止まったら、ページをリロードしてみてください。通信エラーやキャッシュの問題が原因なら、リロードだけで解決するケースが多いです。
PCブラウザの場合、キーボードの「F5」キーを押すか、ブラウザの更新ボタンをクリックします。キャッシュを無視して強制リロードしたいときは「Ctrl + F5」(Windows)または「Command + Shift + R」(Mac)を使ってください。
スマホアプリの場合は、動画プレイヤー上で下にスワイプするとページがリロードされます。別のチャンネルに移動してから元のチャンネルに戻る方法も有効です。
デバイス(スマホ・PC・タブレット)を再起動する
デバイスを再起動すると、圧迫されていたメモリや溜まった一時ファイルがリセットされ、Twitchがスムーズに動作するようになります。
Twitchアプリが重い・止まると感じたら、まずは再起動を試してみてください。
スマホ(iPhone・Android)の再起動手順
- 電源ボタンを長押しして「電源を切る」をタップ
- 完全に電源が切れたら、再度電源ボタンを押して起動
PCの再起動手順
- Windowsメニューから「再起動」を選択
- Macの場合は画面左上のAppleメニューから「再起動」
再起動は1〜2分で完了します。トラブル時の最初の対処法として覚えておくと便利です。
Twitchアプリを最新バージョンにアップデートする
古いバージョンのTwitchアプリを使っていると、バグや互換性の問題で動画が止まることがあります。
Twitchは定期的にアプリをアップデートし、バグ修正や新機能追加を行っています。以下の手順でアップデートされているか確認してください。
iPhone・iPadでのアップデート確認方法
1.App Storeを開く
2.画面右上のアカウントアイコンをタップ
3.下にスクロールして「Twitch」に「アップデート」表示があればタップ
Androidでのアップデート確認方法
1.Google Playストアを開く
2.画面右上のアカウントアイコンをタップ
3.「アプリとデバイスの管理」をタップ
4.「利用可能なアップデートがあります」をタップ
5.「Twitch」に「更新」表示があればタップ
PCでもブラウザを最新バージョンに保つことが大切です。Chromeなら「ヘルプ」→「Google Chromeについて」から確認できます。
Wi-Fiルーターを再起動して接続を安定化させる
Wi-Fi経由でTwitchを視聴している場合、ルーターを再起動すると接続が安定し、動画の止まりが改善されることがあります。
Twitch以外のサイトも読み込みが遅い、Wi-Fiが途切れる、回線速度が普段より明らかに遅いなどの症状があれば、ルーターの再起動を試してください。
ルーターの再起動手順は、以下のとおりです。
1.ルーター本体の電源ボタンを押して電源を切る(ボタンがない場合はコンセントを抜く)
2.10秒〜30秒ほど待つ
3.再度電源を入れる
4.ランプが正常に点灯するまで1〜2分待つ
可能であれば有線LAN接続への切り替えもおすすめです。有線なら通信が安定し、Twitchが止まりにくくなります。
別のブラウザやアプリで視聴を試してみる
特定のブラウザやアプリだけで問題が発生している可能性があります。別の環境で視聴してみると、原因を切り分けられます。
たとえば、ChromeでTwitchのブラウザ視聴が止まる場合、FirefoxやEdge、Safariなど別のブラウザで試してください。別のブラウザで問題なく視聴できれば、元のブラウザの設定や拡張機能が原因と判断できます。
なお、配信者側でOBS配信が止まるケースもあるため、複数の配信を確認して自分の環境だけの問題か切り分けることも大切です。
スマホの場合、Twitchアプリではなくブラウザ版で視聴してみるのも一つの方法です。逆にブラウザで止まるならアプリで試すと改善することもあります。複数の環境で試すことで、「デバイス全体の問題」か「特定のブラウザ・アプリの問題」かを判断できます。
Twitchの配信が重い・ラグい時の症状別対処法
Twitchが止まる症状にはいくつかのパターンがあります。自分の症状に合った対処法を試してみてください。
くるくるマーク(バッファリング)が出る場合
画面中央にくるくるマーク(バッファリング)が頻繁に出る場合、回線速度の不足か低遅延モードが原因の可能性が高いです。
バッファリングは、Twitchからのデータ受信が再生速度に追いつかず、再生するデータが足りなくなっている状態を示しています。
優先順位順の対処法は以下のとおりです。
- 低遅延モードをオフにする:動画プレイヤー右下の設定→詳細設定→低遅延のチェックを外す
- 画質を下げる:設定→画質→480pまたは360pに変更
- 回線速度を測定:3Mbps以下ならプロバイダやプランの見直しを検討
- 有線LAN接続に切り替え:Wi-Fiより安定した速度が出る
動画がカクカクする・コマ送りになる場合
配信動画が滑らかに再生されずカクカクする場合、ハードウェアアクセラレーションやデバイスのスペック不足が原因かもしれません。高性能なPCなのにカクつくなら、ハードウェアアクセラレーションを疑ってください。
優先順位順の対処法は以下のとおりです。
- ハードウェアアクセラレーションをオフ:Chrome設定→システム→ハードウェアアクセラレーションをオフにしてブラウザ再起動
- 拡張機能を無効化:chrome://extensions/ で全ての拡張機能を一時的にオフ
- チャット欄を非表示:チャット描画がCPU負荷になっている場合がある
- バックグラウンドアプリを終了:タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)で不要なアプリを終了
音声は聞こえるが映像が固まる場合
音声は正常なのに映像だけ止まる場合、GPU(グラフィック処理)やドライバに問題がある可能性が高いです。音声と映像は別々に処理されるため、映像処理だけに不具合が起きている状態です。
優先順位順の対処法は以下のとおりです。
- ハードウェアアクセラレーションをオフ:Chrome設定→システム→ハードウェアアクセラレーションをオフ
- 別のブラウザで視聴:ChromeがダメならFirefoxやEdgeを試す
- グラフィックドライバを更新:NVIDIA・AMD・Intelの公式サイトから最新版をダウンロード
- ページを強制リロード:Ctrl+F5で一時的なレンダリングエラーをリセット
- PCを再起動:ゲームプレイ後などGPUを酷使した後に有効
まとめ
この記事では、Twitchが止まる・固まる原因と具体的な対処法について解説しました。
Twitchが止まる主な原因や対処法は以下のとおりです。
| 症状 | 主な原因 | 優先すべき対処法 |
|---|---|---|
| くるくるマーク(バッファリング)が頻発 | 回線速度不足・低遅延モード | 低遅延モードをオフにする / 画質を下げる |
| 動画がカクカク・コマ送り | ハードウェアアクセラレーション・スペック不足 | ハードウェアアクセラレーションをオフにする |
| 音声は正常で映像だけ固まる | GPU・グラフィックドライバの問題 | 別のブラウザで試す / ドライバを更新する |
原因がはっきりしない場合でも、ページのリロードやデバイスの再起動、Wi-Fiルーターの再起動といった基本対処で改善するケースは少なくありません。
快適にTwitch配信を楽しむために、ぜひ今回紹介した対処法を一つずつ試してみてください。
なお、視聴だけでなく「自分でも配信を始めてみたい」という方は、以下の記事を参考にしてください。
