VTuberの準備中は何をする?デビュー成功のためにやることを解説!
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VTuberとしてデビューする前、いざ準備を始めてみるとキャラ設定に機材、SNSの発信に初配信の構成……やることの多さにびっくりする人は少なくありません。
でも、焦らなくて大丈夫です。準備中の時間こそ、自分の理想の姿を形にできる大切なステップ。 ここを丁寧に整えておくと、初配信の日を安心して迎えられます。
この記事では、デビューを控えた人が「何から始めたらいいのか」を順を追って整理していきます。SNSでの発信方法から、初配信を成功させるコツまで、無理なく進められる流れでまとたのでぜひ参考にしてみてください。
VTuberの「準備中」期間とは?どこまで準備すべき?

VTuberの世界では、デビュー前に活動を始めている人がよく「準備中」と名乗っています。これは、まだ配信を始めていないけれど、SNSで少しずつ存在を発信している段階のこと。
立ち絵の制作やプロフィール作成、チャンネル開設、タグづくりなど、いわば“土台作り”の期間です。
準備期間は人それぞれ。数週間から数か月が一般的で、アバター制作には1〜3か月かかる場合もあります。依頼や機材準備のスケジュールを考えると、早めに逆算して進めるのが安心です。
もし「機材も揃ってないし、SNSもまだ」と感じているなら、まずはアカウントを開設し、
自己紹介や制作の進捗を投稿してみましょう。#VTuber準備中 のようなタグを使えば、同じタイミングの仲間やリスナーに見つけてもらいやすくなります。
準備中は、チャンネルやプロフィールの整備、配信タグの設計、自己紹介やショート動画の先出しなど、最初の発見と関係づくりを進める大事な時間です。
ただし、すべてを完璧に整えてからでないと始められないと思う必要はありません。
必要なのは「最低限配信できる環境」と「自分の方向性が決まっていること」。キャラ設定や話すテーマ、初配信の内容をある程度描けていれば十分です。
準備中は、あなたの世界観を少しずつ形にしていく大事な時間。
この期間を上手に使えば、デビューの瞬間をもっと自信を持って迎えられます。
デビューまでの全体ロードマップ(1〜3か月で完成を目指すパターン)
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やることが多く見えるVTuber準備。でも順番を決めて少しずつ進めれば、着実に形になります。
ここでは、初配信までを1〜3か月で整えるための大まかな流れを紹介します。生活スタイルや仕事の都合に合わせて、ペースを調整しても大丈夫です。
1か月目:キャラ設計と環境づくりの月
最初の1か月は「自分をつくる」期間。
キャラクター設定、名前、プロフィール、立ち絵やロゴの方向性を固めましょう。同時に、配信用のパソコン・マイク・カメラを準備し、動作テストを行っておくと安心です。
立ち絵やモデルを依頼する場合は、このタイミングで発注しておくのが理想です。制作は依頼先や内容で幅があり、数週間〜数か月に及ぶことも。早めの発注が安心です。
2か月目:発信を始め、認知を広げる
この時期は「存在を知ってもらう」ことに集中。
X(旧Twitter)で準備の進捗や日常を発信し、#VTuber準備中 などのタグを活用しましょう。プロフィールやヘッダーを整え、チャンネル開設やショート動画の投稿にも挑戦。
ティザー的な自己紹介動画を出しておくと、初配信前からファンがつきやすくなります。また、OBSやVTube Studioなど配信ツールの設定もこの段階で慣れておくと安心です。
3か月目:初配信準備と最終リハーサル
いよいよデビューに向けての仕上げ。この月は「初配信を成功させる準備」を進めましょう。
配信画面や待機画面、サムネイルを整え、当日の流れや話す内容を軽く台本にまとめます。YouTubeで配信予定なら、ライブ配信機能の有効化を早めに行いましょう。
配信テストも忘れずに。音声・映像・コメント表示を確認しておくと、当日の想定外を減らせます。
焦らず、少しずつ1週間にひとつのタスクを進めるくらいの気持ちで十分です。無理に完璧を目指さなくても、流れが見えてくると不思議と不安が減っていきます。
まず決めるべきはキャラ・名前・世界観

どんなVTuberになりたいか。
最初の一歩として、この3つをしっかり考えておくと、その後の活動がぐっとスムーズになります。逆にここがあいまいなまま進むと、配信内容や話し方、ビジュアルまで迷いやすくなってしまいます。
キャラクター設定は「演じやすさ」を重視
設定を考えるとき、多くの人が「他と違う個性を出さなきゃ」と力を入れすぎてしまいがちです。
でも、実は長く続けるうえで大切なのは「無理なく演じられること」。自分の好きなことや、普段の性格に少しだけスパイスを加えるくらいがちょうどいいです。
たとえば、ゲームが好きならゲーム世界から来た旅人、おしゃべりが得意なら雑談好きな研究者など。自分の延長線上にキャラを置くと、トークや反応が自然に出せます。
名前・口調・プロフィールの作り方
名前を決めるときは、まず「覚えやすく、発音しやすいか」を基準にしましょう。
長すぎる名前や読みにくい漢字は、ファンが呼びづらく、検索にも不利です。語感や文字数を意識しつつ、SNSアカウント名と統一できる形が理想です。
可能なら主要プラットフォームで同一ハンドルが取れるか事前に確認しておくと安心です。
表記は読める・呼べる・検索できる、この三点を満たすのがベスト。口調や一人称も、キャラの印象を決める大事な要素。
最初から作り込みすぎず、配信を重ねながら自然に固まっていくくらいで構いません。プロフィール欄では、好きなこと・得意なこと・活動方針を簡潔に書くと、初見の人に伝わりやすくなります。
また、名前の読みや挨拶フレーズ、キャラ設定、対象読者、活動ジャンルや世界観など初見で分かる要素を簡潔にまとめ、固定ツイートやリンク集で導線を整えておくと効果的です。
世界観は一つのテーマに絞るとブレない
世界観は、キャラの“背景”をつくる部分。設定を詰め込みすぎると、自分でも覚えきれなくなってしまいます。
テーマは一つ、軸を決めておくのがおすすめです。「異世界」「学校」「未来」「カフェ」など、活動の雰囲気に合わせて選ぶと統一感が出ます。世界観は一つのテーマに絞り、配信画面やBGM、言葉づかいまで一貫させると記憶に残りやすいです。
迷ったら、そのキャラなら何と言うかを判断基準にしてみると軸がぶれません。キャラ、名前、世界観の3つは、いわばあなたというブランドの核。
ここを丁寧に整えることで、配信やSNS投稿、デザイン制作の方向性まで自然と決まっていきます。無理に奇抜さを狙う必要はありません。自分が楽しく続けられるキャラが、いちばん長く愛されるキャラになります。
さらにキャラ設定決めの具体的なステップについて「VTuberのキャラ設定の決め方は?初心者向けの作り方5ステップ」で解説しているので興味がある方はぜひご覧ください。
配信に必要な機材・ソフトを揃える

最初から完璧な装備は不要。けれど音と映像の土台が整うだけで、配信の見やすさは一気に上がります。ここでは優先度の高い順に、失敗しにくい選び方をまとめました。
PC・マイク・カメラのおすすめ構成
まずは処理の要であるPCから。ゲーム実況やアバター連動を見据えるなら、CPUはCore i5以上またはRyzen 5以上、メモリ16GB、SSDは500GB以上を目安に。3Dや重いゲームを同時配信する場合はグラフィックボード搭載機が安心です。
音は配信の印象を決めます。はじめはUSB接続のコンデンサーマイクが扱いやすいでしょう。将来歌枠や本格収録を考えるなら、XLRマイクとオーディオインターフェースも候補に。
ポップガードとマイクアームを使い、口元からおおむね6〜12インチの距離を維持し、ポップフィルターは3〜6インチ目安に置くとプラッシブ音を抑えやすくなります。
顔の動きをモデルに反映させるため、外付けWebカメラかスマホのフェイストラッキングを用意。部屋が暗いと認識が落ちるため、リングライトなどの照明も小型でよいので一灯足しておきましょう。
PCスペックに迷われた方は、「VTuberにおすすめのPCスペックは?ジャンル別にわかる選び方ガイド」も合わせてチェックしてみてください。
配信ソフトとトラッキングツール
配信にはOBS Studioが定番です。シーンを作り、マイク音声、BGM、ゲーム画面、待機画面をレイヤーで管理すれば、初配信でも落ち着いて操作できます。
Live2Dモデルを動かすならVTube Studio、3DならVSeeFaceなどが扱いやすい入り口です。まずは無料で試し、必要に応じて有料機能を検討すると無駄がありません。
スマホ連携を使う場合は、iOSはFace ID対応機またはA12以降、AndroidはARCore対応かを事前に確認しておくと安心です。
動画編集は短尺クリップ作成を目的に、DaVinci Resolveなど無料ツールでも十分始められます。
セットアップとテスト配信のコツ
配信前の小さな準備で、本番のトラブルはぐっと減ります。
- 音量バランス調整 マイクを基準に、BGMはその半分程度、ゲーム音は会話の邪魔をしない位置に。ピーク時に赤色にならないかを確認。
 - ノイズ対策 エアコンやキーボード音が入ると耳障りになりがち。ノイズ抑制フィルタを軽くかけ、マイク位置を見直す。
 - 映像と可読性 配信解像度は1080pまたは720pで固定。文字やUIが小さすぎないか、別端末で見て確認。 720pや1080pの固定はYouTubeのエンコーダ推奨にも沿うため、設定の起点として適しています。
 - 回線と安定度 可能なら有線LANを推奨。配信プラットフォームのガイドでも通信安定のために有線接続が推奨されています。 アップロード速度が安定しない場合はビットレートを下げると映像の途切れを回避しやすい。
 - コメント周り 表示ツールやブラウザソースを入れて、読みやすいサイズと色に。待機画面もこの段階で配置しておく。
 
YouTubeで配信予定なら、ライブ機能の有効化に最大24時間かかる点に注意。初配信の数日前に手続きし、限定公開でテスト配信を一本行うと安心です。
迷ったら音質から。視聴者は映像より先に耳で品質を判断しがちです。PCとマイク、照明の三点を整え、ソフトはOBSとモデル用ツールを最小構成で。小さく始めて、必要に応じて段階的にアップグレードしていきましょう。
VTuber活動の土台を作るSNS準備

デビュー準備で意外と大きな差が出るのが、SNSの使い方です。
配信を始める前からどんな人がどんな活動をしているのかを発信しておくことで、初配信を見に来てくれる人が増えます。
ここでは、活動の中心になるX(旧Twitter)と、YouTube・Twitchを含めたSNSの整え方を紹介します。
X(旧Twitter)は「準備中」タグで認知を広げる
まずはアカウントを開設し、名前・ヘッダー・固定ポストを整えましょう。
投稿を始めるときは、いきなり完成形を見せるよりも、準備中です、立ち絵を描いてもらっています、など進行中の姿を共有するのが効果的です。
#VTuber準備中 や #新人VTuber などのタグを活用すると、同じ時期に活動を始めた仲間や、応援してくれるリスナーとつながりやすくなります(これらのタグは実際に多くのVTuberが使用しています)。
毎日投稿が難しい人は、週に数回でも構いません。作業の合間の一言や、制作中のイラストの一部、好きなゲームの話題などを発信するだけでも十分です。
重要なのは「動いている人」だと伝えること。継続的に投稿しているアカウントほど、自然とフォローや反応が増えていきます。固定ポストには、自己紹介や配信予定、リンク集などをまとめておくと便利です。
プロフィールページの対象投稿をピン留めすることで、誰が見ても最初に見てもらえる位置に固定できます。
YouTubeやTwitchの準備も並行して進める
動画や配信のメインになるYouTubeやTwitchのアカウントも、早めに開設しておきましょう。
チャンネル名やアイコンはXと統一すると覚えてもらいやすくなります。
自己紹介欄には、活動内容や得意ジャンル、配信の予定時間などを簡潔に記載しておくと親切です。
YouTubeでは、ライブ配信機能の有効化に最大24時間かかるため、デビュー直前に慌てないよう事前に手続きを。
Twitchでは、概要タブの編集からパネルを追加し、自己紹介やSNSリンク、配信ルールなどを配置しておくと見やすくなります。
いずれも、アイコン・ヘッダー・配信画面のデザインをそろえることで「この人の世界観」が伝わりやすくなり、ブランドとしての印象も安定します。
プロフィールと固定ポストで印象を決める
SNSで最初に見られるのはプロフィールと固定ポスト。ここが整っているだけで信頼度が大きく変わります。
プロフィールには、活動名・呼び方・好きなこと・活動方針をシンプルにまとめ、絵文字でアクセントをつけると親しみやすくなります。
固定ポストには、自己紹介画像や配信予定、各リンクをまとめたlit.linkやcarrdを載せておくと便利です。今後の初配信告知などもここに差し替えれば、常に最新の情報を見てもらえます。
プロフィールの書き方やポイントについては「VTuberプロフィールの書き方・作り方は?コツや書くべき12項目」でも解説しています。
SNSは、デビュー後のファンづくりの土台です。
フォロワー数よりも、見てくれる人とやり取りが生まれる環境をつくることが大切。
準備期間から少しずつ発信を続ければ、あなたの活動を待ってくれる人は確実に増えていきます。
事前に作っておくと差がつく!準備中コンテンツ5選

準備期間をうまく使うVTuberは、デビュー前から“存在感”を作っています。
まだ配信していないのに、なんとなく気になる──そう思ってもらえる人になるには、準備中の段階で発信できるコンテンツが欠かせません。
ここでは、初配信前に作っておくと効果的な5つのコンテンツを紹介します。
1. 自己紹介動画やショート動画で印象を残す
デビュー前にもっとも効果的なのが、自己紹介動画。
長いものより、1分程度で「どんな人なのか」「どんな配信をする予定なのか」をまとめると最後まで見てもらいやすくなります。
顔の動きや声のトーンを軽く見せておくと、初配信時のハードルが下がる効果も。
ショート動画形式なら、XやYouTube Shortsにも流用でき、認知を広げやすいです。
自己紹介動画は「人となり」を伝える役割、ティザーは「世界観」を伝える役割と意識して作り分けると、見せ方に深みが出ます。
立ち絵がまだ完成していない場合は、仮イラストやシルエットでも構いません。完成していく過程を見せるのも“推したくなる要素になります。
自己紹介動画の作り方については「VTuberの自己紹介動画の作り方!初心者向けに構成・広め方まで解説」にてさらに詳しく解説しています。
2. 立ち絵やモデルの進捗公開で期待感を高める
モデルが完成してから公開するのも良いですが、準備中から少しずつ見せていくのも効果的です。
線画の一部やカラーラフなどを小出しに投稿すると、フォロワーが一緒に完成を待つ“参加型の楽しみ”を感じてくれます。
立ち絵ができたら、表情差分や全身を紹介する投稿もおすすめ。
#立ち絵公開 や #VTuber準備中 のほか、#立ち絵公開チャレンジ などのタグを添えると、同時期の仲間やクリエイターにも届きやすくなります。
立ち絵の作り方はこちらの「VTuberの立ち絵の作り方は?3つの方法と注意点まで解説!」を参考にしてみてください。
3. ティザー画像・PVで「世界観」を先出し
ロゴや背景、BGMを組み合わせた15〜30秒ほどのティザーPVは、初配信の予告にもなります。
文字だけで告知するよりも印象が残りやすく、SNSでの拡散率も高め。
無料の動画編集ソフト(DaVinci Resolveなど)を使って、立ち絵をフェードインさせるだけでも雰囲気を伝えられます。
難しい編集は不要。自分らしい色やモチーフを使い、「どんな空気感のVTuberなのか」を先に見せておくと、初見の人にも覚えてもらいやすいです。
ティザーに音楽を使う場合は、YouTubeオーディオライブラリなどの著作権クリア素材を利用し、ライセンス条件を確認しておきましょう。
ティザーは15〜30秒、チャンネルトレーラーは30〜60秒を目安にすると、最後まで視聴されやすくなります。
4. タグやファンネームを先に整えておく
配信や投稿で使うタグを、準備中のうちに決めておくと便利です。
例としては、活動全体用・配信用・ファンアート用・切り抜き用など。ファンネームも同時に考えておくと、初配信時の呼びかけに統一感が出ます。
ただし、あまり凝りすぎず、呼びやすく短い言葉にするのがポイントです。最初の案をSNSでアンケートにして、リスナーと一緒に決めるのも楽しみ方のひとつです。
バッシュタグについては「VTuberハッシュタグの決め方は?種類やおすすめまで初心者向けに解説!」の記事でも解説しているのでぜひご覧ください。
5. 配信画面や待機画面を作っておく
初配信で慌てやすいのが、画面レイアウトの準備不足。
OBSなどの配信ソフトで使う配信画面・待機画面・終了画面を事前に作っておきましょう。
テンプレートサイトやフリー素材を使えば、デザインに自信がなくても問題ありません。
立ち絵の位置やコメント欄の見やすさを確認し、配信タイトルやタグを入れた待機画面を設定しておくと、配信開始時の見栄えが格段に良くなります。
準備中コンテンツは、あなたの「世界観を伝える第一歩」。すべてを完璧に作り込む必要はありません。少しずつ形にしながら発信することで、デビュー前からファンが自然と集まり、初配信の成功につながります。
サムネイルや配信・待機画面の作り方は
「初心者VTuber向け!差がつくサムネイルの作り方とおすすめツールを紹介!」
「VTuberの待機画面の作り方!無料ツールでの自作方法や魅力的にするコツも解説」
の記事を参考にしてみてください。
デビュー初配信を成功させる!当日の準備リスト

ついに迎えるデビューの日。
ワクワクと同時に、ちゃんと話せるかな、トラブルが起きたらどうしようと不安になる人も多いものです。
事前にチェックしておけば、初配信は想像以上に落ち着いて進められます。ここでは、初配信前に確認しておきたいポイントを順に整理しました。
1. 配信の企画と流れを決めておく
初配信の目安は30〜45分(内容次第で調整)。
最初から長時間に挑戦するより、短めでテンポよく進める方が印象に残りやすいです。
流れの例としては、
・自己紹介(5分)
・キャラや設定紹介(10分)
・雑談・フリートーク(15分)
・今後の予定・締め(5分)
といったシンプルな構成で十分。
トーク内容は箇条書きでメモしておくと安心です。
緊張して頭が真っ白になっても、カンペを見れば自然に戻れます。
どんな雰囲気で見てもらいたいかを意識して構成を作ると、全体の印象が統一されます。
初配信の内容について,、さらに「VTuber初配信の内容は?何をするかや話すこと・構成を初心者向けに解説!」で詳しく解説しているのでぜひ合わせてチェックしてみてください。
2. サムネイル・配信画面・待機画面を整える
事前に作っていたサムネイルや配信画面や待機画面は、前もってOBSで配置を確認しておくと安心です。
コメント欄や立ち絵の位置、テキストの大きさをチェックし、視聴者が見やすい配置を意識しましょう。
待機画面では、開始予定時刻や配信タグを表示しておくと、初見の人にも親切です。
3. 告知とカウントダウン投稿で注目を集める
初配信の1週間前から告知を始め、3日前・前日・当日でリマインド投稿をするのがおすすめです。
#VTuber準備中 や #新人VTuber、#初配信 などのタグを使い、サムネイル付きで投稿すると拡散されやすくなります。
X(旧Twitter)では、ポストにYouTubeの待機リンクを貼って固定すると効果的です。
さらに、Xのスペース機能で「初配信まであと◯日」トークをするのも有効。
ファンがリアルタイムで応援でき、当日の視聴にもつながります。
YouTubeのライブ有効化は初回に最大24時間かかるため、1週間前には有効化手続きを済ませ、待機ページを作ってリンクを共有しておきましょう。
4. テスト配信で機材・音声を確認する
本番前に必ず限定公開または非公開でテスト配信を行いましょう。
チェック項目は以下の通りです。
- マイク音量とBGMのバランス
 - 映像の解像度・配信遅延
 - コメント表示の動作
 - 回線の安定性
 - ライブ配信が正常に開始・終了できるか
 
テストを通して、音が割れていないか、映像が止まらないかを必ず確認しておくことが重要です。
配信前の数分だけでもテストしておくと、本番での焦りが大幅に減ります。
初配信は、あなたの活動のスタートをみんなに知ってもらう大切な時間。
大きなトラブルがあっても、誠実に対応すれば必ず応援してくれる人が現れます。
完璧を目指すより、楽しんでもらうことを一番に。その気持ちが、初配信を成功に導くいちばんの鍵になります。
まとめ
VTuber活動は、準備している時間も含めて「デビュー」までの物語です。
キャラ設定を考えたり、立ち絵やロゴを整えたり、SNSで交流を始めたり。そのどれもが、あなたの世界を形づくる大切な一歩になります。
最初は機材や設定に戸惑ったり、思うように反応がもらえなかったりすることもあるでしょう。
けれど、少しずつ改善を重ねるうちに、自分の声や話し方、世界観に自信が持てるようになります。準備期間に築いたつながりや習慣は、デビュー後の活動を支える大きな力になります。
焦らなくても大丈夫です。完璧なデビューを目指すより、まずは「今できること」を積み上げること。発信を続け、振り返り、改善していくサイクルこそが、VTuberとしての成長を後押ししてくれます。
あなたが時間をかけて準備してきたことは、必ずどこかで誰かに届きます。最初の一歩を踏み出す勇気を忘れずに、あなたらしい活動をこれから楽しんでいきましょう。
