OBSの画面キャプチャが映らない原因と対処法|ソース別×OS別に全手順を解説
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配信や録画の準備中に「OBSで画面をキャプチャしようとしたのに、プレビューが真っ暗のまま…」といった状態になると、焦ってしまう方も多いでしょう。
OBSの画面キャプチャが映らない原因は、GPU設定のミスマッチ・ウィンドウの最小化・キャプチャ方法の設定ミスなど複数存在します。
本記事では、4つのキャプチャソース別(画面キャプチャ・ウィンドウキャプチャ・ゲームキャプチャ・映像キャプチャデバイス)に原因と対処法を、WindowsとMacの両対応で網羅的に解説します。
症状だけわかる場合は症状別チェックリストから、使用中のソースがわかる場合は該当セクションへ直接進んでください。
OBSで画面が映らないときに最初に確認すべき3つのポイント
OBS Studioで画面キャプチャが映らないときは、まず以下の3つを試してください。
- OBSとキャプチャ対象アプリを再起動する
- OBSとPCを最新バージョンにアップデートする
- ソースを削除して再追加する
キャプチャソースやOSに関係なく効果のある基本の対処法なので、以降の各手順を確認しましょう。
OBSとキャプチャ対象アプリを再起動する
まずはOBSとキャプチャ対象アプリ(ゲームなど)を再起動し、それでも直らない場合はPCごと再起動しましょう。PCを再起動すると、CPUの不調やメモリを無駄に消費する原因もリセットされます。PCの一時的な不調が原因で画面が映らない場合もあるので、まずは再起動してみましょう。
その際、さらに重要となるポイントが「OBS→アプリ」の順で起動することです。対象のアプリを先に開くと、OBSが映像情報をうまく取得できず画面が真っ暗になるケースがあります。必ずOBSを先に立ち上げ、後から対象となるゲームなどのアプリを起動するよう習慣づければ、認識エラーを未然に防げます。
OBSとPCを最新バージョンにアップデートする
OBSやPCを最新バージョンにアップデートすると、OBSやWindowsのバグが原因で生じる不調を防げます。OBSにアップデートが必要な場合は、起動時に更新通知が表示されます。「今すぐ更新」をクリックして、アップデートしましょう。
更新通知の画面をスキップした場合も、メニューバーの「ヘルプ」から「更新を確認する」をクリックすると、更新が必要か確認できます。
過去にはOBS 31.0(2024年12月リリース)でECC証明書のみでの署名に切り替わったことにより、VALORANTやLeague of Legendsなど、Riot Vanguardを使用する一部ゲームでゲームキャプチャが機能しない・画面が真っ黒になる症状がありました。
OBS 31.1以降では新しいRSA証明書+ECC証明書の両方で署名されるようになり、Riot Vanguardなどとの互換性が改善されています。2026年4月現在の最新版はOBS 32.1.1で、OBS公式サイトからダウンロードできます。
※仕様は変更される場合があります。最新情報は公式ヘルプで確認してください。
ソースを削除して再追加する
ソースの設定ミスやキャッシュの影響でキャプチャが映らない場合、ソースを一度削除して再追加するとリセットできます。手順は次のとおりです。
- OBSの「ソース」パネルで対象ソースを削除する
- OBSを終了する
- OBSを再起動する
- 「ソース」パネルの「+」ボタンから同じ種類のソースを新規追加し、設定をやり直す
設定ミスの蓄積やキャッシュの影響を一括でリセットできるため、他の対処法を試す前にまず実施してみましょう。
OBSの画面キャプチャが映らない症状別チェックリスト
OBSで画面が映らない症状はいくつかのパターンに分かれ、パターンによって原因が異なります。自分の症状がどのパターンに当てはまるかをまず確認し、適した対処法を試しましょう。
代表的な症状パターンは以下の4種類です。
- 画面が真っ暗・真っ黒になる
- 合わせ鏡のように無限ループする
- キャプチャ対象のウィンドウが選択肢に出ない
- 映像は映るが音だけ出ない
画面が真っ暗・真っ黒になる
画面が真っ暗・真っ黒になる原因は主に3つあります。
- GPU設定のミスマッチ:OBSとキャプチャ対象のアプリが異なるGPUで動作している場合に発生。特にノートPCなど、GPUが2つ搭載されている環境でよく起こる
- コピーガード:NetflixやAmazon Prime Videoなど、DRM保護されたコンテンツはOBSでキャプチャできない仕様になっている。また、セキュリティソフトの干渉が原因になることもある
- キャプチャ方法の不一致:「ウィンドウキャプチャでフルスクリーンのゲームを取り込もうとしている」など、取り込みたい映像に対してソースの選び方が間違っている場合に発生する
ノートPCでGPUが2つ搭載されている環境では、GPU設定の確認を最優先で行いましょう。
合わせ鏡のように無限ループする
合わせ鏡のように映像が無限ループして映る症状は、画面キャプチャによって「OBS自身のウィンドウ」をそのまま取り込んでしまっていることが原因です。
デュアルディスプレイ環境でOBSを表示しているモニター自体をキャプチャ先に選んでしまっている場合や、シングルモニター環境でOBSの画面を開いたままデスクトップ全体をキャプチャしている場合に起こる現象です。
キャプチャ対象のウィンドウが選択肢に出ない
ウィンドウキャプチャのプロパティを開いても、キャプチャしたいウィンドウが選択肢に表示されない場合、原因は主に以下の3つです。
- ウィンドウが最小化されている:OBSは、タスクバーなどに最小化された状態のウィンドウを認識・選択できない仕様になっている
- フルスクリーン設定になっている:ウィンドウキャプチャは、フルスクリーンで動作しているゲームやアプリをウィンドウとして認識しない
- 起動順序の問題:OBSでウィンドウキャプチャの設定画面を開いた「後」にアプリを起動した場合、OBS側が後から開いたウィンドウを認識できず、選択肢に表示されない
OBSを起動した後、アプリを起動する順番を守ると選択肢に正しく表示されます。
映像は映るが音だけ出ない
映像は正常に映っているのに音だけ出ない場合、OBS上の「デスクトップ音声」の出力設定が適切でないか、キャプチャソースにおける「音声キャプチャ」のON/OFF設定が原因であることがほとんどです。
OBSの音声ミキサーを開き、デスクトップ音声が有効になっているか(メーターが動いているか)を確認しましょう。
なおMac環境の場合は、OSのバージョン(macOS 13 Ventura以降か、以前か)やOBSのバージョンによってデスクトップ音声を取り込むための仕様が大きく異なります。そのため、自身の使用環境の仕様に合っていない設定をしていると、音声が取り込めない原因となります。
OBSの画面キャプチャが映らないときの対処法【Windows 10/11】
Windows 10やWindows 11の環境でOBS画面キャプチャが映らない場合、GPU設定の変更と管理者権限での起動が効果的な対処法です。
ノートPCでGPUが2基搭載されている環境や、原神・ストリートファイター6などのゲームをキャプチャしたいときは、以降の手順を優先して試してみてください。
グラフィック設定でOBSに高パフォーマンスGPUを割り当てる
ゲーミングPCなどの高スペックPCには、CPU内蔵のGPUと専用の外部GPUの2つ搭載されていることがあるため、GPUが互いに干渉していないか確認することも大切です。
Windows 11での設定手順は次のとおりです。
- Windowsの「設定」を開く
- 「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィック」を選択する
- 「アプリを追加する」から「デスクトップアプリ」を選び、「obs64.exe」を追加する
- 追加されたOBSの「オプション」をクリックし、「高パフォーマンス」を選択して保存する
Windows 10の場合は「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィックの設定」と進むと同様の設定が可能です。
管理者権限でOBSを起動する
ゲームによってはOBSを管理者権限で起動しないとキャプチャが映らないケースがあります。「原神」や「ストリートファイター6」がその代表例です。
【通常版OBSの場合】

- デスクトップまたはスタートメニューのOBSアイコンを右クリックする
- 「管理者として実行」を選択する
【Steam版OBSの場合】

- Steamを起動し、「ライブラリ」を開く
- 左側のリストから「OBS Studio」を右クリック
- 表示されたメニューから「管理」へ進み、「ローカルファイルを閲覧」をクリック
- 開いたフォルダの中から、「bin」フォルダを開く
- 「64bit」フォルダを開く
- 「obs64.exe」(または「obs64」)を右クリックし、「管理者として実行」を選択
コピーガードやセキュリティソフトの干渉を確認する
ストリーミングサービスのコピーガードやPCのセキュリティの確認も重要です。著作権保護のコピーガードがかかったストリーミングサービスをキャプチャすると、OBSの画面キャプチャが真っ暗になります。
セキュリティソフトがOBSの通信をブロックしている場合は、ファイアウォールの例外設定にOBSを追加しましょう。
- 使用中のセキュリティソフトの設定を開く
- 「ファイアウォール」または「例外プログラム」の項目を探す
- OBS(obs64.exe)を例外リストに追加する
- OBSを再起動して映像が映るか確認する
コピーガードがかかっているサービスは仕様上OBSでのキャプチャができません。プロパティ画面が黒く表示された場合はコピーガードを疑いましょう。
グラフィックアクセラレーションを無効にする
ChromeなどのブラウザをウィンドウキャプチャやOBSの画面キャプチャで映そうとすると真っ黒になる場合、ブラウザのグラフィックアクセラレーション(GPUによる描画処理の高速化機能)が原因のことが多いです。
Chromeでの無効化手順は次のとおりです。

- Chromeを開き、右上の「︙」メニューから「設定」を選択する
- 左サイドメニューの「システム」をクリックする
- 「グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」のトグルをOFFにする
- 「再起動」ボタンをクリックしてChromeを再起動する
- OBSでウィンドウキャプチャを設定し直して映像が映るか確認する
Edgeなど他のブラウザでも同様の設定項目が「設定」→「システム」内に存在するため、確認してみてください。
OBSのウィンドウ除外設定で合わせ鏡を防ぐ
画面キャプチャでOBSのウィンドウを除外すると合わせ鏡を防げるので、以下の方法で進めましょう。

- 「設定」→「一般」の順にクリック
- 「スクリーンキャプチャからOBSウィンドウを非表示にする」をONにし、「OK」をクリック
OBSの画面キャプチャのプロパティ内には「ウィンドウを非表示にする」という項目があり、除外対象のウィンドウを指定できます。プロパティを開き、除外ウィンドウの選択肢から「OBS Studio」を選ぶだけで設定は完了です。
OBSの画面キャプチャ設定の詳しい操作方法については、以下の記事も参考にしてください。
>>OBSでゲームキャプチャが映らない時の対処法は?原因別の解決策を徹底解説
OBSの画面キャプチャが映らないときの対処法【Mac】
MacでOBSの画面キャプチャが映らない場合に最も多い原因は、macOSのセキュリティ設定で画面収録が許可されていないことです。
以降の手順でmacOSの画面収録許可設定と、Mac版OBS専用のキャプチャソース選択について確認しましょう。
「画面収録とシステムオーディオ録音」でOBSを許可する
MacでOBSを初めて起動した際やmacOSのアップデート後にキャプチャが映らなくなった場合、画面収録の許可設定を確認するのが最初のステップです。
設定手順は次のとおりです。
- Appleメニュー→「システム設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックする
- 「画面収録とシステムオーディオ録音」を選択する
- リスト内のOBSを見つけてトグルをONにする
- OBSを再起動して画面キャプチャが正常に映るか確認する
出典:Apple「画面収録やオーディオ録音の使用をアプリに許可する」
許可済みなのに映らない場合は、一度OBSのトグルをOFFにしてから再度ONにすると解決することがあります。
macOS スクリーンキャプチャを使う
Mac版OBSでは、Windowsと同じ感覚で「画面キャプチャ」ソースを追加しても映らないケースがあります。Mac版OBS専用の「macOS スクリーンキャプチャ」ソースを使う必要があるためです。
手順は次のとおりです。
- OBSのソースパネル下部の「+」をクリックする
- 「macOS スクリーンキャプチャ」を選択する
- プロパティでキャプチャしたい画面・ウィンドウ・アプリを選択する
- 「OK」をクリックして設定を完了する
通常の「画面キャプチャ」ソースはMac環境では正常に動作しない場合があるため、Mac版OBSでは必ず「macOS スクリーンキャプチャ」を選択してください。
Mac版OBSの詳しい設定方法については、以下の記事も参考にしてください。
>>OBSはMacでも使える!ダウンロードの方法と配信時の設定を解説
OBSのウィンドウキャプチャが映らないときの対処法
ウィンドウキャプチャが映らない場合は、ウィンドウの状態とキャプチャ方法の設定を見直すのが先決です。
ここでは、以下4つの手順を解説します。
- ウィンドウの最小化解除
- フルスクリーン解除
- キャプチャ方法の変更
- 正しいウィンドウ選択
ウィンドウの最小化やフルスクリーンを解除する
OBSのウィンドウキャプチャが動かないと感じたら、まずキャプチャ対象のウィンドウが最小化されていないか確認しましょう。最小化された状態ではOBSがウィンドウを認識できず、プロパティでの選択もできなくなります。
フルスクリーンの場合は、ゲームやアプリの設定画面から表示モードを「ウィンドウモード」または「ボーダーレスウィンドウ」に変更しましょう。
Windowsキー+Dでデスクトップを表示してからゲームに戻すとウィンドウモードに切り替わることもあります。
通常ウィンドウ表示に戻した後、OBSのソース設定を開き直して映像を確認してください。
キャプチャ方法を「Windows 10(1903以降)」に変更する
ウィンドウキャプチャのキャプチャ方法が「自動」のままだと正常に映らない場合があります。プロパティでキャプチャ方法を手動指定すると解決できるケースが多いです。

- OBSのソースパネルでウィンドウキャプチャをダブルクリックしてプロパティを開く
- 「キャプチャ方法」のドロップダウンを「自動」から「Windows 10(1903以降)」に変更する
- 「OK」をクリックして映像が映るか確認する
「Windows 10(1903以降)」で映らない場合は「BitBlt」も試しましょう。キャプチャ方法はアプリやゲームごとに異なるため、「自動」以外を順番に試すことを推奨します。
正しいウィンドウを選択しているか確認する
ウィンドウキャプチャのプロパティに同名または類似名のウィンドウが複数表示される場合、誤ったウィンドウを選択している可能性があります。
プロパティのウィンドウ一覧から別の候補に切り替えながら映像プレビューを確認し、正しいウィンドウが映るまで順番に試しましょう。
ウィンドウキャプチャの設定画面を開いた後にアプリを起動した場合、選択肢にそのアプリは表示されません。設定画面を一度閉じ、アプリを起動した後に再度設定画面を開くと表示されるようになります。
OBSのゲームキャプチャが映らないときの対処法
ゲームキャプチャが映らない場合はモードの変更と管理者権限での起動が効果的です。
ここでは、以下4つの手順を解説します。
- モード変更
- 画面モード変更
- アンチチート設定
- 非対応ゲームへの対処法
モードを「特定のウィンドウをキャプチャ」に変更する
「マイクラ(マインクラフト)Java版」などを配信したい場合、設定を「特定のウィンドウをキャプチャ」に変更するだけで画面が映るようになるケースが多いです。
最初の設定(フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ)のままだと、枠のある「ウィンドウモード」で遊んでいるゲームをうまく読み込めないことがあるためです。設定を変えれば、ゲームの表示形式に関わらず確実に画面を指定できるようになります。
設定手順は次のとおりです。

- OBSのソースパネルでゲームキャプチャをダブルクリックしてプロパティを開く
- 「モード」のドロップダウンを「特定のウィンドウをキャプチャ」に変更する
- 「ウィンドウ」のドロップダウンからキャプチャしたいゲームを選択する
- 「OK」をクリックして映像が映るか確認する
ゲーム側の画面モードをボーダーレスに変更する
ゲーム画面が映らないときは、ゲーム内の設定画面で表示モードを「ボーダーレス」に変更すると解決することが多いです。
ゲームが画面いっぱいに広がる「フルスクリーン」の状態だと、OBSが映像をうまく読み込めないことがあるためです。「ボーダーレス」は、見た目は画面いっぱいのままですが、パソコンの中では「枠のないウィンドウ」として扱われるため、OBSが認識しやすくなります。
もしボーダーレスに変更しても映らない場合は、最終手段として枠のある「ウィンドウモード」に切り替えてみてください。
アンチチート互換性フックの設定を切り替える
PUBG、ARK、Fortniteなどのゲームで画面が映らない場合は、「アンチチートの互換性フック」という設定のON/OFFを切り替えると解決するケースがあります。
ゲームに入っている不正ツール(チート)を防ぐためのセキュリティが原因で、OBSが映像を読み込めなくなっている可能性があるためです。
設定を切り替える手順は以下のとおりです。

- OBSのゲームキャプチャのプロパティを開く
- 「アンチチート互換性フックを使用する」チェックボックスの状態を確認する
- 現在ONならOFFに変更して適用し、映像を確認する(OFFの場合はONにして確認する)
対応していないゲームはウィンドウキャプチャに切り替える
Destiny 2やCounter-Strike 2(CS2)などのゲームで映らない場合は、「ウィンドウキャプチャ」や「画面キャプチャ」といった別の方法に切り替えて映像を取り込みましょう。
実はすべてのゲームが「ゲームキャプチャ」に対応しているわけではなく、一部のゲームは仕様上サポートされていないためです。OBSの画面から今あるゲームキャプチャを削除し、新しくウィンドウキャプチャか画面キャプチャを追加して、ゲーム画面を選び直してください。
なお、ゲームキャプチャよりもパソコンへの負担が少し大きくなる(動作が重くなる可能性がある)点だけ注意しましょう。
OBSでキャプチャーボードの映像が映らないときの対処法
OBSがキャプチャーボードを認識しない場合、ドライバーの未インストールや古いバージョンが原因であることが多いです。Windowsデバイスマネージャーで次の手順を確認しましょう。
- キャプチャーボードのドライバーを確認・更新する
- HDCPを無効にする(PS5/PS4)
- HDMIケーブルとUSBポートの規格を確認する
- 他のキャプチャソフトを終了する
キャプチャーボードのドライバーを確認・更新する
OBSがキャプチャーボードを認識しない場合、ドライバーの未インストールや古いバージョンが原因であることが多いです。Windowsデバイスマネージャーで次の手順を確認してください。
【確認手順】
- Windowsキー+Xを押して「デバイスマネージャー」を開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」または「画像処理デバイス」の項目を展開する
- キャプチャーボードのデバイス名に「!(警告マーク)」が表示されている場合、ドライバー未インストールまたは破損の状態
【更新手順】
- デバイス名を右クリック→「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動検索」を試す
- 自動更新で解決しない場合は、メーカー公式サイトから最新ドライバーをダウンロードして手動インストールする
ドライバーを再インストールする場合は一度アンインストールしてからPCを再起動し、新しいドライバーを入れ直すのが確実です。
HDCPを無効にする(PS5/PS4)
PS5やPS4のゲーム画面が映らないときは、本体設定で「HDCP(著作権保護の仕組み)」を無効(OFF)にしましょう。有効のままだと、コピーガードが働いてOBSに映像が映りません。
【PS5の場合】
- 設定を開く
- 「システム」を選択する
- 「HDMI」を選択する
- 「HDCPを有効にする」をOFFにする
【PS4の場合】
- 設定を開く
- 「システム」を選択する
- 「HDCPを有効にする」のチェックを外す
HDCPを無効にすると、PlayStation Storeや一部の動画サービスが視聴不可になる場合があるため注意してください。
Nintendo Switchについては、通常モデルと有機ELモデルはTVモードでHDMI出力が可能で、キャプチャーボードとOBSを組み合わせた配信に対応しています。ただしSwitch Liteは映像出力端子(HDMI端子)を搭載しておらず、キャプチャーボードは使用できません。
HDMIケーブルとUSBポートの規格を確認する
キャプチャーボードの映像がモニターに映らない場合は、HDMIケーブルを交換したり、挿し込むUSBポートを変更したりして改善するか試してみましょう。ケーブルの故障や、USBポートの規格(バージョン)が合っていないことが原因のケースがあります。
確認ポイントは以下の2点です。
- HDMIケーブルの確認:別のHDMIケーブルに差し替えて映像が映るか確認
- USBポートの規格確認:USB 3.0以上を必要とするキャプチャーボードをUSB 2.0ポートに接続すると映像が映らない・遅延が発生しやすい。PCのUSBポートの規格を確認し、対応するポートに接続し直す
ポートを変えても改善しない場合はUSBハブを外し、PC本体のポートに直接接続して試しましょう。
他のキャプチャソフトを終了する
OBS以外の配信・録画ソフト(XSplitやStreamlabsなど)が起動している場合は、すべて終了させましょう。キャプチャーボードは複数のソフトで同時に使えないことが多く、他のソフトが裏で動いているとOBSで映像を認識できなくなります。
タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開き、OBS以外の配信・キャプチャ系ソフトが起動していないか確認して終了させてからOBSを再起動してください。
キャプチャーボードの接続方法や対応機器の詳細については、以下の記事も参考にしてください。
>>【OBS】キャプチャーボードを使ってゲーム配信する方法を徹底解説
OBSの画面キャプチャソースの選び方と特徴
OBSには以下4つのキャプチャソースがあり、用途に合ったソースを選ぶことが映らないトラブルの予防にもつながります。
- 画面キャプチャ
- ウィンドウキャプチャ
- ゲームキャプチャ
- 映像キャプチャデバイス
目的に合わないソースを選んでいること自体がトラブルの原因になるため、各ソースの特徴を把握しておきましょう。
画面キャプチャ|PC画面全体を映す
OBSで画面キャプチャを設定する際は、以下3つのポイントに注意しましょう。
- OBSを最大化していないことを確認
- クロップを使って取り込み範囲を指定
- 画面を隠したい場合はスタジオモードを活用
キャプチャソースの選択では、OBSを最大化せずに通常のウィンドウ画面に保ちましょう。キャプチャソースを設定する過程で合わせ鏡のような画面が表示されるため、表示画面を確認しながら作業を進める必要があるからです。
ウィンドウキャプチャ|特定のウィンドウだけを映す
ウィンドウキャプチャの設定では、視聴者に見せたいウィンドウを最小化やフルスクリーンにしたりせず、通常ウィンドウの状態を保ちます。最小化されたウィンドウは、選択肢として表示されません。
音声キャプチャがOFFになっていることを確認しましょう。ONのままに設定されていると、BGMが二重に流れることがあるので注意が必要です。
ゲームキャプチャ|PCゲーム専用のキャプチャ
ゲームキャプチャを使用してスムーズに配信するためには、以下の設定がおすすめです。
| 設定項目 | 設定内容 |
|---|---|
| モード | 「特定のウィンドウをキャプチャ」を選択 |
| ウィンドウ | 取り込みたいゲーム名が記載されているものを選択 |
| ウィンドウの一致優先順位 | 「タイトルに一致、そうでなければ同じ実行可能ファイルのウィンドウを見つける」を選択 |
| チェックを入れる項目 | 以下2つにチェックする・「キャプチャのフレームレートを制限する」・「アンチチート互換性フックを使用する」 |
映像キャプチャデバイス|外部機器の映像を取り込む
OBSで映像キャプチャデバイスを設定する際のポイントは、以下の2つです。
- 雑談配信ではWebカメラの設定が必要
- TVゲーム配信にはキャプチャーボードとドライバーが必要
映像が映らないトラブルの多くは、Zoomなど他のアプリがカメラを占有していることが原因で起こります。他のソフトを終了し、設定画面の「デバイス」欄で正しい機器名が選択されているか確認しましょう。
まとめ
OBSの画面が映らないトラブルが起きたら、まずは「再起動・アップデート・ソース(映す画面)の再追加」という、3つの基本手順を試すのが解決への一番の近道です。
解決しない場合は、記事内の「症状別チェックリスト」を活用して原因を探り、ご自身の環境(WindowsやMacなど)や目的に合った対処法へ進みましょう。
すべての手順を試しても直らないときは、別の映し方に切り替えるのも有効です(例:ゲームの画面が映らないなら、ウィンドウや画面全体を映す設定に変えてみるなど)。
状況に合わせて適切な方法を選ぶことが、スムーズに配信や録画を再開するコツです。




